When I Dream

~気侭な戯言日記~

後手後手な介護/病院政策

2010-03-29 23:45:15 | 医療/介護/病院ネタ
今はホームヘルパーって言う呼び方じゃなくて、介護ヘルパーっていうのかな??元々、興味がないどころかその資格には反対だったし、現状がどうなっているのかはよく解んないんだけど、その道に進むのなら、介護福祉士資格か社会福祉士を目指す方がいいと思っていた。←どう違うのかをよく解ってないけど(バカ)→最低でもケアマネくらいは取った方がいいかもしれない。けどさ~、他人の身の回りのお世話をする事が苦にならない人なんて、いないと思うけどなぁ。肉親の世話だってかなりシンドイに違いないんだし。看護師だって手を焼く患者には困っているのに、介護系はもっと突っ込んだお世話をするからね。それが果たして、職業として確立出来るものなのか、今でも疑問に感じている。

介護系の仕事の大変さや、事業所のズサンさ、施設のズサンな運営などは、暴力ヘルパー事件や施設の火事などの報道が時々出るから、だんだんと浮き彫りになってきてはいると思うけど、市町村や厚生労働省が、その内部事情とか実態を100%掴んでいるとは全然思えない。世間一般の人には今だに知られていない事も、まだまだ山のように潜伏していると思う。

さて、医療介護CBニュースによると、・・・“今後の介護人材の養成の在り方に関する検討会”・・・っていう会合が初めて厚生労働省で開催されたそうだけど、検討会では、・・・“現状に即した介護福祉士養成の在り方や介護職の長期的なキャリアの在り方について”・・・を議論していく予定だって。
まぁ、ホムヘルだって、取りあえず作ったから皆応募してね~みたいなモンだったよね(微笑)
そのツケがこの数年で噴出してきたようなモノとも言えると思うけど、介護施設や在宅じゃなくても、中小の病院だったら、いわゆる看護アシスタントとか、看護助手/ヘルパーと呼ばれる人達の多くが、何年勤務しようとも、介護ヘルパーの資格を取れずに、介護ヘルパーと同じようなお世話をしている人が大勢いるはず。むしろ、介護ヘルパーよりも介護を熟知している人が多いかもしれない。

仕事内容は、厳密には、病院によっても違うだろうけど、看護や医学の知識もそこそこ身に付いている人がけっこういると思うんだよねぇ。食事介助とか入浴介助とか、汚物処理までこなしてるから。
看護師が足りなくて、看護助手/ヘルパーだけでやらざるを得ない状況になっているとは言え、仕事を任されているというより、押し付けられている場合も少なくはないと思う。
中小の病院は経営破綻寸前というとこも少なくないはずだし、近隣のちょっと大きな総合病院クラスから、術後の転院患者をすぐに受け入れざるを得なかったりしてるトコが多いんじゃないかなぁ??
そういう、病院で働いている看護助手の立場の人を救済する手段も講じて欲しいモノだ。

そうそう、医療介護CBの記事によると、3年以上の実務経験があれば、介護福祉士の資格を取得する為の国家試験が受けられる・・・実務経験ルート・・・があったけど、2012年度からは、600時間以上の養成課程を義務付ける検討をしているみたい。働きながら要請課程を受ける時間なんてあるかなぁ。
准看護師だと、働きながら正看になる為の勉強をしている人はいるけど、それは若いうちだからできる事であって、結婚して子供を持っている女性とか、こんな御時世だから、男でも30代40代で介護の道に飛び込んだ人もいると思うけど、家庭を持っているとかなり大変だよねぇ。
介護の職場が、それを容認できるのか、送り出せる環境にあるのかは大きな疑問だな。

土日休みで仮に12時間受講できても・・・、週に2~3回、午前午後のいずれかの受講だとしても・・・、何ヶ月、何年かかる事やらだよ。そんな事が続いたら身体が持たないって。集中講義で抜ける事は会社が許さないだろうし、仕事が回らなくなるんじゃないの??
考えるんだったら、ホントの抜き打ちで実態調査をしてからの方がいいんじゃないのかなぁ??
会議に出る人で、実態を把握している人は何人いるんだろう??って思っちゃうなぁ。
・・・介護職は自分には関係ないって思ってるんじゃないの??・・・とも思っちゃう(笑)

さぁ、介護の現場で働く皆さん、声を大にして、意見しましょうぞ。

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