解説本を片手にタロットをやり始めてから、かれこれ20年は経つけど、ホロスコープ・スプレッドを好んで使い始めたのは2000年よりちょっと前の頃だったかなぁ??その当時、書店で目にするタロット本は、1度はたいてい目を通していたけど、ホロスコープ・スプレッドを紹介/解説しているタロット本は見た事がなかった。今でこそ、ネットで検索すると多くの人が紹介しているけど、当時はPCなんて持ってなかったから知る由もない。なぜ使い始めたのかというと、それは単に思いつきで、タロットの後に興味を持って、独学でちょっとかじった西洋占星術/ホロスコープの・・・宮:ハウス・・・に当てはめたら、総合判断が出来るんじゃないかと思ったから(微笑)その後、PCを買ってHPも作るようになって、2002年にタロット・ページ上にチラッと載せてみた(笑)ってわけで、誰かに教わったわけじゃなくて、宮に相当する場所の意味付けや、カードとカードを関連付けての読み方も自己流です(爆)昨年度は、民主党政権とか有名人とか、質問者と対峙しない遠隔式にもトライしてるけど、単に実験的で憶測の域は出ていないようなもんかなぁ??←素人にちょっと毛が生えたようなもんだから、そんなもんか(爆)
タロットをやり始めた頃は、大アルカナカードしか使ってなかったし、解説本に書かれている事を丸呑みして引用するしかなかったし、当てる事を念頭にした・・・占い・・・だと考えていたけど、本に書かれている事柄と、相手の質問内容、及び現実と近未来が合致する事は少なかった。今ならそれは当たり前の事で、近未来から先の事象/状況は流動的で、思考と行動と選択で変化しやすいという事も解る。
で、ホロスコープ・スプレッドを試し始めてみると、総合判断と言えども、宮に相当する部分の意味に、大アルカナカードの多岐に及ぶ意味を当てはめる事と、カードとカードの繋がりをイメージして的を絞るのは難しく、それならばっと、意味のふり幅の小さい小アルカナカードも混ぜて使うようになって、トライしているうちに、複数のカードを絡めてイメージを絞り込む・・・推理/予測・・・に徐々に慣れていった感じかな~。
さて、西洋占星術/ホロスコープの・・・宮:ハウス・・・の基本的意味は、解説本によってちょっとニュアンスが違って書かれていたりもするけど、おおよそでは以下の通りになるかな~。
1宮:本人のパーソナリティ、2宮:金銭や所有/物質に関する事、3宮:知識やコミュニケーション、学習
4宮:家庭の状況や両親、5宮:恋愛パターンや趣味娯楽に関して、6宮:身体の健康や病
7宮:結婚や契約に関して、8宮:死と性、相続や財産、9宮:精神性や哲学、外国、将来
10宮:職業や社会性、他人から見た自分の印象、11宮:友人知人、交友関係、12宮:障害や秘密
これ以外にも細かい意味づけが本には書かれているから、かなり幅広いよね。ホロスコープでは太陽系の天体の意味を関連付けて分析するけど、タロットリーディングもそれと似たような感じで分析できるかな~。
けど、levieは、ちょっと意味づけを自己流で変えてます。それは以下の通りになります。
1宮:質問者の現状、2宮:金銭と物質面、3宮:知識やコミュニケーション、近未来
4宮:家庭におけるライフスタイルや両親、5宮:公におけるスタイル全般、6宮:食や健康、ヘルス面
7宮:契約や上司、現状の先行き/見通し、8宮:SEXや死、資産や相続、9宮:深いメンタリティ、遠い未来
10宮:社会的ステイタス、評価やアピール、11宮:私的ライフスタイル、友人知人12宮:障害や秘密
ホロスコープの宮の基本を押さえた上で、こんな感じでイメージするようになったんだけど、円を描くように並べた
真ん中に、関連付けで1クッションおく意味と、全てのカードをフォローする補足の意味で13枚目を置きます。質問に対しての見通しや結果の意味もあると言えるかなぁ??主にアドバイスで考慮してるに過ぎないけど。
並べてみないとピンと来ないかもしれないけど、1は7、2は8と言うように、対極にあるカード同志は関連が色濃く現れる事が多いと思う。例えば3枚目で、新しく興味を持ったモノ、勉強を始めたモノが感じられたら、9枚目にその成果を見て取れる事もある。けど、必ずしも対極同志って事はなくて、例えば、5枚目で恋や愛の可能性を感じたら、7枚目で結婚、8枚目で肉体の相性というのを読み取れたりもする。
このあたりはホロスコープの解読手順と似てるトコと言えるだろうなぁ。ホロスコープ・スプレッドは、一応は総合判断だから、全てのカードとの関連付けが可能だけど、たいていは、質問内容が仕事の事とか、恋愛の出会いや結婚に関してのはずだから、相手にカードをシャッフルしてもらう時に、・・・この先半年から1年くらいの仕事と恋愛について・・・と、2つか3つに的を絞ってイメージしてもらう方がいいと思う。
ホロスコープ・スプレッドのいいトコは、levieの経験だけど、その際の対人関係上の自分の立ち位置、現状を整理しやすい所かなぁ。近未来の一つの可能性を提示する事で、相手が・・・なるほどな・・・って思ってくれる事が多いんじゃないかと思う。よりピンポイントに絞りたいなら、levieは苦手でやらないけど、ケルト十字の方が状況がもっとハッキリするとは思うけど。ん~、個人的にはヘキサグラムの方が好きかな~。
昨年は民主党政権や八ツ場ダムついてもトライしてみたけど、その際には、個人をリーディングする場合とは大幅に宮の意味合いは違えてます。民主党政権だったら、2は税金や国家予算にもなるし、4は国会、9は外交面、10は国政の動向になるし、八ツ場ダムの場合には、出たカードから、1~6が国側、7~12が地元かな~っと解釈して書いてます。個人の場合にも、質問内容によって、宮の意味合いを、より解り易く、現実に沿った事柄に置き換える事が可能だろうと思います。さぁみなさん、ぜひお試しあれ。
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