泣かないと決めた日：緊急スペシャル

今年の冬に放送された、榮倉奈々の主演のフジTVの・・・“泣かないと決めた日”・・・はけっこう陰湿だったよねぇ。北乃きいが主演した・・・ライフ・・・の2番煎じで、シチュエーションを変えただけという感じもあったけど、実話を基にしたドラマだと宣伝してたんだっけ??あんな会社なんてあるわけないじゃんと思って見ていた人が多いと思うけど、あんなに酷くなくても、ネチネチと嫌味を連発したり、必要以上にキツク当り散らしたり、筋の通らない怒りをぶちまける輩もいるのは事実かな～。でもまぁ、人間模様は立場によっても違ってくるものだし、個人個人でいろいろって事になるかなぁ。さて、今日は・・・“泣かないと決めた日”・・・の2時間：緊急スペシャルがあってつい見ちゃったんだけど、これはオリジナルストーリーなのかな??

ん～、なんか微妙な脚本だなぁ。合併に関わる社内事情なんて、levieには想像すら出来ないけど、ああいうもんなの??もしかして～、キリンとサントリーの合併決裂の裏事情って、ドラマのように、筆頭株主の猛反発でポシャッたようなモノだったのかなぁ??まぁそれはいいとして、2年目の社員が突然秘書に抜擢される事なんていくらなんでもないんじゃない??っと、秘書があんなカラオケ接待なんてする??さらには援助交際もどきな事なんて、やりすぎなんじゃないの??まぁ、会社によっては、社長の愛人とか、部長の愛人とか、そういう話もチラホラあるんだろうけどさ。ちょっと飛躍しすぎなんじゃないのかなぁ??と思った。

美樹をいじめて男を寝取った嫌な女は、アメリカで逆にいじめられたけど、あれも取って付けたような陳腐な内容だったなぁ。伊藤かずえの存在感だけが浮き上がってたよね（笑）最初のお食事会の蟹のエキス入り～ってシーンで、その後の展開が読めちゃった。しかし～、要潤ってあんなにエリートな設定だったっけ??
最もインパクトがあったのは佐々木すみえさんかな～。この人は変化自在で巧いと思う。っていうより、声の響きがどっしりとしてて、薄っぺらいイメージの出演者の中で唯一威光を放っていたと思う。
最初は夜の雨の中のシーンで出てきたんだったかな??そこで鍵を握る人だとすぐ解っちゃった。

後半のハイライトシーンは、主演の榮倉奈々の回想シーンを混ぜながら進んだけど、先読みが出来ちゃう展開だったのは面白みには欠けたなぁ。緊急スペシャルというにはあまりにも薄い内容だった。まぁ2時間じゃこの程度が関の山というモノかもしれないけどね～。←主演が榮倉奈々じゃしょうがないか（爆）
どうせだったら、杏がいじめられる側に回ったアメリカ編を作った方がよかったんじゃ??せっかく伊藤かずえを使ってるんだから、・・・不良少女とよばれて・・・ばりの威圧感を見せ付けて欲しかったねぇ（笑）

ってわけで、超微妙な・・・泣かないと決めた日：緊急スペシャル・・・でした。