不安を煽る商売

世の中は・・・人の弱みを逆手に取ったような商売が、身近なところにゴロゴロ転がってきているのかなぁ・・・。真っ先に思いつくのは昔からある“悪徳霊感商法”の類いや、近年顕著になってきている“健康”を売り物にしたようなモノかなぁ。
“ 弱み”まではいかなくても・・・“幸運を呼び込む為に”とか、“将来の備えのために”とか、“自分を磨くために”とか、その他普通の商売でも・・・なんとかして人の気を引こうとして、あの手この手を考えたりしているような・・・。なんとなくだけど、そんな風潮が密かに色濃くなってきているような・・・気がするなぁ。イメージ戦略だったり、口コミ戦略だったり、強引なやり口だったり・・・きっと色々なパターンがあるんだろうと思う。←憶測

「信じる者は救われる」「正直者はバカを見る」「うまい話にゃ罠がある」「綺麗なものには棘がある」・・・そんな事を子供の頃にはよく聞かされたものだけど・・・「ブタもおだてりゃ木に登る」「口の巧い奴は信用できない」「見た目に騙されるな」・・・もよく聞いた（微笑）
さらに近年だと・・・「外は豪華でも中はスカスカ」・・・なんて事も（笑）

流行り廃りの中で、いわゆる悪徳商法と言われるモノは、色々なものがあったけど、近年だとベンチャーやソーホーなどの“Risky Business”←それは青春白書：トム・クルーズ→も・・・近いものがあるかもしれない。表沙汰にはなってないけど、社長／代表以下、社員が数人しかいないような若い会社で、商品の返品などのクレームが増えているらしい・・・。
levieも何ヶ月か前に・・・“またクレームだぜ”“信用して買う方が悪いのにな”・・・って言う会話を、某所で偶然聞いちゃった事が数回ある←なんの商売なのかは謎だけど

・・・長い前置きはこれくらいにして・・・（爆）
東京・大阪・福岡などでエステ店を経営する“ヴィーナスグループ”が、特定商取引法に基づいて、新規勧誘と契約を6カ月間停止する命令を、経済産業省に出されたんだとか。
“ヴィーナスグループ”は、「ソシアル」「ヴィーナス」「シャラ」「ソルリオ」などの名称で全国21店舗で事業を展開してて、年商13億円で企業としては中堅規模だそう。

記事を読むと・・・20～30代の男女をターゲットにして、年間で約3000件の新規契約を取っていたみたいだけど、実際には、アンケートに答えてもらおうとしたり、“今なら1回1000円でエステを受けられる”・・・と、街の繁華街で通行人に近づいて、断られても、近くのビルにある営業所に強引に連れて行って勧誘したっポイ。昔の電話勧誘みたいなやり口なのかもしれないねぇ。事務所に連れ込んじゃえばこっちのもの・・・みたいなさ。
キャッチセールスだと・・・“サインするまで帰すな”・・・ってある意味鉄則だからなぁ。全国の消費生活センターに寄せられる苦情は年間200件ほどで、そのほとんどが解約を巡るトラブルみたいだけど、ローンを組まされて泣き寝入りしている人も多いのかもねぇ。

でももっと酷いのは・・・“肌チェック”の際に 「毛穴が開いていて角質の汚れが取れていない」とか、「25歳までにやらないと手遅れになる」・・・って、マニュアルに基づいて事実とは異なる説明を繰り返して、不安を抱かせて契約させていたらしい事だなぁ。
エステに興味なんてない、男のlevieは、“ヴィーナス・・・”なんて聞いた事がないし、勧誘されたとしても無視すると思うけど、エステの1年契約で30万～70万円も払うなんて・・・バカバカしいしもったいないし、絶対に有り得ない事だなぁ。
何事にも疑ってかかったり否定するのもどうかと思うけど、キャッチセールスは、疑ってかからないと・・・バかを見るかもしれないからねぇ・・・気を付けなくちゃな。←って言う前に・・・声さえもかけてもらえないlevieなんですけど・・・（爆）

でも・・・至福のマッサージだったら・・・ちょっと考えちゃったりして（爆）←無い無い
最近身体が鈍ってるからさ～（爆）その分ストレッチをしてるけど（笑）