When I Dream

~気侭な戯言日記~

2011.3.11から丸7年

2018-03-11 17:15:40 | 社会の出来事

あれから7年…、東京に住んでいても特に身体には異変らしい異変がなく…、震災前と何ら変わらぬ毎日を過ごし続けて、今では食材や空間線量や内部被爆の事などを…、たいして意識すらしなくなった人が大多数を占めるんじゃないかと思う。復興支援とその度合いや、かつて集められた募金の使途とか、福島原発のその後についても、ほとんどの人があまり気にしなくなっているんじゃないかとも思う。当時はチェルノブイリの原発事故と比較されたりもして、農産物や魚介類の安全性を問われもしていたし、内部被爆や近い将来の様々な疾患の増加を懸念する記述やブログ記事が多く見られたけど、同時にそれを強く否定して打ち消すような記述とブログ記事も多かったよね…。詰まる所は、政府や議員の見解とか、TVに出ているタレント/有名人のコメントや意見に傾いていってしまった…という感じなんだろうけど…、年々、それらの懸念材料を、…な~んだ、単なる杞憂に過ぎなかったじゃないか…っと、考えや行動を変える人を増やし続けているのが現在かもしれない。1つには2年後に開催が予定されている東京オリンピックが、個々の気持ちや感覚、様々な思惑と期待感で大きな影響を与えているとも言えるだろうねぇ…。水を差すような発言は嫌がられるし疎まれるだろうから…。

さて、東日本大震災は、大津波による深い傷痕を残して、それは今だに癒えてはいないと思うけど、復興自体があまり進んでいない場所も数多く残っていると思うし、原発事故による放射性物質で汚染された土地と水、食材摂取による内部被爆…、の不安/懸念要素は払拭されてはいないんだし、深く静かに継続中である事は…、忘れてはいけないと思う。
今ではワイドショーやニュースで取り上げられる事はないし、安全性を前面に出した宣伝も時々見られるけど、放射性物質の半減期がどれ程の歳月を要するのかを考えたら、将来、自分の身に…何か…が降りかかる可能性があるだろう事からは目を背けられないと思う。それが子供や孫だとしたら…、7年前は多くの人がそう考えたんじゃないのかな…。けど、いつしか考える事や行動して選ぶ事にも疲れ…、目に見える変化や肌で感じるような不穏なムードが感じられなくなるにつれ…、それが…今…に繋がっていると言えるのでは…??

levie家でもそんな様相ではあるし、levieもその当時よりは気持ちがかなり緩んでしまっているけど、可能な限り、西日本の産地、会社住所を選ぶようにはしてるかなぁ…。少なくとも南東北~関東よりは安全かな??っと。けど、元々の食材をどこから仕入れているかは解らないから防ぎようがないのも事実で、加工工場が西日本と言うだけの事にもなっていると…思ってもいる(苦笑)←もう自己満足の世界だよねぇ(爆)→子供を守るべき大人、消費者を守るべき食品会社、国民を守るべき政府は、そこのトコをどう考えているんだか…。
逆の視点では農家、生産者の生業と収入を守るという事もあるけど、大きな枠と時間的スパンで考えたら、まずはそこの安全性の確保が本来なら第1にならなければいけないよねぇ。…そんな事言っても…、…俺たちはどうすりゃいいわけ??…ってなるけど、そこを国家/政府が…、と言うのが本来のスジというものじゃないのかなぁ…。まぁいろんな問題を含んでいるだろうし~、大混乱を避けるためには…、伏せねばならない事も…、あるんだろうけどね…。

けど…、立ち入り禁止区域の解除は正しい事だったと言えるのかは疑問だなぁ…。
その土地で育った人には愛着があるのは当然だけど、諸事情で戻りたくても戻れない人もいるだろうし、その気のない人もいて当たり前…。甚大な津波の被害を被った場所もそうだけど、家を建て直したり買うにはお金がいるし、高齢者だとそれは無理かもしれないし酷な事になるよねぇ。新しい家を手に入れたとしても、スーパーやコンビニ、郵便局や銀行、学校や病院など、生活が以前より不便になるようでは…、だしねぇ…。ちょっと前にTVで見たけど、バスやタクシーがない不便さとか、肝心な働き手が全然足りてない…、っというような話もあったと思う。←ん??雪深い山あいのトコの事だったかなぁ??(爆)→きっとまだ、街としての様々な機能が追いついてない所も多いんじゃないのかなぁ??駅前だけ小綺麗に整備するだけでは意味がないしね…。なんだか、見た目や形式だけでそこそこ整えればいいという風にもなりやすくなってる気がしてくるなぁ…。

…東日本大震災…によって心に刻みこまれた現実は、東京周辺に住んでいる人々には既に薄らいだモノになってしまっているかもしれない。その場所その場所で、経験した揺れと被害は大きく異なるし、地震、津波、放射性物質によっても…、心に負った痛手は違うから。東京周辺と九十九里、福島原発近隣、釜石や女川、陸前高田や大船渡では、全然違う現実だったんだしね~。さっきTVで見たけど、東京湾から河川への逆流…、荒川や隅田川だったかな??…もあったようで、当時には報道すらされなかった映像が山のように存在するに違いないと思った。
あまりにも広域過ぎて、物凄く酷い地域の事しか取り上げる事が出来なかったとも言えるだろうね…。きっと震災に関しては…、心と脳に刻みこまれた思考や感覚は、雲泥の差の温度差そのままで年月が経ち、全然違う目線と感情も埋もれたままになっているんだろうなぁ。

そういえは数年前、お葬式が1週間以上も順番待ちになった地域があちこちに出現しているけど、…これは本格的にヤバい展開に突入していく合図なのかなぁ??…って思ったんだよなぁ。現状ではどうなっているのかは知らないけど、因果や相関が無いとは…、言えないかもしれないよねぇ。…2011.3.11:東日本大震災…からちょうど7年…。TV各局や新聞が、様々な形と内容で取り上げるのはまぁ当然だろうけど、真実の切り口や辛口のレポートには、今だに至ってはいないような気もしてくるなぁ…。

2018年…、新燃岳が噴火したりして、不穏さがあるような~感じもするし、…備え…という事を考えてみる機会に出来るか否か…、かもしれないねぇ…。皆で話し合わなくても、調べたり考えてみる事が大切かも…。


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勝川jyん教授のトリチウムの話3 (パンドラ)
2021-05-14 15:04:38
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勝川准教授のトリチウムの話 1 (パンドラ)
2021-05-12 20:22:42
トリチウムは水素の一種です。
水素には普通の水素と重たい水素がある。
トリチウムは普通の水素に中性子が2つ多い。三重水素とも
呼ばれる。

トリチウム単独で存在するのではなく、トリチウム水として、水の中に存在する。
水(H2O)は2つの水素(H)と一つの酸素(O)である。
水素の一つがトリチウム(T)ニナッテイルノガ、トリチウム水(HTO).
トリチウム水は自然界に多く存在していて、海野中や雨水などに含まれている。
私たちの体の中にも存在する。性質は水とほとんど変わらない。

宇宙線という放射線が宇宙から地球に降り注いでいる。
宇宙線が酸素や窒素にぶつかると、一定確率でトリチウムが生成される。
人類が存在する前から地球の水には一定量のトリチウムが存在していた。
宇宙線がふりそそぎつづけるとトリチウムは際限なく増えてしまいそうだが
一方でトリチウムは一定の確率で余分な物を外に出して安定物質(3He)に
変化し、この時ベータ線を出す。

自然発生スルトリチウムとトリチウムから安定物質に変化する量が釣り合って
自然界のトリチウムの密度は一定水準に保たれる。
地球上には年間7京(京は兆の1万倍)ベクレルのトリチウムが生成されると考えられている。それによって自然界には約100-130京ベクレルのトリチウムが存在する。
原発の処理水に含まれるトロチウムは1000兆ベクレルであるから、天然に存在する
トリチウムの約0,1%に相当する。
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