あの日。私の心は憎しみと傷で腐り果て、弱り果ていた。
私は地に伏して、ただボーッと焦点の合わない前を見つめながら生きていた。
もう「希望」などと言う物は私には縁のない、宇宙を見るような物だったのだ。
あなたが私の所に降りて来て下さるまでは。。。
だから、気のせいだと思っていた。
あなたが私を愛して下さっているような気がしたのは。
私は、誰にも全く見捨てられていた。
私も私を許せなかった。だから…。
しかし、私にはあなたが許して下さっている事が分かった。
理由など思い付かなかったのに。
なのに私は幸せをいただいていた。
ただ恵みによりご自身の真実によって。
あなたは、ご自分を裏切る事が出来ない程に真実なお方だから。
ありがとう主よ。私はあなたの子犬。
あなたの食卓から零れ落ちるパンくずを今日もいただきます。