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オーストラリアの高さに怖がるザックジャパン。2008年のガンバ大阪を思い出せ。

2012-06-16 00:11:22 | ガンバ大阪・日本代表、がんばれ!
ワールドカップ決勝リーグ第3戦、対オーストラリア、アウエー。

戦術と言う事だが、あまりにもオーストラリアの高さにこだわる日本の戦いを感じた。
確かに試合開始と同時に、20分近く、高さを利用した一方的な攻撃を浴びてしまった。
しかし、僕にはそれも日本が高さを意識した結果のように思えるのだが。

ラッキーな面も含めて守り切り、
落ち着いた後の日本の攻撃でさえ高さを意識したものだった。

日本のコーナーキックはショートコーナーか、
ロングでも足下へ蹴る事が決まり事のようだった。

これでは相手に読まれてしまって効果がないのではないか。

今の日本チームでこんなにも高さを怖がり、
高さのない日本の特長を活かした攻撃に特化する必要があるのか。

      ■

2008年、我がガンバ大阪がACLを制覇した時、
準決勝浦和レッズ、そして決勝はアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)。
レッズもガンバより高さがあり、
決勝のアデレードはまさに高さのあるオーストラリアのチームである。

このときのガンバのメンバーは



DFで180cmを越えるのは中澤一人。
チームでもFWのルーカスとわずか2人である。

まして、プロのチームには珍しい160cm台の選手が2人もおり、
佐々木においては164cm、僕より低いのである。
しかも、しかもである170cm台前半の173cmが3人もいる。

GKを除いたフィールドプレーヤーの平均身長は

なんと、175.5cmである。

試合から我にかえってあらためて見ると、佐々木や二川、安田。
相手選手に比べてつくづく低いと思うが、
試合に夢中になって見ている時に、低さ嘆く事は全くなかった。

低さを感じなかったのである。
低さ故の特別なショートコーナー、足下などこだわる事もなかった。
ガンバ大阪は本当に強かったのである。

日本選手のおきまりのアウエーの弱さなど微塵もなく、
ACLで予選から、全試合アウエー無敗で優勝したのである。

その、アデレードとはACLの決勝のH & Aの勝利の他に、
クラブ世界選手権で、主催チームのガンバ大阪が優勝したので、
ACL最上位チームとしてクラブ選手権でも戦う事になった。
そして、3戦も戦う事になった結果、この敗戦でアデレードに
ガンバ大阪とは戦いたくないと言わしめてしまったのだ。

そのアデレードはその後、
アフリカ選手権で優勝した、アルアハリに勝った訳で
決して弱いチームではないのである。

このときのガンバ大阪の身長の低さを感じさせない強さが
今の日本代表にも、そのメンバーからあると思うのだが。

高さに怖がらず、多彩な攻撃をして欲しいものだ。

ガンバ大阪もこの強さを思い出してくれ。



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