ガンバ大阪の不安はFWかな。平井将生選手を育てて欲しかったな。

ガンバ大阪が韓国の新人王、李昇烈（イ・スンヨル）を
FCソウルから穫った。
ということだが、FWが難点のガンバには
もっと得点能力の高い選手が必要ではないか。

彼はFCソウルに入団してすぐレギュラーに、
Kリーグ準優勝に貢献し高卒ルーキーで新人王に選ばれた。
当時大学生と二足のわらじをはいていた。
南アフリカW杯にも選ばれ、ギリシャ戦87分、
朴主永に代わりW杯初出場。
クラブでもリーグ戦7ゴールを挙げる活躍。
しかし2011年クラブでは外国人選手の活躍で
出場時間が激減わずか得点1に。不調に陥ったらしい。

新潟に移籍した平井将生選手に似ていないか。
彼も一昨年、14得点をあげ突然ブレークしたが
昨年は脂肪率が高いとか、よくは解らないが
西野監督の外人偏重でほとんど使われず
使われなければ不調に陥るのはあきらか伸びる才能も伸びない。
その少ない時間でも5点も入れたのだからすごいのではないか。

もっとも彼にも問題があるのだろうが
香川のように不調であっても自分で打開する力がなければ。
しかし、もっと使ってやらなければ打開もない。

その彼を放出して、同じような、むしろ
平井選手より低いレベルだろう李昇烈選手を入れるのは
意味がないのではないか。
年齢的には代表の奇誠庸、具滋哲らと並ぶらしいが
今は代表にも選ばれていない。
彼にとれば日本で気分一新、伸びたいと思っているだろうが。

ラフィーニャ選手も入団後、すぐは活躍したが、
マークがきつくなったあとは今ひとつ。

昔のように中東に引き抜かれる程の選手が必要だ。
または、MFに良い選手が揃っているので
皆が得点を取れるガンバなのだから
FWをじっくり若手の中から育てるのが良いのではないか。
そう言う意味でも平井選手はぴったりだったのではないか。
また、もう一人の新人、
活躍しかけた川西翔太選手が怪我をしたのは残念だ。