着付けの気づき

着付けの個人教室を行っている先生が、着付や着物に対するこだわりの思いを中心に語ります。

コロナと共に

2020-08-07 16:03:44 | 着付け教室
コロナウイルスの感染拡大を防ぐ為、未だに他装(人への着せ付け)のお稽古では、「相モデル(お互いに着せあう)のお稽古」をすることが出来ない日々が続いています。

そんな中先日は、初めて「オンライン飲み会」をしました。メンバーは、今まで成人式の着付けを始め、様々な出張着付けの仕事をこなしながらお稽古を続けて来られた仕事仲間でもある生徒さんたちです。「集まる」のは久しぶりです。

私を始め、こういったリモートで飲み会をすることに慣れない私たちは、途中音声や画像が途絶えたりするようなハプニングが数回ありましたが、久しぶりにお元気そうなお顔を拝見出来、たわいのないお話しが出来てとても楽しかったです。でも一方で、やはり直接お会いしてお話し出来ない寂しさも感じました。

残念ながらこれからも暫く続くであろう「新しい生活様式」の中で、着せ付けのお仕事が今後どうなっていくのか、いろいろ思いを巡らせているところです。
冠婚葬祭で、写真だけでも残しておこうと思われる方への出張着付けはありますが、私としては、写真撮影が終わったらすぐに脱いでしまう、見てくれ重視のお着付けではなく、楽しいお出かけやイベントの着付けにも携わりたいです。

着物に携わる業界の皆さん、ここは暫く踏ん張り時ですね。
私も今出来ることを実直に行って、腕が落ちないように研鑽していこうと思います。


川口着付個人教室
 http://www.wbcs.nir.jp/~yoko

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