今年の1月に入るや、ある学校の先生から、
「卒業式当日に、袴の着せ付けをして欲しい、まだ予約は可能か、可能ならば料金はいくらか?」
というお問い合わせがありました。
今のところお受け出来る状況であることと、お値段については複数名の着付けのご依頼でしたので、約1割お値下げした金額でお受け出来るともお伝えしました。
すると、
「もう少し安くしてもらえませんか?」
と値切ってこられました。
「すみません、既にお安くしている金額なので、この金額よりお安くは出来ないです」
と言うと、
「念の為こちらより、安い金額でやってくださるところが見つかったらそちらでやってもらうことにしたいと考えています。それでも値下げは無理ですか?」
「はい、すみません。既にお値下げさせていただいているので」
「そうですか。ではお願いする場合にはまた連絡します」
と電話での、やり取りがありその後しばらくしてから
「やはりお願いしたいです」
とご連絡を受けたのでお受けすることになりました。
着付けの代金をお客様側から執拗に値切ってこられたことは今まで無く、仕事を引き受けたものの、正直何とも嫌な気持ちになりました。
技術職の方に値引きを依頼するということは、その技術を安く見積もるということと同じです。
しかも、私共の技術も知らないのに、或いは知らないからなのか、学校の教師という立場で、
「たかが着付師ごときに、何でこんなに料金を払わないといけないんだ」
とでも思われていたのでしょうか?
しかしながら例えば、自分自身が髪の毛のカットで美容室に行こうと思った時、体調が悪くて病院で診てもらおうと思った時、先方に値切るということをすることがありますでしょうか?
今回は、私と私の生徒さんとでこのお仕事をさせていただきだきましたが、お仕事を終えて直接私が担当したお客さまにいつもしている、
「今回の着付けで、苦しかったとか、着崩れたなどの不具合はございませんでしたか?その他何かお気づきの点はございませんでしたか?」
という内容で送ったお客さまへのお問い合わせメールに対しても、何の返信も無いままに終わりました。
朝の早くから、一生に一度のセレモニーを着付けで台無しにしないように、生徒さんとも事前に入念に打ち合わせや確認をして当日も誠心誠意お支度をさせていただいたにも関わらず、着付けで喜んでくださったのか否かも知ることが出来ず、そちらについても少しがっかりしました。
技術職の仕事の方々は、仕事が無い時にでも技術や知識を向上させるために時間もお金も沢山費やして日常を過ごしています。
何でもコスパの世の中ですが、何も分からず何の根拠もなく値下げしてこられるお客さまや、上から目線のお客さまは、こちらも人間なので精神衛生上よろしくないです。
正直傷つきます。
今後は、そういうお客さまに対しては最初から丁重に断るようにしたほうが良いのかもしれないと思いました。
私のお客さまの中には私の着付けを気に入ってくださって何度も使ってくださるリピーターさんも居られますし、生徒さんになられた方も居られます。
改めてそういう方々が居られる、そのご縁に感謝しました。
また今後も、私が一所懸命お仕事をさせていただいたことがお客さまに通じて、それによってこちらも大切にしていただけるような、そういうご縁ができるようお仕事をしていきたいと思います。
川口着付個人教室
http://www.wbcs.nir.jp/~yoko
「卒業式当日に、袴の着せ付けをして欲しい、まだ予約は可能か、可能ならば料金はいくらか?」
というお問い合わせがありました。
今のところお受け出来る状況であることと、お値段については複数名の着付けのご依頼でしたので、約1割お値下げした金額でお受け出来るともお伝えしました。
すると、
「もう少し安くしてもらえませんか?」
と値切ってこられました。
「すみません、既にお安くしている金額なので、この金額よりお安くは出来ないです」
と言うと、
「念の為こちらより、安い金額でやってくださるところが見つかったらそちらでやってもらうことにしたいと考えています。それでも値下げは無理ですか?」
「はい、すみません。既にお値下げさせていただいているので」
「そうですか。ではお願いする場合にはまた連絡します」
と電話での、やり取りがありその後しばらくしてから
「やはりお願いしたいです」
とご連絡を受けたのでお受けすることになりました。
着付けの代金をお客様側から執拗に値切ってこられたことは今まで無く、仕事を引き受けたものの、正直何とも嫌な気持ちになりました。
技術職の方に値引きを依頼するということは、その技術を安く見積もるということと同じです。
しかも、私共の技術も知らないのに、或いは知らないからなのか、学校の教師という立場で、
「たかが着付師ごときに、何でこんなに料金を払わないといけないんだ」
とでも思われていたのでしょうか?
しかしながら例えば、自分自身が髪の毛のカットで美容室に行こうと思った時、体調が悪くて病院で診てもらおうと思った時、先方に値切るということをすることがありますでしょうか?
今回は、私と私の生徒さんとでこのお仕事をさせていただきだきましたが、お仕事を終えて直接私が担当したお客さまにいつもしている、
「今回の着付けで、苦しかったとか、着崩れたなどの不具合はございませんでしたか?その他何かお気づきの点はございませんでしたか?」
という内容で送ったお客さまへのお問い合わせメールに対しても、何の返信も無いままに終わりました。
朝の早くから、一生に一度のセレモニーを着付けで台無しにしないように、生徒さんとも事前に入念に打ち合わせや確認をして当日も誠心誠意お支度をさせていただいたにも関わらず、着付けで喜んでくださったのか否かも知ることが出来ず、そちらについても少しがっかりしました。
技術職の仕事の方々は、仕事が無い時にでも技術や知識を向上させるために時間もお金も沢山費やして日常を過ごしています。
何でもコスパの世の中ですが、何も分からず何の根拠もなく値下げしてこられるお客さまや、上から目線のお客さまは、こちらも人間なので精神衛生上よろしくないです。
正直傷つきます。
今後は、そういうお客さまに対しては最初から丁重に断るようにしたほうが良いのかもしれないと思いました。
私のお客さまの中には私の着付けを気に入ってくださって何度も使ってくださるリピーターさんも居られますし、生徒さんになられた方も居られます。
改めてそういう方々が居られる、そのご縁に感謝しました。
また今後も、私が一所懸命お仕事をさせていただいたことがお客さまに通じて、それによってこちらも大切にしていただけるような、そういうご縁ができるようお仕事をしていきたいと思います。
川口着付個人教室
http://www.wbcs.nir.jp/~yoko