3回目の野菜作り講座で、ようやく正確な発音が分かったのですが
どうやら80歳代の講師は「とうがたつ」と言っているようです。
塔が建つ?
灯が立つ?
はたまた、トウ(ヒール)が立つ?
この講座では何度も登場しているのですが
62年間の人生で初めて聞く言葉でもあり
なんと言っているのか、いまひとつはっきり聞き取れなかったのです。
昨日、ヤフーで調べて分かったこの言葉の意味は
野菜などの花茎が伸びてかたくなり、食用に適する時期を過ぎること
(転じて、盛りが過ぎる、年ごろが過ぎる意味でも使うようです)
「とう」は、フキやほうれん草などの花を付ける軸、花茎のことらしいのですが
フキの花のつぼみの「ふきのとう」は我家の庭にもたくさん自生しています。
すでに時期は過ぎましたが、この「ふきのとう」で作った“フキ味噌”も
今が旬の、大きく育ったフキの茎の“フキの煮付け”も
どちらも私は嫌い()ですので口にしません。
「ふきのとう」の「とう」が
「とうがたつ」の「とう」と同一とは思いも依りませんでした。
また、「とう」は「薹」と書くようですが
これまで1度も肉筆で書いた記憶がありませんし の書体を見ても“草かんむり”の下が判りませんので
今でも書くことができません。
「薹が立つ」という言葉を
農業をしている方はごく普通に使うそうですが
と言うことは、この講座に参加している40数名は
私以外はみなさん、農業経験者または従事者なのでしょうか。
だって今まで、誰も質問なさらないのですから…。
(それとも、私が非常識過ぎ?)
プランターででさえ、花も野菜も作ったことがなく
まだまだたくさんの“意味不明”な言葉があります