保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

新盆の施餓鬼法要が終わりました。

2012年08月08日 | 葬祭と相続の記録&自らの終活

朝10時からの受付には11時頃に伺いましたが
正午からの昼食までは何をするでもなく皆さん本堂で適当に時間を潰すのです。

この2時間の意味は結局、分からず仕舞いでしたので
もっとギリギリでも良かったのだと思います。

昼食の仕出し弁当はまったく期待していなかっただけに予想外に美味く
正直、ちょっと得をした気分になっていたのですが
午後1時の「説教」までの間に詳しそうな方にお布施の額を尋ねると
事前に葬儀屋、仏壇屋などから聞いていた一人1万円~1万5千円よりはるかに低い金額を教えられ
二人で3万円はちょっと多過ぎたのではと悔むことになってしまい、その気分は吹っ飛びました。

やはり、この“お気持ち”の額には皆さん悩まれているようで
これを機会に2、3の方の連絡先をお聞きしておきましたので
今後、分からないことはお尋ねしようと思います。

猛暑日ではありませんでしたし広い本堂は風通しが良い上
招かれて説いていた老師の説教が子守唄代わりになって
1時間の間、何度も舟を漕いでいたため、この話の内容は全然覚えていません。

今年新盆を迎える檀家の参加者はざっと数えて120人
そこへ諸年回の塔婆供養の方50~60人を加えて、午後2時から1時間以上に渡る法要は
近隣十数ヶ寺から招かれた住職約20人によって執り行われました。

“あの”方丈さんだけが別の色の法衣(袈裟)で主役を務めたのですから
やはりこの寺は、近郊の曹洞宗ではそれなりの地位を占めているようです。

普段から“お気持ち”の少ない当家には、葬儀の際も息子の若住職しか顔を出しません。

その彼などはこうした重要な場では脇役の一人に過ぎませんし
日頃いろいろお尋ねしている庵主さん(もちろん女性)などは、単に受付を手伝っているだけなのですから
僧侶の世界には私などが知る由もない歴然たる身分の高低があるのでしょう。

今まで見たものとはどこか違う法要の儀式は見ているだけでも興味深いものでした。

なにはともあれ、義母が他界してから半年
一応、事前には何の知識もなかった面倒な葬祭行事も何とかここまでこなして来れました。 

 

コメント
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