以前から、地面に近い葉っぱの虫食いの痕が
ナメクジによるものであることは知っていました。
しかし、例の這いずり回った痕がないことも多いので
他にも犯人がいるに違いないとは思っていましたが
ようやくその一つのワラジムシの多数の姿を
先日の雨の後のブロッコリーの葉で捉えることが出来ました。
ただ、私にはワラジムシとダンゴムシまたは
その他の甲虫の幼虫との区別が付きませんので
一応、ワラジムシということにしておきます。
下の地面を含めて1本に4~5匹は捕まるナメクジと違い、ちょっと葉を揺すると
ソソクサと敷き草の下に逃げ込んでしまいますので
これで画像に納まったのは最初に貪っていた数の3分の一程度で
どうも地面にくっ付いている葉だけにたかるようです。
気温が下がったせいか、もうずいぶん数が減ったアオムシは手で捕殺
ナメクジは割り箸で捕えた後、煙草の吸殻を浸した水に放り込んで殺して破棄しています。
ただ、このワラジムシは今のところ駆除の方法を知らず放任です。
もちろん、とても面倒ですが、この程度の株数の畑では
これも日課になると、それなりに結構楽しみになっているのです。
ちなみに、個人的に「気持ち悪い」順番は、1位ナメクジ・2位ワラジムシで
アオムシは子供の頃にしょっちゅう触れていたカイコの小さなのと同じなので
特に気持ち悪いということはありません。
ナメクジは潰すと頭の部分の上のエラのようなものが
パカッと開く姿がグロテスクなことと、あのヌルヌルが許せませんし
ワラジムシは潰すとブチッとする感覚が大嫌いです。
当然、農薬なしなのですからいくら嫌ったところで根絶やしできるはずもなく
また、有機農法で基本になる土造りにおけるこれら虫たちの役割もまだ理解できず
無駄な苦労をしている気もしないではないのですが
丹精込めた野菜たちの葉っぱを食い荒らすことがどうにもこうにも許せなくて
今日も割り箸片手に1株ずつ目を凝らしている次第です。