保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

社外「新品」が純正「中古」より安い

2012年10月24日 | クルマに関するアレコレ

普段の足に使っている軽自動車、H12年式スバルプレオの
パワーウィンドウのワンタッチオート開閉ができたりできなかったりの不調に陥りました。

かつてのクルマ屋の経験から、スイッチのON・OFFの“感触”で
完全に壊れる寸前であることは容易に予想がつきます。

一般的にパワーウィンドウの巻き取り装置(レギュレータ)も良く壊れるのですが
それ以上にスイッチの故障が多く、どちらも部品交換せず修理できた試しはなく
必ず交換することになってしまうのです。

それも、スイッチはほとんどが運転席だけがダメになるのに
1つになっている前後4つをそっくり交換することになり
価格も1万円を軽く超えるものばかりです。

そこで、最初からリサイクル部品の価格を訊いたところ
専用ネットで探しても、なんと8千円もするうえ在庫は全国で1個です、と!

これは需要が多い、つまり良く壊れるに間違いありません。

その証拠にダイハツと互換性があるこのスイッチが
業者オートオークション会場ではかつて
下見の際によく盗まれるなんて話も今回耳に入ったほどです。

それはそれとして、自分で交換するので工賃は掛からないとしても
年金暮らしの身分でたかがスイッチで3千円位までならともかく
中古で8千円はとても払う気にはなれません。

そこで頼ったのがデニムのツナギ以来、半年ぶりになるヤフーオークションでした。

「プレオ スイッチ」で検索して見るとあるはあるは、「社外新品」が2千円未満
総じて送料が1千円位と高いのですが、それでも合計3千円足らずの予算以内で済むのです。

私が現役の頃、イケメンが今や話題の佐〇急便を日常的に契約して使うと
本州内で普通はこちらの元払いで400円~500円で送ることができたのですから
まあ、残りは儲けなのでしょうが、部品代そのものが1千円台であることを考えれば
これは許される範囲内と言えなくはありません。

ところで、すでに生産中止の車種でも
「用品」と称するオプション部品の価格が下がることはあっても
当初から車を構成している純正部品の価格が下がることはないのが一般的です。

これは、自動車メーカーが主導して余分な在庫を持つことなく、例え在庫切れを起こしても
注文がある程度まとまった時点で下請け部品メーカーに発注するため
いわゆるデッドストックを持つ危険を回避できる体制を採っていることが原因と聞いています。

こうした下請けは、ある期間、いつでも注文に応じられるよう普段は遊ばせておいてでも
生産ラインを維持しておかなければならないため、純正マークだけを入れずに製造したものを
社外品として別ルートに横流しするのだとも聞いていますので
需要に合わせて定価などあっても無いが如く、特に生産中止後
何年も経った車種のものなどは今回のように叩き値にして売り切りを図るのです。

販売台数の多い車種のフェンダー等の板金修理に使う部品も多く
ただ、主たるグレードに使用されるものを作るからでしょう
たまに穴が多かったり不足していたりしたこともありましたが
埋めたり開けたりして充分対応できましたので、少しでも価格を抑えたい方には
大いに利用価値があったことを良く覚えています。

今回届いたスイッチも多分、ダイハツ系のものなのでしょう
表示の絵柄が違うだけで作動になんの問題なく
新品の数分の1、中古に対しても僅か3分の一程度の出費で済んでしまいました。

 

 

コメント
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