昨夜は放射冷却により
夜がふけるとともにかなり気温も下がるほぼ満月の夜でした。
霜は、氷点下に冷却した地面や地上の物体に
空気中の水蒸気が触れて昇華してできる氷の結晶と言われます。
実際には、およそ5℃以下まで下がった快晴・無風の朝は
地上1,5mに設置された百葉箱で計測される気温よりも
地表では数℃低い0℃以下となるため霜が降りることがあるとされています。
長野県北部地方では10月下旬からすでに5回、霜注意報が出ていて
昨日も「霜に対する農作物の管理にはお気を付けください」とのいつものコメントを添えて
天気予報の際に発令されていたのを聞いています。
今朝の予想最低気温は4℃だったのですが、実際にはそこまで下がらず
6℃程度のようでしたので多分、霜は降りなかったのではないかと思います。
サトイモは8℃以下の低温に合うと腐ってしまうので初霜で葉茎がしおれて枯れてきたら
一斉に掘って収穫する、とか、私は作っていませんが、野沢菜は霜にあてると葉が柔らかくなり
甘味が増す、などは良く聞かれることで、夏野菜が収穫できる限度もこの初霜の頃と教えられています。
2年目の私には「霜に対する農作物の管理」とは実際に何をすることなのか分かりませんが
この時季の野菜作りにおける一つの大事な要素、及び節目になっていることは確かなようです。
そろそろサトイモを全部収穫しようかなぁ…。