保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

「第7回無農薬・ずくなし家庭菜園」受講

2012年10月10日 | 自然農法による自給用野菜作り

10月の大事な野良仕事

・秋野菜の収穫のポイント…ダイコン・カブ・サツマイモ・サトイモの収穫と保存
・秋の土造り…堆肥造りと施し方・緑肥作物の導入法
・越冬野菜の定植・種蒔きのコツ…タマネギ・キャベツ・エンドウ・ソラマメ・ムギなど

1.10月のテーマ…土造り
「土づくり」は“作る”のではなく“造る”

1)堆肥とは?

・堆肥と肥料の違い…肥料は養分(強過ぎると毒になる)
堆肥は土をフカフカにする目的

堆肥も藁、落ち葉、塵芥(じんかい)、野草などを堆積し
自然に発酵させて生産した肥料だが
むしろ土壌を軟らかくし植物の根の張りをよくしたり
土壌中の微生物の活動を促して植物に好影響を与えるための
土壌改良剤としての効果が重要

2)使用目的

・養分堆肥(ボカシ・鶏糞・生ゴミ堆肥等)・・・養分が多く
土壌や野菜の肥料(化学性の改善)として使用

・育土堆肥(落葉堆肥」・籾殻堆肥等)・・・水はけなどの物理性や
有益な微生物が生育できる生物性を良くするために使用

3)堆肥の造り方

・堆肥造り3要素…材料・水・空気

・堆肥の熟成

4)堆肥の施し方

・施す時期…雨後で土がしっとりしている日、曇りの日

・施し方…全面・局部・株間
酸素が届くよう浅く、深さ5~10cm、レーキで混ぜ込む
ネギ・玉ネギはヒゲ根なので局部
トマトは株間のマチクラ(深さ15cm)

・簡易土壌分析で前後に診断する
後は1カ月後
Ec・Ca・Mg・P・Kのバランスが大事
弱酸性PH5,5~6,5

5)緑肥作物の導入

・土の化学性・物理性・生物性

・イネ科…春夏:エンバク 秋冬:タイムギ(2~4月も可)
白クローバー、ヘアリーベッチは止めた方が無難

・マメ科…夏:黒千石 春夏:クレムソンクローバー

2.10月にやってはイケナイ無農薬栽培(失敗から学ぶ)

1)霜の後の収穫
最低気温3℃以下、風がなく晴天の日に霜が降りるのでその前に収穫

2)病虫害の出る畑に生ごみ堆肥を投入

3)越冬野菜を植える時期を逃す
早過ぎると霜にやられ易い

4)玉ネギの深植え

3. 10月に自然に美味しく育てるポイント

1)ハコベを大切にする

2)野沢菜・ホウレンソウ・冬菜は霜に当ててから日中収穫

3)穴を掘って長期保管保存する
ダイコン:年内(短期)保管…葉を落とし斜めに埋め上に絨毯
長期(1~2月まで)保存…肩で切り逆さにして土中に埋める
上に絨毯とブルーシート

 

 

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