都内の〇〇中学校の全学年の生徒達
「希望者だけ」でも約300人がバス8台を連ねてやって来ました。
聞いたところでは1クラス40人で1学年4クラスだそうですので全校では480人
これが今時の中学校の標準的な規模なのでしょうか。
また、こちらの地元では一般的に「修学旅行」と呼んでいますが
全員参加ではなさそうなので、学校での正確な位置付けまでは確認していません。
私が受け持ったのはスキー全15班のうち9班の7人(1年生のみ、男子1人・女子6人)で
自己申告による情報では「プルークボーゲンができる5人、パラレルターンができる2人」だったのですが
実際にパラレルができる子はいませんでした。
今時のスキー板はほんの僅かな、かつ、どんな種類のキッカケでもターンすることができますので
雪の上を滑る感覚にさえ慣れればプルークボーゲンで長い距離を滑り下りることなど容易です。
初日と最終日半日ずつ、3泊4日のうちの90%以上の時間、リフト本数にして1日20本近くを
全員で連なって滑るトレインに充てましたので「とにかく安全にたくさん楽しませて欲しい」という
学校の方針には、彼らの表情から見ても充分沿うことができたはずです。
もっとも、この歳での長時間のプルーク姿勢は疲れ果ててしまいますので
私は先頭でたった一人、パラレルの大回り・小回りをし、そのシュプールを
生徒たちがボーゲンで付いてくるというおかしなトレインもありましたが…。
こうして4日間に渡り、私の一番上の孫のHちゃんより3歳上の女の子達と触れ合い
とても楽しい日々になったことは言うまでもありません。