(第3駐車場からのゲレンデ。正面奥に見えるのが里谷多恵コース)
年末からずっと続いていた冬型の気圧配置がようやく緩み
朝から晴れの天気に誘い出されて、自宅から15分でゲレンデに立てる
飯綱高原にDVDの実践練習に行ってきました。
観たからと言って自分ができなければ教えることはできないからです。
市営のため営業期間は短く大きな宿泊施設もないのですが
昨年や今年のように雪さえタップリなら、これでも意外なほど斜面が豊富で
練習にはウッテツケなのです。
二女の旦那から回ってくる数枚の勤労者向けの補助券を使うと
一日券がなんと700円で購入できるのですからこれを利用しない手はありません。
ところで今回、今までどうしても理由が分からなかったプルークボーゲンにおける
“外足の横滑り”のワケを知ることができたことはとても大きな収穫でした。
25年振りにスキーを再開する直接のキッカケを与えてくれた
友人のAさんと連れ立って行く場合、1回に1つは極めて的確なアドバイスをもらい
ようやくここまでカービングの滑りを習得して来たのですが
唯一、今まで指摘されても理由が不明なため直せないものに
緩斜面におけるプルークボーゲンの「外足の軌跡が横滑りしている」ことがありました。
スキッディング(横滑り)ではなく
カービング(carving:切る、削る。“曲がる”の意味のcurveではない)なのですから
これはまさに、まったくその滑りが出来ていないことの証明に他なりません。
それが今回、横滑りの理由は昔風の外足1本荷重のクセが抜けていないために起こり
「両足荷重+内足の膝の外旋+外足を前方に押し進める」動きで
外足の軌跡が綺麗に“削れた”ものになることが分かったのです。
(第5リフト下り場からのこの長さ800mの中・上級者コースはいつも空いていて
右に迂回せずまっすぐ突っ込むと斜度34度の里谷多恵コースです)
明日はAさんと連れ立って戸隠に行く予定ですので
まずは早速、改良したプルークボーゲンの滑りを見てもらうことにしましょう。