都内の2つの中学校のレッスンが同じ「よませ」で続きました。
このスキー場の第一リフト乗り場には
過去に何回もテレビ取材を受けた名物オジサンがいて
「昨日はよく寝た?お母ちゃんって泣かなかった?」など
乗るたびに内容を変えて声をかけてくるのです。
この方がおしゃべりな分
普通な対応をする他のオジサンが無口に思えてしまいます。
ところで、“初日午後から、翌日丸一日、最終日午前まで”が
一つの基本的なパターンになっているようで
月~水の都内I中は2年生80人、水~金はN中の1年生70人
どちらも全員参加のスキー教室とのことでした。
この日程の中で、ほとんどの子供達にとって生まれて初めてのスキーなのに
未完成なプルークボーゲンで初級斜面を上から下まで滑り下りられるようにし
スキーの楽しさのほんの一部をかじってもらうことが我々コーチに与えられた任務です。
技術の習得度合いによっては晴れた日に
山頂などから冬の信州の雪景色を見せてやることができれば万々歳ですが
いくら迂回コースがあるとは言っても、この判断は非常に難しく
時には班を持たないヘッドコーチにレスキューを依頼する羽目になってしまうのです。
今回は2つとも全員が女子の班でしたので「怖いからヤダ!」の声が圧倒的で
むしろ一つ上のリフトに乗ることさえも嫌がったのですから
生徒達のノリに乗って仏心を出して失敗する心配はしないで済みました。
水~金:N中1年生の女子8人
(体育部に属し挨拶がしっかりできる子たちでした)
2つの中学校は同じホテルでの入れ替わりだったためか
中日に生徒たちと一緒に食べる昼食メニューはまったく同じ「ソースかつ丼」でした。
これ、“卵とじでないかつ丼”を初めて口にする子供も多いんです。
私自身も昔、確か長野県の南部地方だったと思いますが、街の食堂で
大好きな卵とじのかつ丼を期待してメニューに単に「かつ丼」と書かれていたものを注文したら
“ポークカツ定食が一つに合体されただけ”のこれが出てきて
がっかりした経験があり、以来、注意するようにしています。
どちらも好きではありますが、全然味が違いますから…。