2年前に再開した際のスキー板はAさんからのお下がりのOGASAKA KC-RV
(その後Keo'sをいただき現在はこれを使用しています)
ブーツはヤフオクで購入した中古のSALOMON・PerForma6.0を使っていました。
何の知識もないままだったにも拘らず
脚力が衰えつつある中級クラスの年寄りが再開するにはちょうど良い
フレックス75~80(可変式)でしたし、足にもピッタリとフィットしていましたので
これまでは充分にその役目を果たしてくれています。
今シーズンに入りAさんからは「技術レベルがずいぶん上がったのだから
もう少し高い100未満辺りのフレックスのものが良いのでは」と言われていました。
こうするだけで滑りも変わるのだそうです。
フレックスとはブーツの硬さ、つまりシェル素材の硬さを表す数字で
一般的には100以下は初級、100~110は中級、110以上は上級が目安とされているようです。
デモンストレーターやレーサーはさらに上の150以上の超硬いものを選ぶとか
上級者が50や60を履くと、ふにゃふにゃして板にダイレクトに脚の動きを伝えられず
とても履いていられないとか、色々な話も聞いています。
とてもまだそんなウンチクを言えたり実感できる段階ではないでしょうが
現在のサロモンはシーズン当初に右側の底にネジ止めされているプレートが割れて
部品の供給はすでに停止とのことで交換できず
クルマのバンパー修理の技術をもって修理して使っている状態のため
これを機会に買い替えを検討していたところでした。
買い替えとは言っても、フレックス90前後は新品だと20%レスでも5万円もしていて
Aさんお気に入り、かつお奨めの国産REXXAM(レグザム)に至ってはさらに高く
そこまで投資する気になれず、前回同様ヤフオクでの中古狙いにすることとしました。
ネットでの中古の最大の問題点は“ピッタリ、フィットするかどうか”で
前回は何も知らずに買ったら偶然、上手く行っただけのことです。
そこで、せめてメーカーとサイズだけでも絞りこんでおこうと
新品を買う振りをしてスポーツショップ〇ビオに行き、現行モデルを履き比べることにしたのは
メーカーごとに違いはあっても、同じメーカーなら製造する際の足型に
大きな変更はないに違いないという極めて素人的な発想からです。
正にこの予想は当たっていて、同じサイズでもレグザムよりサロモンの方が
やはり私の足をしっくりと包みこんでくれることが分かりました。
こうしてサロモンの26cm、フレックス90~100を探すことに決めたのでした。
暇を見てはヤフオクを探すこと2週間、何となく価格動向がつかめた頃
〇ビオで履いた現行モデルFALCON XT CS JPの上級モデルXRの年式落ち新品が
スタート価格17000円で出品されました。
これのフレックスは確か110ですので買う気はないにしろ
いくら位まで行くのか注目していたところ
数日遅れてXT(11-12年モデル)も別の方から出品されたのです。
XRは37500円で落札されたところを見るとXTも3万円前後になってしまうのでしょう。
「3万円も出す気がないなぁ」と思いつつ、21500円を最高落札額に入札し
「どうせダメだろう」と夜中の終了時間は深い眠りの中でした。
翌朝、「それでも、万が一ということもあるし…」とほんの僅かな期待を持って
メールを開いてビックリ、なんと20200円で落札しているのです !
送料込でも21200円ということです !!
出費が許せる上限を少し上回りましたが
同モデルがショップ情報の最安値で29800円でしたし
それも26cmはサイズ切れになっていましたので、また、〇ビオでの
現行モデルは55650円の30%割引でも40000円を少し切る程度ですので
これは良い買い物をしたのかもしれません。
2セットある板のうち、現在使っているKeo's+新品ブーツはプライベート専用にし
生徒たちに何度も上を踏まれるレッスンでは以前使っていたKC+古いブーツの組み合わせに
次回からは贅沢にも分けて使うことができるようになりました。