お盆の墓参りに行きました。
詳しい事情には触れませんが、私には入る“可能性”のある墓が2つあり
向かって左が私の生家、右が女房家の墓で
こうして並んで建っていますので墓参りも一度で済んでしまうのです。
可能性という理由は、今持っている知識が前提ですが
祭祀財産を承継しない場合、そこに入るには承継者の許可が必要だからです。
このため、いちいち許可を仰ぐ必要がない新たな墓を造ることも考慮しています。
そしてもう一つ、この考えをちょっとばかり後押しする個人的事情は
長女が結婚するにあたりイスラム教徒(ムスリムとも言うらしい)になったからです。
つまり、30代の彼女にはまだ現実味がないでしょうから話したことはありませんが
死に対する認識が全く異なることに基づく土葬など
日本人として全てを受け入れられることが今後もできるのかどうか
もしできない場合の選択肢として残しておいてやりたいと思う親心からです。
もちろん旦那と一緒と望むならそれが一番なのでしょうが…。
男性の平均寿命80歳まであと16年
とは言っても、介護なしで暮らせる健康寿命までは僅か8年しかないのですから
墓は決して遠い未来の話ではないことをお盆は改めて気付かせてくれます。