保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

Mさんの離婚騒動…⑥弁護士の力

2014年05月24日 | Mさんの離婚顛末記

O君とMさんの思い・思惑には
各々が相談している弁護士の発言が大きく影響しているはずです。

この前提に立てば、O君の弁護士は勝ちを予想し
Mさんの弁護士は、負けを覚悟していた彼女に「勝ち負けは半分半分」と言い
あまり大きな期待は持たせずにいたように見えます。

ここで疑問なのはO君サイドの弁護士です。

先日、高校時代の同級会の宴席で
民事を得意とする弁護士のT君と世間話をした際
それとなくこの離婚騒動の概略を話し今後の予想を尋ねてみたのですが
7:3の確率でMさんが子供を引き取ることになるはず、と言い切りました。

ただし、彼女が子供を置いて出て行ったので45:55でO君が有利になったかも、とも。

なるほど、それでひとつ分かったことがありました。

Mさんサイドでは、子供を置いてきたのは
「O君が暴力的に拒否したため」として、出て行く際の小競り合いでの些細なケガを
医師の診断書を貼付して傷害事件として警察に訴えたと聞いています。
(その後この件は「起訴猶予」になったらしい)

つまり、子供を置いて家を出たのは“全てを捨てて新しい彼の下に走った”のではなく
強制的に引き離されただけ、という主張を展開したのでしょう。

だとすれば、7:3でMさん有利は揺るがないはずで
なのに一貫してO君が勝ちを予想している理由がどうも理解できません。

そしてふと疑問が。

「過払金返還相談」を謳うラジオCMを多数流している
O君依頼のこの弁護士は大丈夫なの

今や都会では、いえ、さしたる都会でもないここ長野市でも
弁護士が溢れている時代になり、巷ではCMを流して客集めをする弁護士は
経験が浅い恐れがあり信頼性に疑問も、との見方もあるのです。

そして、今まで稼ぎ頭だった過払金問題が一段落しつつある昨今
民事では会社整理関係に生き残りの道を求めつつも
仕事に窮する弁護士も多く、どんな依頼にも飛び付くと聞いています。

一方のMさんの弁護士は、昔から聞いたことがある名前ですから
それなりの経験と実績がある方と思われます。

裁判では、例えば殺人事件で「4人殺せば死刑」とか
自動車事故における過失割合では「こうしたケースは6:4」とか
いわゆる“判例”が重視されるのですから、素人の私にさえ
より多くの経験を積むことに因り、それに適した戦術の選択肢が増え
勝利する確率が増すであろうことは容易に想像が付きます。

全てを委任しなければならない弁護士です。

さらに、結論つまり判決等を出すのは弁護士ではない裁判官になるのですから
場数を踏んでその裁判官の“傾向と対策”も知っていれば有利というものです。

今となっては、希望が叶わない結論が出て
そもそもの弁護士選びでO君が後悔しないことを祈るしかありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする