保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

大根、秋と春は葉の“広がり方”が違う話&今日の野菜たち

2012年10月08日 | 自然農法による自給用野菜作り

“点蒔き”で3粒ずつ蒔いて全部発芽したとしても
大きな大根を収穫するため、2本は間引いてしまうので
そもそも3本に1本しか残さないことになります。

発芽率が30%を下回ってしまったため間引いたものを全て植え替えたところ
一応、順調に育っているようですので、数の上では当初予定した本数は収穫できそうです。

この移植が上手く出来たのは不幸中の幸いでした。


(この畝の手前はほとんど間引き苗の移植)

ただ、この悪い発芽率の理由は結局、分からないままで
昨年春の野菜作りを始めた直後の“全滅”に続いて2度目の失敗ということは
2年間の春と秋の4回で2回はまともに発芽させられなかったわけですから
もちろん懲りずに挑戦はしますが、今後の大根作りに
ちょっとトラウマを抱え込んでしまったことは間違いありません。

ところで、今回の種蒔きの際、50粒ほどの春の種が残っていたので
これを秋に蒔けばどうなるのか試していました。

もちろん、同様に悪い発芽率でしたし、発芽時期や生育の速さに違いはまったく見られず
違う場所に蒔いておかなければ両者の区別が付かない感じだったのですが
ここまで大きくなって、その葉っぱの広がり方に違いがあることに気付きました。

秋植え(役者横町)は地を這うように横に広がり
春植え(役者小僧)は空に向かって縦方向に広がっているのです。


(秋植え:葉っぱが横方向に広がる)


(春植え:葉っぱが縦方向に広がる)

そう言えば、講座のキャベツか何かの話の時に
春は陽差しがどんどん強くなるのでそれを避けるように縦方向に
他方、秋は弱まる陽の光をできるだけ浴びられるように
精一杯横方向に葉っぱを広げて育つ、と教えられたことを思い出しました。

なるほど、これは種自体が持っている遺伝子に因るものなのですねぇ。

大したものだと改めて感心しないわけにはいきませんが
これで収穫できる大根の味にどんな違いがあるのか、今からちょっと楽しみです

もっとも、その味や風味の違いがわかるかどうかは
私の能力の問題ではありますが…。

 

〔今日の野菜たちの様子〕


キュウリ:あと数本採れて終わりのようです。


トマト:ミニを中心にまだまだ元気で完熟の甘さは果物並です。


ナス:秋ナスを堪能しています。


カリフラワー&ブロッコリー:ナメクジとアオムシに耐えて生育中です。


芽&紫キャベツ:芽の1株が枯れましたが残りは順調です。


枝豆(大豆):昨年収穫した豆をすでに終えた早生種に次いで植えたものです。
まだしばらくは枝豆として楽しめます。


サトイモ:順調(?)ですが初めてのため収穫時期が分かりません。


(手前)玉ネギ:ホーム玉葱 (向こう)ニンニク:ジャンボニンニク
両方とも初めてです。ちょっと早過ぎたかも。


ネギ:頂きものの苗で品種不明もここまでになっています。

   
キャベツ(金春)             レタス(シスコ)


小松菜&カラシ菜等:今日、芽が出始めました。


イチゴ(章姫):これも初めての挑戦です
親は破棄、長男は観賞用に鉢植えにし、二男以降を植えました

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我家を“高原の別荘風”と思うワケ

2012年10月06日 | 日々の暮らし

我家の玄関は東を向いていてドアを開けると目の前には
女房方の親戚のKさんの広大なリンゴ畑が丘状に広がっていて
近づく収穫を前に、もうずいぶん赤く色付き出しています。

ただ、すぐ隣接する所の木はすでに何年も前に切り倒され
クルミと渋柿など4本の木が植えられているだけの草地の空地になっているのです。

木そのものが古くなっていたことに加え
地滑り防止用の直径8m、深さ13mもの水抜き井戸を県が設置したことにより
また、雨水のU字溝も1本通っているため、この場所が“飛び地”状態になってしまい
農薬散布や草刈りの機械が入らず、畑として管理できなくなったためのようです。

他方、Kさんも高齢になり、息子さんは勤め人なのですから
これほど広いリンゴ畑は経済的にそもそも必要なくなっている側面もあるようです。

おかげ様で、と言うのは気が引けるにしても、我家にとっては東側にすぐ隣接して
約200坪もの何も使われていない草地が広がっていることになります

その向こう側の同じくらいの広さの場所は
やはり奥さんがKさんの親せき筋に当たるAさんが無償で借りている野菜畑で
その代わりにこの草地の草刈りもするように依頼されているのだそうです。

そのAさんも高齢になり草刈りが難儀になっているのでしょう、よく私に
「この草地をそっくり借りて畑にしてくれないか」と奨めてくれるのですが
一気に200坪もの広さが加わっても、とても畑にし切れませんので
今年はとりあえず少しだけお借りしてカボチャを作り、収穫が終わった今は
大根・枝豆・イチゴなどを植えさせてもらっています。

そしてその他は普段、畑への通路や女房の花壇、そして何よりも
孫達が来た際はままごと・昆虫採り・ソリ遊びなどの
広い草原の遊び場として大いに活用させていただいているのですから
我家の庭も同然になっているのです。

代償として年に10回程度はしなければならないビーバーによる草刈りは
Aさんに代わってほとんど引き受けていますので
今のところ感謝されることはあっても恨まれることはありません。

玄関ポーチのこの草地側には、今年初めに他界した義母が一人住まいの頃から
ぬかるみ対策としてポーチに貼ってあるものと同じタイルがかなりいい加減に敷かれていて
以前から女房に「綺麗に敷き直して欲しい」と頼まれたのは、もう1カ月ほど前のことでした。

この地域の粘土質の土は夏場は乾燥してカチンカチンになり
雨を待たなければ下地を平らにすることすら難儀だったため
ようやく先週の雨を待って手を付け、2日がかりで敷き終えることができました。

まさか他人様の土地にセメントで張り付けるわけにもいかず
土を平らにして砂を入れ、ただインターロッキングのようにタイルを置いただけですが
ご覧の通り、玄関ポーチの見栄えが前よりずっとオシャレになりました。

なお、他人の土地を越境して占有し20年を経過すると「時効取得」として
自分のモノになってしまう法律があります。

当然、そのような意図は毛頭なく
境界杭はきちんとそのまま残してありますので、念のため。

我家を訪れる方はすべからく、応接間の窓から市街地を一望して
「良い景色ですねぇ!」と口を揃えて感心なさるのですから
築後40年のボロ屋も“野菜畑付きの高原の別荘風”と思えば決して捨てたものではなく
住み始めてじきに2年、以前よりはるかに気に入って来てはいるのです。

 

 

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これは、ワラジムシ?ダンゴムシ?

2012年10月04日 | 自然農法による自給用野菜作り

以前から、地面に近い葉っぱの虫食いの痕が
ナメクジによるものであることは知っていました。

しかし、例の這いずり回った痕がないことも多いので
他にも犯人がいるに違いないとは思っていましたが
ようやくその一つのワラジムシの多数の姿を
先日の雨の後のブロッコリーの葉で捉えることが出来ました。

ただ、私にはワラジムシとダンゴムシまたは
その他の甲虫の幼虫との区別が付きませんので
一応、ワラジムシということにしておきます。

下の地面を含めて1本に4~5匹は捕まるナメクジと違い、ちょっと葉を揺すると
ソソクサと敷き草の下に逃げ込んでしまいますので
これで画像に納まったのは最初に貪っていた数の3分の一程度で
どうも地面にくっ付いている葉だけにたかるようです。

気温が下がったせいか、もうずいぶん数が減ったアオムシは手で捕殺
ナメクジは割り箸で捕えた後、煙草の吸殻を浸した水に放り込んで殺して破棄しています。

ただ、このワラジムシは今のところ駆除の方法を知らず放任です。

もちろん、とても面倒ですが、この程度の株数の畑では
これも日課になると、それなりに結構楽しみになっているのです。

ちなみに、個人的に「気持ち悪い」順番は、1位ナメクジ・2位ワラジムシで
アオムシは子供の頃にしょっちゅう触れていたカイコの小さなのと同じなので
特に気持ち悪いということはありません。

ナメクジは潰すと頭の部分の上のエラのようなものが
パカッと開く姿がグロテスクなことと、あのヌルヌルが許せませんし
ワラジムシは潰すとブチッとする感覚が大嫌いです。

当然、農薬なしなのですからいくら嫌ったところで根絶やしできるはずもなく
また、有機農法で基本になる土造りにおけるこれら虫たちの役割もまだ理解できず
無駄な苦労をしている気もしないではないのですが
丹精込めた野菜たちの葉っぱを食い荒らすことがどうにもこうにも許せなくて
今日も割り箸片手に1株ずつ目を凝らしている次第です。

 

 

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“脱走ペンギン”の「トット」を観て来ました!

2012年10月02日 | 日々の暮らし

たまたま運転手として女房の用事に付き合わされてすぐ近くまで行ったものだから
親父カンガルー「ハッチ」に続いて一躍、全国区になった脱走ペンギン「トット」に会って来ました。

公募した名前が決まって間もないせいか、園内のポスター等の写真はまだ「ハッチ」のものばかりで
「トット」を目玉として売り出すのはまだまだこれからなのでしょうか
ほとんど全ての来園者が「トット」の名前を口にしているのが聞こえますが
黒板に手書きで書かれた案内板以外、これと言った告知は見当たらないのです。

また、12匹飼育されているフンボルトペンギンの飼育池で
“当の本人”を探し出すのは、識別のため全てのペンギンの羽に付けられている
ごく小さなさなタグの中から「黒+赤」を見分けるしかなく
さすが市立動物園、マスコミの騒ぎとは大きなギャップが感じられます。


(普段はこうして皆の後ろにくっ付いている大人しい子に見えます)

これが東京などなら事情は一変、連日行列が出来る人気になるのかもしれませんが
所詮、人口5万人ほどの地方都市、須坂での出来事
この日も飼育員が魚をあげるお昼の食事風景の公開と
ペンギンの豆知識の説明に20人程度が集まったいただけでした。

もっとも、これでも確か
例年の1,5倍程度の来園者の増加になっているとかいないとか。

また、この池の正面側は工事中なのは、今後、多くの来園者を当て込んでのことかも。

それにしても、何度かテレビ画面で一方的にお目にかかっている
市職員であるこの飼育員の彼は、自ら積極的に「トット」の名前を出すこともなく
淡々と一般的なフンボルトペンギンの説明をしているだけなのです。

むしろ、私を含めた見物人の方から質問として持ちかけた
マスコミから仕入れたコトの顛末の話題に花が咲くことを見ても
いくら市の施設とは言え、“民意”を汲み取り
もう少し時流に乗っても良いのでは、とつい思ってしまいます。

どうも、言葉の端々から判断するに
「無事だったから良かったものの、もしものことがあったら…」と
逃げられたことを恥として責任を感じている風があり
敢えて脱走の話題をおもしろおかしく話すことは避けているようですが
何事もなく無事だったのですから、失敗も笑い話として開き直って良いと思うのです。

ともあれ、春は毎年お花見に来て必ずラーメン・団子・おでんを楽しみ
ついでにこの動物園に孫を連れて来ることも多い臥竜公園のファンの一人として
これからも多くの来園者の方を楽しませて欲しいと願って止みません。


(お決まりの茶屋でラーメン+団子)


臥竜公園奥にある須坂市動物園入口)

「トット」はペンギン池から柵を乗り越え、私の脚でも130歩離れたこの入口から脱走
10m左の竜ヶ池で発見されました。それも、ご丁寧に3度も…。
ただし、1度目は個体が識別されていなかったため
トットが加わっていたかどうかは不明とのこと。

〔今回仕入れた2つのペンギン豆知識〕 

・ペンギンは南極を含む南半球の広範囲に生息するが
北極にはいないので白クマと一緒はあり得ない。
・エサの魚は必ず頭から丸飲みする。

 

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紛瘤の治療⑤…「もう、通院しなくていいですよ」

2012年10月01日 | 病気一般の話題

「すばらしく順調です。あとは時間が経って傷口が塞がるのを待つだけです」

そして、5mmもの深さの穴がこんな大きく開いたままなのに

「もう通院は不要です」

来なくて良い、と言うのですからそれで良いのでしょうが
こんな状態で治療が終わってしまうなんて、人生初の経験かも知れません。

 

 

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