リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

ちょい不良(ワル)が彼女を救った話。…いや、救っていない?

2012-08-04 14:52:21 | 日記

「あの人、ちょっと年いっちゃってるけど、なんか渋くてちょいワル(死語…)っぽくてよくない?」

 

という一言から発展して、会社のともだちと携帯メールでこの上司(仮にアキラという名前にしておくけど、58歳くらい、たぶん…)のうわさ話をしていた。もちろん、こういうオジサマ専門みたいな特殊な趣味なのは私で、ともだちは話題を合わせてくれるだけで、最初は

「今日アキラを見かけちゃったよーん」

「やーん、ずるい!私も会いたい」

「喫煙コーナーでなんかたそがれてた」

「それ目に浮かぶんですけど、なんか雰囲気よくない?」

なんて他愛もない目撃情報とかのやりとりだったのだけど、これが少しエスカレートして、

「アキラとの情事ってどんな感じだろうね?」

「えー、ちょっと、それはもちろん…」

「やめて。それ以上やめて!想像するだにキモくて思考停止になる」

「いえ、やめろと言われても続けます。…」

「ギャハハ!ちょっと、もう、廊下でアキラに会ったら思い出しちゃうじゃんよ!」

…みたいな妄想全開ワールドを私が強引に繰り広げていたんだけど、先日彼女から唐突に「私もう会社行けない!」というメールがきて、彼女がからだを壊して休職したことを知った。

 

こんなに近くにいたのに全然気づいてあげられなかった…というより、彼女の職場がとてもストレスフルな所(人間関係的に。性格ハタン者が何人もいて…)だと知っていたのに、根拠もなく「彼女なら大丈夫!」と思うことにして気遣おうとしなかった自分の無神経さがつくづく嫌になった。

 

そして私が送った

「そんなにつらい思いをしていたのに気づかなくてごめんね。なんかすごいバカなメールばっかして、無神経だったよね。」

というメールに対して

「あのね、違うの!私、リカコとメールできることが本当にうれしかったの。アキラの妄想もめっちゃ楽しかった。」

という返事がきて、アキラとの妄想情事で彼女がつらい現実から一瞬でも逃避できていたらしいことがわかった。しかし、ほかにネタはなかったのか。なんてかわいそうな彼女(笑)。

でもさ、2ヶ月お休みをもらって、傷病手当金もらって、仕事のことぜーんぶ忘れて、アキラのこともぜーんぶ忘れて(笑)、ハワイとか行く!と彼女は言っていた。早く元気になって戻っておいで。
というか、戻るときになって「あぁいやだ」と思ったらさっさとやめちゃえばいいこんな会社。