リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

かきあつめてもかきあつめても、指の間からこぼれおちていく

2015-04-14 00:36:00 | 日記



ぬりえが大好きで
ぬりえを買ってもらって大喜びで帰ってきて
一心不乱に塗って
すぐに一冊塗り終えてしまって
次の週にまた同じぬりえを買ってもらって
繰り返しなのに、ていねいにていねいに塗って
お父さんやお母さんと一緒に塗ると楽しくって
大人のきれいな塗りかたがうらやましくて
真似をしていろんな色で虹のようにぬって
すごいね、はみ出さないで塗れるようになったね、とか
思いもよらない色づかいだね、とか
ほめてもらえるのがとてもうれしかった


ぬりえがこんなに楽しかったという記憶が
私にはあっただろうか


ぬりえにこんなに没頭していた記憶は
30年後この子の中に残っているだろうか


自分の子どもを見ていると
この時が永遠に止まってしまえばいいとか
子どもの頃の気持ちをずっと忘れないでいてほしいとか
勝手なことを考えてしまうけど
時間が止まったり精神年齢が停滞することはむしろ悪いことで
子どもはどんどん成長してしまうから
せめてそれを見守る自分がしっかり覚えていよう
と思うんだけど
たった5年前の感動だって私は簡単に忘れてしまっている

そんなことを考えていたら
たまらなく切なくなってしまった