先日、「ひとりハロウィン」をやりました。
マンションに住んでいる子どもたちにお菓子を配りました。
えーっと、今までずっと書きそびれていましたが、昨年末に引っ越しました。
それまでは駅の西口方面に住んでいましたが、夫の仕事が変わって社宅に住み続けられなくなってしまったので、2日くらいで分譲マンションを探して買ってしまいました。
当時下の子が1才だったので保育園を変えることができず(こんな年度途中に変えようとしても待機児童になって仕事辞めるハメになるだけ)、保育園の近くで、将来なにかがあって引っ越さなければならない時にもすんなり売れそうな駅近のマンションにしました。
というわけで、栄えている駅の東側に歩いて引っ越してきて1年経とうとしているんですが、
つい先日、西口にららぽーとが開店し、
東口にあった丸井の中のショップやミスド(←生命線)があらかたららぽーとに引っ越してしまい、
東口はさびれてしまいましたとさ、ちゃんちゃん。
というわけで、ハロウィンの話です。
前住んでいた社宅の奥さんたち連中で、毎年ハロウィン行事をやっていました。
幼稚園や小学生の子どもたちに仮装をさせ各戸を廻らせて、トリックオアトリート!でお菓子を配るという。
30軒以上参加していて、子どもたちも50人くらいいました。
50人分のお菓子の準備はたいへんと思うかもしれないけど、でも、大袋のクッキーを2つ買ってくれば50人に1個ずつ配れるし、だいいち子どもは30軒からもらうわけだから1軒1軒が少なくても全然OK、なによりも子どもたちが毎年ものすごく楽しみにしているので、盛大にハロウィンをやっていました。
その文化を、引っ越してきたこっちのマンションに持ち込みたかったんですよね…。
でもなかなか難しい…。マンションの自治会に提案すれば案外「小規模でいいからまずは1回やってみますか?」みたいにすんなり実施できたのかもしれないけど、自分の中でどうしてもいろいろと引っかかることがあって、直前まで悩み続けました。(で、結局直前になって「やっぱ自分だけでやろう!」と独断でやらかしてしまったのですが)
というのも、私がハロウィンを知ったのは小学6年生のとき、父の仕事の関係でアメリカにいたときで、当時(25年以上前)ハロウィンのあとに毒入り菓子のニュースが必ず報道されていたからです。それに、親や先生から「手作りのお菓子は受け取っちゃだめ」「包装されてないむき出しのお菓子、簡単に広げて元に戻せる包装(キャンディ包みやキスチョコみたいなアルミで包んだだけ)のお菓子はもらっちゃだめ」と毎年言われ続けました。
基本的に、参加したい家庭だけ参加すればいいし、同じマンションの人たちを疑いたくないけれど、どこに林真須美みたいなのがいるかわからないんだよね。それに、お菓子は子どもたちがもらって子どもたちが食べるので、親が強制的に取り上げて選別して半分捨てたりしてたら、理由を言っても理解できない子どもは泣くし。
社宅でハロウィンができたのは、
1. ダンナが会社で知り合い同士の、いわば運命共同体である
2. 社宅に住むには年齢制限があるからだいたいどの家庭も同じような家族構成である
3. 経済的にも、だいたいみんな同じくらいの年収で生活している
という特殊な環境下だったからだろうなぁ…とつくづく思いました。
今は普通の分譲マンションで、うちみたいな子育て世帯もいれば、退職金をはたいて購入した老年夫婦とかもいるし、狭い間取りもあるので当然独身世帯もあります。余生を静かに過ごしたいと思って引っ越してきたのに子どもの走りまわる音や泣き声騒ぎ声にイライラする毎日で、全ての子どもを毒殺してやろうと企むキ●ガイ老人が100%いないとは断言できないし、子どもをシャブ中毒にしてやろうみたいなことを考えるジャンキーや、他人のこと自分の子をどうしても比べてしまってコンプレックスの塊になっているノイローゼ主婦だってもしかしたらもしかしたらいるかもしれない。そんなことを言い出すと、自治会単位でやるハロウィンだけじゃなくて、デパートや商店街でやってるハロウィンパレードでお菓子を配るのだって100%信用しちゃいけないはず。そんな世の中だから、ふだんお母さんたちは自分の子どもに「知らない大人から物をもらっちゃだめよ」と言ったり、電車で隣に座ったおばあさんがくれたかりんとうや塩飴を捨てたりするんじゃないでしょうか。
あぁ、私って考えすぎかなぁ。
それでも、10月27日に私は思い立って、管理人のおじさんに貼り紙を頼み、マンション自治会の理事の人たちにお手紙を書いて、ひとりでハロウィンをやりました。
31日は、太郎が3時間も玄関で「誰が来るかな?誰が来るかな?」と一緒に待ってくれて、7人のお友達と出会うことができました。理事のひとりから「とても勇気があって素敵なことだと思います」とお手紙ももらいました。
私を信用してくれたお父さんお母さん方に心から感謝!
来年もやろうと思います。
マンションに住んでいる子どもたちにお菓子を配りました。
えーっと、今までずっと書きそびれていましたが、昨年末に引っ越しました。
それまでは駅の西口方面に住んでいましたが、夫の仕事が変わって社宅に住み続けられなくなってしまったので、2日くらいで分譲マンションを探して買ってしまいました。
当時下の子が1才だったので保育園を変えることができず(こんな年度途中に変えようとしても待機児童になって仕事辞めるハメになるだけ)、保育園の近くで、将来なにかがあって引っ越さなければならない時にもすんなり売れそうな駅近のマンションにしました。
というわけで、栄えている駅の東側に歩いて引っ越してきて1年経とうとしているんですが、
つい先日、西口にららぽーとが開店し、
東口にあった丸井の中のショップやミスド(←生命線)があらかたららぽーとに引っ越してしまい、
東口はさびれてしまいましたとさ、ちゃんちゃん。
というわけで、ハロウィンの話です。
前住んでいた社宅の奥さんたち連中で、毎年ハロウィン行事をやっていました。
幼稚園や小学生の子どもたちに仮装をさせ各戸を廻らせて、トリックオアトリート!でお菓子を配るという。
30軒以上参加していて、子どもたちも50人くらいいました。
50人分のお菓子の準備はたいへんと思うかもしれないけど、でも、大袋のクッキーを2つ買ってくれば50人に1個ずつ配れるし、だいいち子どもは30軒からもらうわけだから1軒1軒が少なくても全然OK、なによりも子どもたちが毎年ものすごく楽しみにしているので、盛大にハロウィンをやっていました。
その文化を、引っ越してきたこっちのマンションに持ち込みたかったんですよね…。
でもなかなか難しい…。マンションの自治会に提案すれば案外「小規模でいいからまずは1回やってみますか?」みたいにすんなり実施できたのかもしれないけど、自分の中でどうしてもいろいろと引っかかることがあって、直前まで悩み続けました。(で、結局直前になって「やっぱ自分だけでやろう!」と独断でやらかしてしまったのですが)
というのも、私がハロウィンを知ったのは小学6年生のとき、父の仕事の関係でアメリカにいたときで、当時(25年以上前)ハロウィンのあとに毒入り菓子のニュースが必ず報道されていたからです。それに、親や先生から「手作りのお菓子は受け取っちゃだめ」「包装されてないむき出しのお菓子、簡単に広げて元に戻せる包装(キャンディ包みやキスチョコみたいなアルミで包んだだけ)のお菓子はもらっちゃだめ」と毎年言われ続けました。
基本的に、参加したい家庭だけ参加すればいいし、同じマンションの人たちを疑いたくないけれど、どこに林真須美みたいなのがいるかわからないんだよね。それに、お菓子は子どもたちがもらって子どもたちが食べるので、親が強制的に取り上げて選別して半分捨てたりしてたら、理由を言っても理解できない子どもは泣くし。
社宅でハロウィンができたのは、
1. ダンナが会社で知り合い同士の、いわば運命共同体である
2. 社宅に住むには年齢制限があるからだいたいどの家庭も同じような家族構成である
3. 経済的にも、だいたいみんな同じくらいの年収で生活している
という特殊な環境下だったからだろうなぁ…とつくづく思いました。
今は普通の分譲マンションで、うちみたいな子育て世帯もいれば、退職金をはたいて購入した老年夫婦とかもいるし、狭い間取りもあるので当然独身世帯もあります。余生を静かに過ごしたいと思って引っ越してきたのに子どもの走りまわる音や泣き声騒ぎ声にイライラする毎日で、全ての子どもを毒殺してやろうと企むキ●ガイ老人が100%いないとは断言できないし、子どもをシャブ中毒にしてやろうみたいなことを考えるジャンキーや、他人のこと自分の子をどうしても比べてしまってコンプレックスの塊になっているノイローゼ主婦だってもしかしたらもしかしたらいるかもしれない。そんなことを言い出すと、自治会単位でやるハロウィンだけじゃなくて、デパートや商店街でやってるハロウィンパレードでお菓子を配るのだって100%信用しちゃいけないはず。そんな世の中だから、ふだんお母さんたちは自分の子どもに「知らない大人から物をもらっちゃだめよ」と言ったり、電車で隣に座ったおばあさんがくれたかりんとうや塩飴を捨てたりするんじゃないでしょうか。
あぁ、私って考えすぎかなぁ。
それでも、10月27日に私は思い立って、管理人のおじさんに貼り紙を頼み、マンション自治会の理事の人たちにお手紙を書いて、ひとりでハロウィンをやりました。
31日は、太郎が3時間も玄関で「誰が来るかな?誰が来るかな?」と一緒に待ってくれて、7人のお友達と出会うことができました。理事のひとりから「とても勇気があって素敵なことだと思います」とお手紙ももらいました。
私を信用してくれたお父さんお母さん方に心から感謝!
来年もやろうと思います。