本日、IBGの「1/72 日・三式中戦車チヌ・フィギュア2体付」が入荷いたしました。
一式中戦車に搭載された47mm砲は1941年開発時には世界水準でしたが、急速に発達する海外の戦車には1943年時点では時代遅れとなっていました。
そこで当時日本軍で最も対戦車能力の高い九○式野砲を搭載する新戦車が開発されることとなりました。
生産は1944年から始まり、生産された全ての車両は本土決戦のため本土に配備されていました。
さて、キットの方は、見どころは履帯です。戦車模型では一番手間がかかってしまう足回りが一体成型となっております。
驚異の金型技術で一体成型ながらキャタピラ表面のモールドが再現されており、左右抜きの特性も生かしセンターガイドの肉抜き穴も再現されております。
外側の転輪と起動輪は別パーツとなっているので、簡単にリアルな足回りが完成します。
さらに、シャーシ、砲塔上部にもスライド金型が使用されているので箱組の必要はありません。
排気管カバーなどのエッチングパーツとフィギュア2体が付属いたします。