本日、FTF社の新商品が2点入荷いたしました。
●FTF社の「1/72 仏・ルノーR39軽戦車・37mmSA38搭載型」が入荷いたしました。
第一次大戦のルノーFT軽戦車の近代化として開発された軽戦車です。
最大40mmの装甲を持っていましたが速度は20kmで主砲には対戦車能力は無く、また乗員2名では有効な操作が困難など多くの問題を持っていましたが、各国では有効な装備として見られていました。
1940年から近代化計画で主砲を長砲身のSA38に換装する事が決まり、配備中の車両にも随時換装されて行きました。
SA38搭載型はR-39とも呼ばれる事もありました。
ポーランド戦の小冊子(ポーランド語)が付属しております。
●FTF社の「1/72 仏・ルノーAMR35 ZT1a偵察戦車」が入荷いたしました。
1930年代にフランス騎兵部隊用の偵察装甲車両AMRをルノー社が開発し、1933年にAMR33として採用されました。
その後ルノー社は発展拡大型としてAMR35を開発し採用されました。AMR35は60kmの最高速度を持ちサスペンションには水平ラバースプリングを採用し機動性が高い設計でした。
武装はZT1が7.5mm機銃か13.2mm機銃を1丁搭載する砲塔型でZT2が鋳造製の大型砲塔に25mm対戦車砲を搭載したタイプ、ZT3が25mm対戦車砲を車体に直接搭載した突撃砲タイプでした。
生産はZT1が130両、ZT2及びZT3が計70両生産され騎兵部隊や自動車化歩兵師団に配備されました。
このキットはZT1の7.5mm機銃搭載型をモデル化したもです。
こちらにも、ポーランド戦の小冊子(ポーランド語)が付属しております。