まっさんの模型屋blog

楽しんでいますか?

ガンプラ王2014 まっさんの模型屋コンテスト結果発表!!

2014年05月14日 16時01分31秒 | インポート

電撃ガンプラ王2014作品受付は終了いたしました。
当店では7作品にエントリーしていただきました。どの作品も素晴らしい力作です。
エントリーしていただき誠にありがとうございます。
エントリー用紙は電撃ホビーマガジン編集部へ郵送いたしました。

厳正な審査の結果、当店代表を選定させて頂きました。

早速ですが、結果は次の通りとなりました。
(まだ、コンテストは終了していませんので写真は掲載せずに、文字だけとなってしまいますが、ご了承ください。)

オープン部門 : トールギス4(作者:がっかりうどんぬ さん)
中学生部門 : クロスボーンウイングガンダム(作者:K.Yさん)
小学生部門 ; ガンダムAGE-1レイザー(作者 : あっちゃん)

なお、惜しくも優勝とはなりませんでしたが、とても良い作品でしたので次の作品をショップ推薦として電撃ホビーへ推薦いたしました。

ショップ推薦作品:暁 近接可翔式(作者:Kashさん)

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さて、写真を掲載していないので紹介しづらいのですが、私からのエントリー作品へのコメントや代表に選ばれた理由などを以下に記します。次回コンテスト等に役立ててもらえればと思います。

なお、手元にあるエントリー用紙順に紹介しているので順番に意図はありません。

①トールギス4(作者:がっかりうどんぬ さん)

まず、基本工作、塗装、ディテールアップ等基本的なことはきちんと押さえている作品です。

ガデッサのパーツを大胆に使用してトールギスをアレンジした手腕はお見事としか言い様がありません。更に、一度完成した作品に手を加え作品の完成度を高めている点も見逃せません。

全体的に高い完成度とアイデアが代表になった所以です。

②暁 近接可翔式(作者:Kashさん)

まず、基本工作、塗装、ディテールアップ等基本的なことはきちんと押さえている作品です。

大胆に変更されたプロポーションやジャンクパーツを使用したオリジナル武器など注目すべきポイントがあり、尚且つ、見落とされないような作品構成になっています。

ただし、全体的に明度が低くなっています。ヒロイックなスタイルの作品ですので、もう少し明るく塗装すると良いと思います。

③M1アストレイ カガリ専用機(作者:BⅡX)

M1アストレイにイージスのパーツをミキシングした面白いデザインの作品です。丁寧な工作や塗装など作者のレベルの高さが伺えます。

小言を言わせてもらえれば、何も持っていない左手首は武器持ち手ではなく握り手に変更するか、シールドを腕に装着ではなく左手に持たせた方が良かったと思います。ということと、もう一点フロントスカートが割と広い面積なのですが、何もないのでディテールアップなどした方が良かったのかもしてません。

④ビルドアレックスフルパッケージ(作者:Shinya)

以前、当店イベントに持ってきて頂いたものに更に手を加えて完成度が高まっている作品です。ディテールアップ、プロポーション変更、各部のアレンジ等々、努力の後が伺えます。関節を改造したことがわかるアピール写真もGOODです。

惜しむらくは、時間もなかったようですので仕方ないこととは知りつつも、一部工作の粗い箇所があったことが残念です。

⑤プロトタイプキュベレイパピヨン(作者:うめ さん)

各部に配置したエフェクトパーツとそのマニキュアによるラメ塗装が目を引きます。各部のマスキングもきれいに仕上がっています。ディテールアップもジャンクパーツを使用したりして、しつこくなく良いアクセントになっています。

ですが、一部のジャンクパーツを使用した箇所にまわりと馴染んでいないところがありました。そういう部分は元々の形状をアレンジしたり、さらにジャンクパーツを追加したりして馴染むようにしてやると良いと思います。

⑥クロスボーンウイングガンダム(作者:K.Yさん)

クロスボーン魔王を使用した作品です。武装を強化しつつ、ウイングで機動性向上と改造したコンセプトが直接伝わってきます。

レジェンドガンダムやプロビデンスガンダムを連想させるシルエット、カラーリングはとてもよく練られています。

ただし、パーツ接続部の工作跡が見えてしまっています。ピンを短く切断するなどちょっとした工夫で見えないようにできると思うので次は注意してみてください。

⑦ガンダムAGE-1レイザー(作者:あっちゃん)

電撃ホビーのコンテストでレイザー良いのかなぁとは思うものの、別にレギュレーションに違反しているわけじゃないですから・・・ということは脇に置いて。

上手いです。小学生でここまで出来れば大したものと、素直にそう思います。

ただし、一部にスミ入れを忘れているところがありました。最後まで気を抜かないように気を付けてみてください。


2014.5.13入荷商品のお知らせ

2014年05月13日 16時03分08秒 | 商品紹介

本日、次の商品が入荷いたしました。

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●バンダイの「BB戦士 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン」が入荷いたしました。

いよいよ、クライマックスのユニコーンガンダムから「バンシィ・ノルン」がBB戦士に登場しました。

新規造形のアームドアーマーXC、DEおよびリボルビングランチャーが付属しています。

●バンダイの「ビルダーズパーツ MSキャノン01」と「ビルダーズパーツ MSランチャー01」が入荷いたしました。

待望の武器セットがいよいよラインナップに登場です。

「MSキャノン01」にはキャノン、フットミサイル、グレネードが、「MSランチャー」にはランチャー、ソード、鞘がそれぞれ2個ずつセットされています。かなりのボリュームとなっています。

そうそう、前回のバーニア、ウイングからはじまったグラフも表示さてています。

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●バンダイの「HGビルドカスタム スカルウェポン」が入荷いたしました。

劇中では登場しませんでしたが、「HG クロスボーンガンダム魔王」用の武器セットです。

ドクロを配した多数の武器やバーニアを追加したバックパック、握り手首、ピース手首等々パーツから構成されています。

多数のジョイントパーツやアームパーツも魅力的なキットです。

●「アーマーモデリング 6月号」が入荷いたしました。

巻頭特集は「模型で綴る アメリカ陸軍の主力戦車史」です。

M3リーからはじまりM1エイブラムスに至るアメリカ陸軍の戦車の系譜を模型で綴った特集です。

単なる作例集ではなく、どのようにして最強戦車の一つと言われているM1エイブラムスへ辿り着いたのかも分かる内容となっています。

また、途中にあるオリーブドラブの特集も必見です。


旧キット 1/100ザクキャノン完成!!

2014年05月09日 16時19分59秒 | プラモライフ

昨晩、メタルカラーを磨いていよいよ完成しました。
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普段とは違う作風に仕上がりました。
とはいうものの、普段のAFVモデルと比べればいつも通りなんですが・・・

ちょっとやりすぎ感があったりしますが、歴戦を重ねた風格が出てきたような気がするような、しないような。
あと、昨日の記事(ザクキャノンその3)でも書いたように「量産機よりもずっと酷使され続ける主役クラスの機体よりも汚れててよいのか?」という気もしますが、こっちの方が格好良いからOK。模型映えってやつです。


旧キット 1/100ザクキャノン製作(その4)

2014年05月08日 16時29分11秒 | プラモライフ

さて、ガンガン行きましょう。
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クリアーを吹いた後に脚部動力パイプをメタルカラーのダークアイアンで塗装しています。
全体にクリアーを吹き付け終わったら、最後に泥汚れです。
個人的にはこの作業が一番好きです。
泥汚れはモデルカステンの「超級ミリタリーピグメント」をタミヤカラーのうすめ液で溶いて塗りつけます。
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まず、1色目「ブリックライク」をまばらに塗り付けていきます。
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続いて、2色目「プラスターライク」、3色目「コンクリートライク」も同じように隙間を埋めるような感じで塗っていきます。
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乾くと大体こんな感じです。
この段階ではランダムに色がついていれば十分です。
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筆や綿棒を使って色の境目を崩したり、色をふき取ったりすると大分自然な感じになると思います。
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最後に、コンクリートライクを溶いたものを筆にふくませて、毛先を指ではじいて跳ねた泥の跡をつければ足元は完成です。
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泥や砂汚れというとついつい足元だけに目が行ってしまいますが、結構上の方までいくのではないかと思います。
整備員が上まで上るでしょうし、ビルの屋上や上の階のベランダって結構砂とか落ちていますし。
ということで、スミ入れの要領でピグメントをさりげなく全身にまぶしています。
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写真だと茶色の部分とかのピグメントは良くわからないので良くわかる肘とかの写真です。

さて、ウェザリングも完了したので、次回はいよいよキャノン等を磨いて完成です。

ちなみに、ドライブラシから始まった一連の作業なんですが、結構作業量があると見せかけて正味4時間もかからないくらいの内容です。興味のある方はお試しください。


旧キット 1/100ザクキャノン製作(その3)

2014年05月08日 15時59分05秒 | プラモライフ

さてさて、今回はサクサク進んじゃいます。
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とりあえず、脚部動力パイプ以外は塗装完了です。
胴体は普通にマスキングして、腕は脚部と同じように紙を差し込んだりして塗り分けています。
キャノン、ビッグガン、胸部動力パイプはMr.メタルカラーのダークアイアン(磨けば光るヤツ)を筆塗りしています。脚部動力パイプはつや消し吹いた後に同ダークアイアンを筆塗りします。
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塗装も終わったので、仕上げていきます。
まずはドライブラシです。緑、黒、赤の部分にはタミヤカラーのバフでそれ以外はホワイトでドライブラシしました。・・・が、ホワイトのドライブラシが全然わかりません。茶色が白すぎたかなぁとちょっと後悔しましたが、まいっかとホワイトはかなりいい加減に作業しています。
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ピンボケ画像ですみません。
スミ入れとウォッシングをやってる最中です。使ったのはタミヤのスミ入れ塗料(ダークブラウン)です。そうそう、スミ入れ塗料は4色出ていて周りの色調に合わせて使い分けたいところですが、迷った時はダークブラウンを使っておけば良いと思います。ダークブラウンは結構オールマイティーに使えますので。
さて、写真は派手にスミを入れてまだふき取っていない状態です。
それから、太ももなどモールドもないところにスミ入れ塗料を置いている部分が何か所かあったりもします。これは、これからウォッシングをやるための下準備です。
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そして、ウォッシングをした後の写真です。
スミ入れの塗料をふき取るのではなく、溶剤で全体的に伸ばしました。
そして、この時雨垂れの表現も同時やるので、垂直方向に筆を動かして作業します。
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さて、ウォッシングも済んだことですし、楽しい楽しいウェザリングのお時間です。

まずはチッピングをします。まあ、すぐやられちゃいそうな量産機よりもずっと使われ続ける専用機の方が錆びたり汚れたりしていそうなものですが・・・

チッピングもいろいろと手法があるんですが、今回はドライブラシでガーとやっちゃいます。使うのは、タミヤのHFシリーズの筆と特製「さびの素」。

HFシリーズの筆は値段、使いやすさ、入手性のバランスが抜群で、毛先を短く切ったりせずにそのままチッピングに使っています。

そして、特製の「さびの素」ですが、中身はタミヤカラーの「NATOブラック」、「レッドブラウン」、「クリアーオレンジ」です。配合比率は不明、というか最初は1:1:1だったと思いますが、足りなくなったらその都度気分的に調色して注ぎ足すを繰り返しているのでわからないです。中身をみたところ現在は「NATOブラック」が少ないような気がします。

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というわけで、チッピング完了です。

写真だとそれほどでもないような印象を受けますが、現物はかなり錆びてます。

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さて、チッピングが終わったところでようやくデカール貼りです。

人によっては、「デカールを貼った状態でウォッシング、チッピングをするのがリアルなんじゃないの?」と思うかと思います。

実際、私もそうは思うものの、ウォッシング、チッピングで彩度が下がった模型に色彩鮮やかなデカールを貼りつけることで見栄えが良くなるのではないかと考えこの順番で作業しています。クリアーを吹く手間も減りますし・・・。

とまあ、デカールを貼り終わったらつや消しクリアーを全体に吹き付けます。