「もう、地球終わったな」
そんな見解が、脳裏を過ぎった‥
~あの、瞬間‥~
雪崩(ナダレ)のように、次々に倒れていく、商品諸々‥
仕事中だった僕は、その瞬間、目を奪われていた‥
「非常事態」は‥
瞬(またた)くまに、僕らの日常を破壊した‥
そこは、既に、地獄絵図‥
鳴りやまないサイレン、道端に倒れ込む人、閉鎖していく店‥
「街中」を、不穏な空気が襲う。
列島を、駆け巡る、「非常事態」。
「大自然」の、猛威は。
僕らの目の前に、ある「生活」を、「日常」を。
~ものの見事に、奪い去っていった‥~
思い知らされた、自然界の現象‥
僕ら(人間)の、無力さを‥
ただただ、立ちすくむままに‥
あの瞬間にも、目の当たりにすることになる‥
「もう、終わった。」 そう思った。
明くる日の、新聞、テレビ、ラジオ。
あらゆる「情報源」からは、その悲惨な実態が、伝えられる。
まさに、「パニック」状態。
2、3日が経過したって。
まだ、「夢なら覚めてくれ」バリな、絶望感‥
この、科学や、技術が進歩する時代に‥
「街」が、破壊されていく‥
悲しみという名の、「現実」は‥
もはや、止めるすべもなく‥
「被災者」の心を。
「家族」の心を。
僕の心を、破壊していく‥
希望だ、夢だ、愛だ‥
「元も子もありゃしない」‥
ひたすら、祈るばかり‥
「地球、終わったかな‥」
しょーじき、そう思った‥
しょーじき、あきらめかけた‥
「だけど」
人間なんて、「無力」他ならない‥
「だけど」
だけど、もう一度‥
この、「非常事態」に、せっかく、降りてきた‥
この、「詩」を‥
もう一度、拾って、もう一度、前を向くんだ‥
まじ、洒落にならないし。
まじ、綺麗台詞いらないし。
「だけど」。
だけど、もう一度‥
この、「詩」を、空へ‥
あの、手の届きやしない「天」へ‥
僕らには、力の及ばない世界へ‥
ただただ、起こる、「現実」を。
ただただ、立ちはだかる、「悲劇」を。
ただただ、この「詩」に、乗せて‥
「願い」、「希望」、「夢」‥
「愛」‥
僕らが、信じるそれらを‥
無力で、小さな、この「詩」に乗せて‥
~powerless poem~
集合体( aggregate)…
この、世界に生息する、オールピーポー…
一人、一人、さまざまな境遇に、さらされながらも…
今日も、会社へ、学校へ…
~各々の、情熱や、野心を、抱きしめながら…~
一人一人の、日常生活へ、レッツゴー…
そこに、於ける、世界に一つだけの、景色…
それに、右往左往しながら、試行錯誤しながらも…
この、世界を、築き上げていく…
この、日常を、築き上げていく…
この、世界に、誕生して、何年が、経過しようとも
。
一匹、一匹、だれ一人として、例外なく…
~確かに、この、世界を、築き上げている…~
(僕なんかは違うんだって…)、いじけているそこのあなたにも…
全ては、一人一人のパワーが、折り重なって…
~この、世界は、成り立っているんだ…~
あなたが、出くわした、ほんの、些細なちんけな、出来事だって…
~この、世界の、(貴重)な、はしくれ…~
見逃すことなんて、出来ない…
一人、一人、一つ一つの、「集合体」が…
大きな大きな、それとなり、完成していく…
~この、世界は、成り立っている…~
あなたの、些細な、「日常」が…
その、「日常」が、ワールドワイドな、日常となり、完成していく…
我らが、愛しき、日常生活に、転がる、様々な大事なヒントの、数々を…
~抱きしめ、重宝していきましょう~
全ての、きっかけ・全ての、出来事…
そんな、「奇跡」なる、集合体は…
~他でもないあなたが、築き上げるんだ…~
~aggregate(集合体)~