ダメ人間アワー

別れた恋人同士でお送りしておりましたが、色々あって結婚しちゃいました。
おバカブログは続きます。

1万円の包丁はどれだけ切れるのか。 「貝印 関孫六 ダマスカス 三徳 165mm」

2013-06-03 00:53:57 | プー モノ
こんばんは。Perfumeと斉藤和義の余韻に浸りつつ、プーです。ライブ中に右側の男のヒジがグイグイ当たっていた右わき腹の痛みが、やっと薄まってきました。


ブログに「モノ」というカテゴリーを入れるレベルで、多分Perfumeと同じレベルでモノが好きなんですが、キッチン用品も結構好きなんです。フライパンとか圧力鍋とか素敵ですよね。あんまり料理ってしないんだけど。

包丁も好きで、とりあえず安物だけど気に入ったのを夫婦それぞれ1本づつ使ってるんですが、なぜだか研ぐのはプーの役目。しばらく研いでないと「切れないんだけど」と嫁のNobi女史からクレームになるのです。

その度にシコシコと研ぐんだけど、所詮はステンレス包丁、丁寧に研いでも切れ味は普通なのよね。プーの研ぎ方が下手なのもあるんだけど。


そんなある日、Nobi女史がこんな事言うわけです。

「職場の人が1万円の包丁買ったって。すごく切れるって。しかも切れ味が長続きするみたい。」

詳しく聞くと、グローバルの包丁らしい。


グローバルって、日本のブランドだったんですね。知らなかった。
格好良いんだけど、なんだかハンドルがヒンヤリしそうよね、冬とか。

調べていくと、すげー格好良い包丁とかあるのよねいっぱい。


ツヴィリングのツインセルマックスM66。もう格好良いを通り越して美しいです。切れ味もとんでもないそうだけど、値段も3万円。ムリムリ。

・予算は1万円まで
・切れ味の良い鋼を、錆びにくいステンレスで挟んだ、割込のが良さそう。
・日本人だし、日本ブランドでよくね?三徳包丁がいいし(Nobi女史談)

の3点を踏まえて、とりあえずジョイフル本田へゴー。ジョイフルには貝印のコーナーがあり、山ほど包丁があるのだ。

色々見せてもらい、トマトの試し切りなんかさせてもらい、あんまりよく切れるのでその場で1万円の包丁を買ってしまったのでした。


さぁ、早速見てみましょう。


この段階では、スパムの3缶パックの方が気になりますね。今日はキャベツ&スパム炒めを作りましたよ。


偉そうな包丁が出てきました。関孫六さんです。


なんだかダマスカス模様が入ってますね。ダマスカスなんて実はどうでもよくて、予算以内で一番よく切れるのがこれだったんです。


ハンドルが珍しい形状。逆3角形なんて使いにくいんじゃ?と思いましたが、使ってみると特に違和感無し。


難しい事は良くわかんないんだけど、芯材のV金10号が、鋭い切れ味を永くあじわわせてくれるみたいよ。

この芯材がなかなか硬く「素人には研げないんじゃない?」と思ったんだけど、ジョイフルの貝印ショップに持ってくれば500円で研いでくれるとのこと。無料券も1枚くれた。もう包丁研がなくていいのねプーさん。包丁研ぎ嫌いじゃなかったけど。




というわけで、大奮発して1万円の包丁を買ってきたのが実は4ヶ月前。あんまり料理しないながらも、4ヶ月使ってみましたよ1万円の包丁。

切れ味ですが、ちょっと落ちてはきたものの、自分で研ぎたてのステンレス包丁よりはまだ切れる状況。買った直後の「すげぇ」という感動は無いけど、安心して使える感じ。慣れもあるかもしれない。もうしばらく研がなくてもよさそう。

逆3角形のハンドルは、意外と気にならない。それよりも、ハンドルの仕上げが美しくてしびれます。金属と木を組み合わせてあるんですが、継ぎ目に段差が全く無いんです。

切れ味、美しさ、高さ(価格)があいまって、なかなかの存在感ですよ。丁寧に扱うようになったし、いい道具を使う時の喜びをすごく与えてくれる包丁なのです。

大事に何十年か使う事を考えれば、1万円なんか安いのかもしれない。Nobi女史にも「包丁切れない」って文句言われなくなったし。