大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

とりあえずブログ更新

2009年02月07日 | ノンジャンル
 今日の学童は「町田ワールド」。「音楽あそび」のメニューは盛りだくさん。これだけあると、色々な子どもたちがいる中で、必ず参加できるメニューがあります。

 今日は相談が午後8時半に終わりもう遅いし、明日は一日中、勉強会ですし、月曜日(ぽぽろは休みですが)も一日中、大阪府の相談支援事業従事者への現任者研修です。
 ですので、今日もドラマがいっぱいありましたがほんの一例だけにし、プログラムをご紹介しておきます。

 今日の午後は私がますます尊敬度を高めることになった「高井博之氏を偲ぶ会」に参列し、午後4時半に帰ってきました。ですので、午後はいろいろあったようですが様子が分かりません。そうだ、そのときまだ残って「つどい」の準備をしていたヤンボラさんと担当のスタッフさん等々ご苦労様でした。

 今後の東大阪でのぽぽろの展開については高井さんに相談したことがあります。他界されたことは立場を超えて弔辞を述べられた府・市の行政を含む各界の方々がこもごもおっしゃっていたように大阪は勿論のこと、東大阪にとっても大きいな痛手ででしょう。私たちにとっても大きな痛手でした。高井さんと最後にことばを交わしたのが、ぽぽろに私が赴任して最初に受け止め、以来ずっと関わってきたKくんの支援をお願いした件でした。亡くなる数日前でした。とても疲れた声だったのを覚えています。でも、高井さん亡き後を受け継いだ支援センターひびきの方がとてもしっかり対応していただき、一緒に行ったお父さんも感心されていました。葬儀には600人の方が参列されたそうです。私はせめて今日の「偲ぶ会」にはとスタッフに早くから頼んで行かせていただきました。
 本当にありがとう、高井さん。及びもしないけど、ボチボチ頑張ります。

 というわけで、今日は12時ギリギリまでいて、後ろ髪(今では弾かれる髪の毛も少なくなりましたが)を引かれる思いでぽぽろを後にしたほど、気になっていた今日初めてのお弁当持ちで3時まで利用したYくんのことだけを書いておきます。
 朝、お母さんから「最近、パニックになると耳をバンバン叩くので、昼で帰る子達のお迎えのときに怒ってするかもしれません。言って聞かしてあるし、写真カードでも順番を示していますので、そのときには対応を宜しく。」という風にいわれました。
 でも、私はギリギリでも12時まで。それが後ろ髪を引かれる思いにした出来事の一つでした。したがって、12時までのことしか知りませんが、お迎えのお父さんがとても喜んでいただき彼の作品(大作?)を写して帰られたということですので、良かったかなって思っています。





 彼はお絵描きが好き?なのか、グルグル丸をいっぱい描きますが、結局すべて上から何回も描いて真っ黒に塗りつぶしてしまいます。今日はほれ、この通り何枚も何枚も継ぎ足していくらでものびのびと描いてもらいました。これだけ書いて「至福のひととき」を過ごすと、集団遊びに誘いをかけても時々フラッと入ってこれるのです。きっと聴覚過敏もあるので泣き声や叫び声、酎セ鼓など大変と思うのですが、いつもより表情がとても穏やかでした。12時で帰る子らがおやつを食べだして、そこでフラッとそのテーブルに誘われて向かったのですが、ちゃんとUターンしたし、カードで一度確かめただけで納得できたようです。大体、私が途中でカードで今日の順番を再度確かめようとしたときも、すぐに手で制して「分かっているよ!」と知らせてくれたくらいだから、心配するほどのことはなかったようです。3時お迎えのときに、5分前に「限界!」だったようです。それまではパニックもなく初めてぽぽろで午後まで過ごすことができました。

 そういえばSくんも今日は初めてのお弁当持ちで、お母さんの付き添い無し。でも、とても楽しく過ごしていました。案ずるよりは産むが易しか…。

 ではプログラムを。
 ①始まりの歌「うたってドンドン」②「あいさつってすてきだな」③オーガンジーバルーン④季節の歌「まめまき」(歌の前に鬼が登場し、新聞紙を丸めて作った玉を鬼に当てる)⑤酎セ鼓⑥ぬり壁のダンス⑦ダンス「ともだちマンボ」⑧ゴムのわのびろ」⑨くすぐりあそび「とうふハンバーグ」⑩「うたってドンドン」 以上です。今日はカットも短縮もなくぜんぶできましたね。後日、写真でお知らせしましょうね。

 楽しかったねぇ。でも、以前にお伝えしたように町田先生は事情があって3月で終わりです。そこで、3月末に「お別れ町田ワールド・スペシャル」を企画しました。3月28日(土)で~す!!乞うご期待!


さと通信№9

2009年02月05日 | ノンジャンル
 昨日、『うわわ手帳と私のアスペルガー症候群』の著者である高橋紗都さんとお母さんの尚美さんが『さと通信』№9を持って来所されました。「うわわ会員」に不定期で配布してくれています。
 ブログで紹介OKということなのでお知らせします。
 
 











 昨日、お二人が来所されたときは丁度「ケンカ友だち」の小学一年のHくんとYくんが丁度バトル中で私たちが聞いていても脳天を突き抜けるようなキーキー声で騒然としていました。聴覚過敏のある小学2年のYくんはすぐに自分からイヤマフ(音を遮断する耳あて)をしたくらいの「騒音」です。私たちも思わず耳をふさいだくらいだから紗都ちゃんには耐えられなかったでしょうね。せっかく、すもう大会を見に来てくれたのに残念。紗都ちゃんは「ねずみばあさんグッズ」の中のネコの帽子にニンマリしていました。お母さんもお祖母ちゃんも裁縫が得意だそうで、グッズを見ながらフンフン…、「お相撲さんの着ぐるみはどんなん?」と聞いてこられたので、こちらもフンフン…。期待しちゃっていいのかなぁ?
 
 私は多分「ネコ派」。小さいときに家で(と言っても、出入り自由)三毛猫を飼っており、私にとてもなついていました。犬には祖父がセパードに噛みつかれたり、私自身も学生時代に小さい犬でしたが手を噛まれたりした経験があるので少し苦手です。でも、隣の家の「バンちゃん」というどでかい犬は私に無茶なついています…。

 以前、ぽぽろにラッキーを連れてきてくれて抱かせてもらったら、とってもおとなしくずっしりしていました。今度、「ふく」ちゃんを抱くのを楽しみにしています。ちょろちょろ動き回るので、おっとりゆっくりが好きな紗都ちゃんはふくちゃんが早く大きくなって落ち着いてほしいようです。

 今度のヤンボラ成人のつどい&ライブに通信で紹介されている尺八の青年が演奏されるので、聴きに来ようかなぁと言ってました。「未来の青年」=紗都ちゃんも1曲友情出演でいかが? 


ぽぽろ育てる会親のつどい

2009年02月04日 | 行事予定
 大阪発達支援センターぽぽろを育てる会会員のみなさまへ
 いつも、ぽぽろへの物心両面にわたる温かいご支援ありがとうございます。

 さて、ぽぽろも放出に事務所を移転し、日中一時支援事業を開始してから丁度一年が経過しようとしています。
 そこで、育てる会会員のご家族を対象に「親のつどい」を計画しました。

 「つどい」では、
 ①事務所のあるおおさかパルコープつるみ集会所の建て替え(延期)問題や建て替え後の構想、今後の事業展開(児童デイサービスの事業化)などについて説明させていただきたいと考えています。

 また、②ありがたいことに会員の皆様から財政的な支援のためのバザーや物品販売などの協力申し出もあり、来年度のバザー開催などの可能性につきましても皆さんのお知恵とお力をお借りしたいと考えています。

 その他、来年度の③子育て支援教室のテーマや開催場所、日程、運営などにつきまして皆さんのご意見をお聞きして決めてまいりたいと思っています。特に、父親を対象にした子育て支援教室や親子療育教室につきましてもご要望が出されています。
 また、④親同士や親とぽぽろスタッフとの交流会、親子行事などの要望についてもご意見をお聞きしたいと思います。

 以下の日程で開催を計画していますので万障繰り合わせの上、ご参加いただきますようにお願い申し上げます。お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。

 <ぽぽろ育てる会・親のつどい>
 日時:2009年3月21日(土)午前10時~12時
 会場:パルコープつるみ集会室ホール(ぽぽろ隣室)予定


感触遊び

2009年02月03日 | 児童デイサービス
金曜日のドレミファ教室は、Gくん親子1組の参加でした。


前回、少しの絵の具を用意しましたが、手に付くと

とても嫌がっていました。

今回はたっぷりの絵の具を用意。

グニョグニョした感触を楽しんでくれたらいいなあ。

机の上の絵の具をちらっと見ましたが、

あまり興味は無さそう。

お母さんが、Gくんの好きな「ノンタン」

「みどりちゃん(ミドリ電気のキャラクター)」

を手で書き始めると少しずつ近づいてきました。

さすが、お母さんniko




(楽しそうだなー。でも触りたくないなー。)







そこで、すかさず

「あ!!ノンタンとみどりちゃんに雪が降ってきたー」

と小麦粉をパラパラ。

あっという間に座りこんで、手で触り始めました。








はじめは、絵の具を小麦粉の白で消すように、

隠すようにしながら・・・でも次第にdown








水を多めに入れて、グニョグニョの感じがお気に入りらしく

何度も水を要求。

両手で混ぜ混ぜ、ラップの芯もちょこっとだけ使って

混ぜ混ぜ。







容器に入れて、コネコネ。

Gくんはこの日、体調がいまいちだったようで、

時折、ボーッとしていましたが、

(グニョグニョの感触が心地よすぎて、

ボーッと・・・ということもあったかな?meromero2

小麦粉をもっと入れてと要求するので、

左手にサラサラとかけてあげると、

右手ではグニョグニョの感触を、

左手ではサラサラの感触を楽しんでいました。






遊んでいる最中に、容器の中の色水が、

ドバーッase2とGくんのひざにこぼれました。hi

慌てる大人をよそにGくんは声を出して大喜び。

Gくんは、「うれしい、楽しい、気持ち悪い、嫌 」など

顔の表情では表現してくれますが、

まだ言葉での表現は難しいようです。

感触遊びを通して、

感じたものを言葉に出来たらいいなあと思っています。

私たちは、

「わー気持ちいいね。」「楽しいね。」と

Gくんの気持ちを代弁しながら、

共感していきたいと思っています。




今度、スライムにもチャレンジしてみようかなー。</


土曜学童・午後編

2009年02月02日 | 児童デイサービス
 お天気が心配だったけど、時々晴れ間ものぞき公園あそびができました。

ご機嫌のRくん。少し暇になると、私に近寄り追いかけろと要求しますが、逆にボールを渡すと思い出したのか追いかける役に転じて嬉しそうにボールをぶつけていました。


 午後からやってきたYくんはお気に入りのHくんと野球したり、溝の中に隠れたりして「行方不明ごっこ」(一回目はホントにいなくなったと思ってドキドキしました!)をしたりしていました。



 Mくんはフェンスの上に向かってボールを投げ、少年野球チームの練習真っ只中に転がしました。親切に投げ返してくれるのをいいことに、「やりとりあそび」を楽しもうとするので、あわてて溝の方へ避難?させると、今日は泥んこの研究。ドロドロになって至福のときを過ごしました。


 HくんはKちゃんの追っかけから逃げるためにすべり台に避難したり、スタッフにまつわりついたりしていました。
 Tくんはマイペースで小さなすべり台やジャングルジムでいっぱい遊びました。

 一方、半分寝ながら1時過ぎにやってきたKちゃんは、お部屋に残って小麦粉粘土やシャボン玉でいっぱい遊んでもらいました。

 土曜日の3時がくるとバタン・キュー!ところが、この日はスタッフのKから土曜日はお父さんが休みだから「親子療育教室をしてみたらどうでしょう?」という提案があった。つまり、。午後3時から4時半まで教室を入れるという話です。結構、要望もや問い合わせもあるようです。特に、平日は幼稚園や保育所に通っていて療育を受ける機会がない子どもさん、お父さんに子どものことや子育てへの理解や協力をしてほしいと願っている家族等々…。いかがなもんでしょうか?「経営」が苦しいというこちらの問題もあるのですが、ニーズもあるのでしょうか?今度のスタッフ会議で相談したいと思います。