白色汚染
中国では、1970 年代末にプラスチック製レジ袋が入ってきて,使いやすく低コストであるため、普及が一気に進んだ。
日本よりも人口が多いため、使用数量も多く、不法投棄されたレジ袋などのプラスチック製品は「白色汚染」と呼ばれ、自然環境に多大な負荷を変えている。
白色汚染とは、レジ袋や発泡スチロール製の容器など、プラスチック製品の大量消費と投棄によって引き起こされる汚染で、プラスチックは白色の製品が多いことからそう命名された。
プラスチックは土中に埋めても分解されることはなく、廃棄されることにより、土地の質、農作物の成長にも影響を及ぼし、野生生物が廃棄プラスチックを誤食することで命を落とす事態が発生している。
中国では,レジ袋の生産・販売・使用の制限に関する規制政策を導入し,2007 年 12 月 31 日に《レジ袋の生産販売使用における制限の通知》が中国・国務院事務局2)によって公布され,2008 年 6 月 1 日から実施され、5年後にはレジ袋の使用量が3分の1になった。
2016年中国の上海と宿遷市に行ったがどこで買い物してもレジ袋はもらえなかった。
すでに制限されていたのだからしょうがない。