ポリ袋ブログ

主にポリ袋について書いています。

生分解させるスイッチ

2022年10月30日 10時22分32秒 | ポリ袋


海洋生分解性プラスチックをいつから分解させるかはとても重要な案件だ。
例えばレジ袋なら、どんなスイッチを仕込むのだろうか。
水分を感知した時では、雨の時には途中で切れてしまうことにもなりかねない。
かといって、海洋にしか存在しない微生物がスイッチとなれば、地上に誤って放出されたレジ袋はいつまでも分解されないことになる。


スイッチ機能の付与
[課題]
例えば、海洋生分解性プラスチックで被覆された肥料では肥料成分の溶出調整機能とプラスチックの生分解性の両立が求められ、漁具では水中で利用する前提であるため、水に長時間接触しても使用中に分解することなく意図したタイミングで生分解が開始されるスイッチ機能が必要である。
[対策]
使用する用途に合わせて海洋環境中の特徴的な外部刺激をトリガーとし、生分解の速さや生分解が開始するタイミングを制御するためのスイッチ機能を、海洋生分解性プラスチックに付与する技術開発を行う必要がある。
[施策]
・【経済産業省、NEDO】より大胆な発想に基づく挑戦的研究を支援する施策を検討


海洋生分解性プラスチック開発・導入普及ロードマップより
令和元年5月7日
経済産業省


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする