路上の上。

愛車KLE400との旅路をメインに、日々雑多な出来事の独り言。

妻と映画鑑賞2本目。「俺たちに明日はない」。

2019-07-19 19:44:02 | 妻と映画鑑賞。
・俺たちに明日はない 1967年・米国・監督アーサー・ペン

 自称映画好きなら、有名どころで未鑑賞だとは言えない作品の一つ。
とは言え、古い作品なので、どうしても気なる点はあるが気にしない。
しかし、秀逸なのはなんといっても邦題だろう。
原題は「Bonnie and Clyde」だが、それがどうして「俺たちに明日はない」になったのか。
作品の内容より、その方が凄いなぁと思う作品です。
当時の邦題を付けていた映画マン、宣伝マン、コピーライターの凄いこと。
あ、結末はご存じだと思いますが、知らなくてもこのカテゴリーは大体同じ末路です。
昔の人は憧れるかもしれませんが、今の若い人の共感は得られないかも?

妻と映画鑑賞1本目。「ワイルドバンチ」。

2019-07-19 18:47:59 | 妻と映画鑑賞。
 色々とあって、介護別居状態から夕食とそのあと少しの時間を妻、息子と私で過ごすことになった。
まったく顔を合わせる時間がなかった時と比べれば改善したのかな。
で、息子は付き合ってくれないが、どういう訳か妻と映画館やDVDでの自宅映画鑑賞をできる限りしてみようか?となった。

 中年夫婦の映画研究会発足である。
 
 しかし、ただ夜は眠い、ひたすら眠い。

 夕食後、片付けてからのDVD一本鑑賞するのは、思いの外エネルギーを要する。
でも、何時まで続けられるかやってみようとなった。
このカテゴリーで更新なくなったら力尽きたということに・・・。

 さて、鑑賞した作品の記録として、ここに記すことにする。
評論なんて素人が偉そうに書けないので、感じたことを少しだけ書けたらと思う。
「何でも見てやろう」と小田実氏じゃないが、まぁそんな感じで行きます。
レンタルショップのア行から順番にでも良いが、とりあえず二人が好むアメリカ映画で70年代付近からスタート。
となれば、アメリカン・ニューシネマ作品群から鑑賞することに。

・ワイルドバンチ 1969年・米国・監督サム・ペキンパー。

 借りてきたのは両面に記録されたDVDで、昔のレコードみたいにA面B面ひっくり返すものだった。
二枚組じゃなくこのタイプもあるんだね。

 観ようとした切っ掛けは、何となくクリントイーストウッドの「許されざる者」(1992年)を思い出していて、そういや「最後の西部劇」って謳っていたな?からだった。
「最後の西部劇」っていう謳い文句の元祖はワイルドバンチだろうということで、妻は未鑑賞だから借りてきた。

 西部劇大好きです。
バイク乗りと西部劇は親和性が良いのです。
特にオフやADV、私の様なデュアルパーパス乗りのキャンツーライダーとは特に。
冒頭の子供たちのシーンからの銃撃戦、その後の男たちの駆け引き、そしてラストの銃撃戦。
ちょっと長い作品なので途中ダレますが、いや、本当に良いですね。
男臭さ全開、滅びの美学フルスロットルです。
ただ、この後、アメリカン・ニューシネマ作品群を観ていくので、ラストはみんな同じような結末を見て行くことに・・・。