路上の上。

愛車KLE400との旅路をメインに、日々雑多な出来事の独り言。

大分県耶馬溪ツーリング~とろろ乃湯温泉と青の洞門~

2020-03-11 18:10:59 | ツーリングレポート
2020年3月3日火曜日 晴れ。

 新品のバッテリーに交換して初のツーリング。
新型コロナウィルスで巷は大騒ぎだが、こんな時こそ濃厚接触者ゼロのソロツー最強である。
目的地もできる限り人気のない場所を選んで出発したのは午前8時30分過ぎ。
10分ほど暖機して走り出しても、しばらくは調子が出ないKLE。
燃料を補給して10kmほど走行すると調子も良くなり、いつものコースで油木ダムから野峠越えで山国へと至る。
三月初旬、このルートで何度か積雪で引き返したこともあったが、今期は暖冬だったのでその心配は無用だった。
国道212号を中津方面へ向かい、耶馬渓ダムのある県道28号へ折れる。
途中の橋を渡って対岸へ出てクネクネ山道を走ると今日の目的地『とろろ乃湯』へ到着。
ほぼ計画通り、開店午前11時の5分前に到着するとは気持ち良い。

◆開店少し前に到着。

◆駐車場はこの通り。前日の雨で少し地面が柔らかくスタンドの効く場所を選んだ。
 板持ち歩けばなんてことないんだけどね。

◆ちょっと早かかったのでまだ準備中。

◆午前11時を回って暖簾が掛かった。さぁ行こう。

 レジで400円を払いお風呂へ向かいます。
男女の湯船は月ごとに入れ替わり、今月は右側です。
計画通り、誰も居ません。
一番風呂ゲットです。
しかも、昨日は店休日でしたから尚更気持ち良いです、はい。
100円玉を使うコインロッカーがあり、貴重品はその中へ。
しかも使用後返金されるので本当にありがたいです。
体を洗い湯へ入ると生き返ります。
あまり大きくない温泉なのでお客さん多いとがっかりしますが、誰も居ないと得した気分。
小さいながら露天風呂もあり、そちらは少し湯が温いです。
温いがその分長く入れます。
一時間近く内風呂、露天風呂と交互に入りながら温泉を愉しみました。
他のお客さんが来たので上がることにしましたが、本当、ゆっくりできました。
今度はお食事ですよ。

お食事処には中年カップル一組の先客が鶏の炭火焼を愉しんでいた。
お風呂には来なかったので、先に食べているのか、食事だけなのか。
他にはお客さんはおらず、離れた場所の席に座る。


◆とりあえず湯上りのノンアルビールでも!

◆唐揚げ単品頼んじゃいました。

◆お一人様でも注文できるというので鶏の炭火焼き定食を注文、このボリュームです。

◆我が家では特別な日にしかでない『かしわめし!』

◆炭火でジャンジャン焼いてモリモリ食べました。

 うーん満足です!
とろろ乃湯を後にして国道212号へ復帰。
中津から国道10号へ出て、京築アグリラインで帰る予定ですが少し寄り道。

◆綺麗な駐車場が整備されている馬渓橋。

耶馬渓には、他に羅漢寺橋と耶馬渓橋という立派な石橋がある。
そういや、大分県はこういう石橋が結構多い。

ついでに近くを通るので超久しぶりに青の洞門へも寄ってみた。

◆とても綺麗なトイレのある駐車場へ。

◆これぞ耶馬渓、青の洞門という風景です。

◆禅海和尚。この方が手彫りでこのトンネルを掘ったとか。

◆ちょっと覗いてみましょう。

◆この下です。

◆昭和ですね?

◆このボコボコした岩肌が、手彫りの痕跡?。

◆出口ですが、ここも入口とあります。

小学生の時の社会科見学で来た以来の訪問です。
その当時、和尚が一人で掘り貫いたと教えられた気がしたがそうではない様子。
子供の頃の記憶とはいい加減なものである。
ノミと槌だけで掘ったのは本当みたいだけど、托鉢勧進(要は寄付)を募って集めた金で雇った石工達がせっせと掘った。
しかも、開通後は通行人四文、馬牛八文の通行料を徴収したと伝わり、これをもって日本初の有料道路と言われているそうだ。

◆詳しくはここに書いてある。

うむ、なんか子供の頃の記憶、印象と違う。

因みに私の子供の頃の記憶では『目と耳が不自由な和尚さんが、貧しい人々が困っているのを見かねてノミ一本でこのトンネル掘りに生涯を捧げた』である。
〇〇先生!なんか違いますけど!

と、こうして大人の社会科見学も終了、予定通りのコースで家路についた。

帰り着くと、帰省中の娘がいるので、妻が張り切ってお雛様祭りだとちらし寿司に唐揚げにかしわめしを用意していた。
私が昼食に何を食してきたかは絶対に言えない雰囲気である。

・本日の走行距離     167km 
・本日の旅費   4,037円