2020年3月24日火曜日 快晴。
先日、宗像大社で御朱印を戴いたので、どうせなら続きで中津宮と沖津宮も戴いてコンプリートしたいと思うのは人情。
毎年初詣に行っているのは辺津宮で、筑前大島にある中津宮、沖ノ島にある沖津宮の三社をもって宗像大社は構成されている。
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群として2017年にユネスコ世界遺産に登録されたのは記憶に新しい。
中津宮は、玄界灘に浮かぶ筑前大島という周囲13.5km程の小さな離島にあり、こちらで沖津宮の御朱印も戴ける。
沖ノ島は女人禁制であり、世界遺産に登録されてからは一般人の上陸もできないことになっているので事実上、中津宮と同島北部にある宗像大社沖津宮遥拝所にての参拝となる。
今は知らないけど、昔は地元の瀬渡し船が釣り客を男女問わずバンバン上陸させていて、恥ずかしながら私も若い頃両手くらいは上陸したことがあった。
港内で停泊した瀬渡し船の中で、石鯛をぶつ切りにした味噌汁を船長さんからいただき、大変美味かったのを今でも良く覚えている。
もう、行くこともないので大変貴重な体験をしていたのだとつくづく思う。
さて、話は戻る。
筑前大島へ渡るには神湊漁港から市営渡船大島航路の「フェリーおおしま」か「旅客船しおかぜ」に乗ります。
大人570円小児290円。
面白いことに、神湊で往復分2枚の切符を買うと1,140円(単純に二倍)だが、大島で買うと1,000円(島民の方には往復割引がある様子)と自動券売機にはあった。
バイクは特殊手荷物扱いで「フェリーおおしま」でないと載せて渡ることができない。
事前予約はできず、運賃は750cc未満のKLE400で960円(片道)。
因みに125cc未満は640円、750cc以上は1,280円です。
バイク以外は興味ないので知りません。
◆いつの間に建て直したのか近代的建物になっていた神湊渡船ターミナル。
遠い記憶では、昭和な雰囲気漂う感じだったが今はこんな感じになっていた。
◆中も綺麗です。
◆人だけなら、自動券売機で購入しますが、バイクは隣の窓口で受け付けです。
午前9時25分発の大島行に乗ろうと午前8時50分頃到着して受付へ。
受付のお姉さんが「今日は車が一杯だからバイク載せられるか船長に確認します、5分くらい待って下さい。」という。
当日受付は良いが、こういうことがあるから心配なんですよね。
午前中の「フェリーおおしま」運行は、この時間かもう一本早い午前7時40分の便しかないので要注意です。
ただし、この日はたまたま全便フェリー運航でした。
◆神湊漁港へ着岸中の「フェリーおおしま」。
湾内で180度回頭して船尾から着岸です。
暫く待っていると、どんどんお客さんが増え始め受付は混雑を始める。
5分どころか10分経っても忙しそうでバイクが積めるのかどうなのか返答を貰えない。
午前9時10分過ぎ、ようやく受付が空き始めると中のお姉さんがチラ見してきた。
もういいよ、ということだろうか?恐る恐る受付に近寄ると大丈夫とのこと。
もう積み込み始まっているから早く行ってくださいだった。
慌てて料金を支払い指定の場所へ向かう。
◆何とか乗れました。
◆神湊漁港を出ると結構波があり船体が左右に揺れます。
◆地島(じのしま)が見えます。
フェリーは約25分で筑前大島へ到着します。
山歩きの格好をした女性主体のグループの他に、年配者だけの山歩きグループ。
釣客に工事関係者が多く、午前中のこの便あたりはお客さん多い感じです。
◆大島へ着岸中、右手に中津宮の鳥居が見えました。
さて、いよいよ上陸です。
つづく。