『狼たちの午後』 1975年・米国・監督シドニー・ルメット
実際に起こった銀行強盗立て籠もり事件を題材としたお話。
強盗犯ソニーを演じるアル・パチーノがとても良いです。
銀行に立て籠もる犯人たちと人質となっている銀行員、取り囲む警官隊と野次馬にTVクルー。
刻々と変わる状況をライブ感たっぷりに映し出しています。
実話ベースなので、強盗犯は映画的な超人ではなく普通?の間抜けな犯罪者です。
多くの銀行強盗が成功しないように彼らもしません。
だから、邦題の狼は言い過ぎだろう、と思うよね。
彼らは狼じゃなかったもん。
そもそも原題は『Dog Day Afternoon』で『盛夏の午後』。
でも、dog daysを狼にしちゃう邦題命名決定者のセンスって良いよね。
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