『ライオン・キング』 2019年・米国・監督ジョン・ファヴロー
久しぶりにユナイテッドシネマなかま16へ妻と行ってきた。
妻と二人で来るのはもう20年振り位かもしれない。
ダイエーがあって、バンドールがあった時代だ。
今や、その面影すらなく客も疎らで、床や壁の汚れや傷が良い味だしていて懐かしくなった。
建物も人と同じで歳を取る。
どんなに改装したって隠せない。
さて、今日は“超実写版”と謳うディズニー映画『ライオン・キング』を鑑賞。
正直、アメリカンアニメは苦手。
動物やおもちゃ、車を擬人化しているのがもうダメ。
カーズとかもう痛くて観ていられない。
が、今回は“超実写版”という最新のフルCG映画の実力を鑑賞するのが目的。
もう毛並みフッサフサ!
どの動物もリアルに見えるが、やっぱり不気味。
リアルな動物がありえない動きや表情(極端にではないが)をするので(しないとセリフ回しだけでは感情が伝わらんか)。
こういうのは、やっぱ2Dアニメでの表現の方が良いのかな。
実写なら、ぬいぐるみ着て歌って踊る方がいっそ清くて面白い。
あ、それ四季か。
リアルにし過ぎることで、2Dアニメでは感じなかった動物同士の繋がりの不自然性が少し気になった。
見た目がもうそのまんまなのに、自然界の摂理無視の動物同士の共闘とか絆とか。
喋る動物と喋らない動物の差はなんなんだ?
仮にどの動物も主人公たちと同じレベルの知能と社会性を持っていたら、捕食行為はし難いよねぇ。
そこは無視して食べちゃうの?
じゃぁ捕食されるターゲットのストーリーはないの?
え、気にすんなって?
2Dアニメでは気にすらしなかったが、“超実写版”であるが故に気になりました。
一応、劇中序盤で父親ライオンが食物連鎖の輪の話をしてフォローを入れているけどやっぱり無理。
昆虫や幼虫だけで、ライオンがあんなに大きく成長するのかよ!
しかも館内のKid'sが早々に飽きてマダーーーと騒ぐ始末。
まぁ、妻が喜んで観てくれたので良かったです。
最後に、映画館で観るなら3Dですよ。
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