PSW研究室

専門職大学院の教員をしてる精神保健福祉士のブログ

新入生オリエンテーション

2010年04月03日 16時57分56秒 | 専門職大学院
今日は、オリエンテーションでした。
午前9時から、専門職大学院の新入生教務オリエンテーション。

履修要項やら、時間割やら、履修届ほかの書類が配られ、
教務課から、授業の選択履修手続き等について、あれこれ説明してもらい、
教員達からも、コースごとの授業や時間割について、あれこれ説明しました。

専門職大学院に通う院生たちは、多種多様です。
基本は1年制ですが、現職を継続しながらの2年制(長期履修生)がいます。
社会福祉士や精神保健福祉士資格を持っている人もいれば、これからの人もいます。
福祉の世界のベテランもいれば、福祉はまったく初めてという会社員出身の人もいます。
ケアマネジメントコースの人もいれば、ビジネスマネジメントコースの人もいます。

したがって、カリキュラムも多種多様です。
1年間で100科目余りが開講しています。
社会福祉士の指定科目もあれば、専門領域の講義・演習もあります。
講義が中心の授業もあれば、実技と演習をもっぱら行う授業もあります。
福祉専門職としての実務を中心とした科目や、夏と冬には実習もあります。

したがって、時間割も複雑です。
1時限目(朝9時~)から、7時限目(~夜9時40分)まで、授業がみっちりです。
月曜日から土曜日まで、時には日曜日や祝日にも、授業があります。
清瀬のキャンパスが基本ですが、1時間離れた茗荷谷の校舎も使います。
同じ時間帯に、二つも三つも授業が平行して行われている時もあります。

なので、時間割を見ても、よくわかりません。
時間割自体を、そもそもどうやって見るのかが、最初はわかりません。
何色にも色分けされた科目群のうち、どれをどれだけ取ればいいのか、わかりません。
各科目名と担当教員名が細かく書かれていますが、シラバスと照合しなければなりません。
1単位8コマの講義と、1単位15コマの演習が、パズルのように組み合わされています。

3日後には授業も始まります。
5日後には、1冊本を読んで、最初のレポートを出さねばなりません。
だんだん慣れてくると、当たり前のように使いこなしている時間割なのですが…。
今日、オリエンテーションを受けた新入生たち、わかったかなぁ~?
欲張りすぎると、大変な目に遭うカリキュラム、理解してくれたかなぁ~?
(-_-;)

待ったなし、みっちり福祉のシャワー漬けになる1年間が、いよいよスタートします。
頑張れっ!新入生!
踏ん張れ!専門職7期生!