日本社会事業大学の精神保健福祉士課程は、現在の3年生で、第14期生になります。
精神保健福祉士が国家資格化されて、日本で最初に設けられたPSW養成課程です。
初代主任教授は、JHC板橋を牽引してきた寺谷隆子さん。
課程開設当時の「針のむしろ」状態のご苦労については、先に記事にしました。
二代目主任教授は、コンボ代表理事も務める大島巌さん。
「戦うPSW」養成に精力を傾け、極めて緻密な年間カリキュラムを創り上げました。
おふたりが、学部で毎年約20人のPSWの卒業生を送り出してきました。
そして、他にも、この学校には多くのPSWたちが関わってきています。
国家資格化以前の精神保健福祉担当教授だった、尾崎新さん。
先日若くして脳腫瘍で亡くなられましたが、その著作は今も変わらず刺激的です。
専門職大学院の初代精神保健福祉担当教授だった、大野和夫さん。
国家資格化を果たした元日本PSW協会理事長は、現在も三浦で地域活動を続けています。
通信教育科精神保健福祉士課程の専任教員だった、田尾有樹子さん。
巣立ち会で200名の退院促進を成し遂げ、国の検討会でも発言し続けてくれています。
同じく通信教育科の専任教員だった、大塚ゆかりさん。
今も山梨県立大学の准教授をしながら、旭川と往復して法人運営を継続しています。
いろんな人のPSWという仕事への想いが詰まって、今の大学があります。
そんなPSWの系譜を引き継いで、今僕も仕事できていることは、とても幸せなことです。
僕たちは現場で、ともすれば自分のことで精一杯になります。
体験は個人に止まり、経験の伝承と言うことに、無頓着になりがちです。
でも、いろいろな変革は、ひとりでは成し遂げられません。
他者に少しでも伝えて行くということが、とても大事になります。
自分の体験を、経験知として伝えて行くこと。
次の世代に、クライエントから学んだことを伝えて行くこと。
その言葉が教育であると同時に、現場を変えていく力になるはずです。
PSW総体の経験の蓄積が、職種としての価値を形成し、魂として伝えられていきます。
PSWの魂を注入されて、それぞれ現場に出て、奮闘している卒業生たち。
現場で悩み傷つきながら、新しい経験知を獲得してくれているはずです。
今度、そんな卒業生たちに集まってもらって、勉強会を行うことになりました。
多くのPSWが関与しているであろう「地域移行・定着支援」がテーマです。
学内関係者に止まらず、広く学外の方にもオープンで開催する勉強会です。
テーマにご興味があれば、どうぞお申し込みの上ご参加下さい。
※画像は、夕暮れのキャンパス中庭風景。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
日本社会事業大学社会福祉学部精神保健福祉士課程
修了者第5回勉強会【シンポジウム・講演会】のご案内
日本社会事業大学精神保健福祉士課程10周年記念会以来、しばらくお休みしていた精神保健福祉士課程修了者勉強会を、下記の通り再開したいと思います。
この勉強会は、社大・精神保健福祉士課程を卒業された皆さまの情報交換の場として、また精神保健福祉士課程在校生と卒業生との交流の場として、2007年5月に第1回勉強会を行って以来4回開催し、精神保健福祉士課程10周年記念会に発展したものです。
今回の勉強会では、こんにち大きな課題になっている「地域移行支援」をテーマに、社大精神保健福祉士課程修了者、あるいは資格化以前にご卒業された社大卒業生で精神保健福祉の場で活躍されている皆さんに実践報告をして頂き、相互の経験を交流して、さまざまなネットワークを広める契機にして頂ければと考えております。
2008年度から専門職大学院准教授に着任された古屋龍太先生には、このテーマに関連した記念講演をお願いしています。
多くの卒業生の皆さん、在校生の皆さんにお集まり頂き、有意義な交流ができますことを願っております。
皆さまのご参加をこころよりお待ちしております。
日本社会事業大学社会福祉学部
精神保健福祉士課程主任 大島 巌
■日時: 2011年2月19日土曜日、午後2時~5時30分(勉強会)
受付開始:午後1時30分
勉強会の終了後、懇親会(午後6時~8時)を開催します
■場所: 日本社会事業大学教学A棟A202教室(勉強会)+厚生棟2階喫茶ルーム(懇親会)
■内容:
テーマ「地域移行・定着支援それぞれの試み」
14:00-14:30 記念講演
「精神障害者地域移行・地域定着支援事業の現状と課題」
古屋龍太(日本社会事業大学専門職大学院、准教授)
14:40-17:00シンポジウム
ワークショップ「地域移行・定着支援それぞれの試み」
【シンポジスト・話題提供者】
関原 育(NPO法人ウィズ福祉会施設長、東京PSW協会会長、社大卒)【依頼中】
豊子有純(NPO法人多摩在宅支援センター円地域活動支援センター連、PSW課程12期)
新井美子(武蔵野中央病院、PSW課程8期)
大島 巌(日本社会事業大学、教授)
道明章乃(社大社会事業研究所共同研究員、PSW課程1期)
【コメンテータ】
寺谷隆子(日本社会事業大学精神保健福祉士課程初代主任)
大石信弘(静岡市:精神保健福祉士・社会福祉士事務所「静岡まちとも」、社大卒)
17:00-17:30 総合討論(含、今後の勉強会の持ち方など)
18:00-20:00 懇親会
■参加費: 勉強会(無料)、懇親会(3000円)
■連絡先:
〒204-8555 東京都清瀬市竹丘3-1-30
日本社会事業大学社会福祉学部
大島研究室:道明章乃(PSW課程第1期、社大社会事業研究所共同研究員)
Email:psw.jcsw@gmail.com、電話 & Fax:042-496-3126
参加希望者は2月10日迄にメールあるいはファクシミリにてお申し込み下さい。
精神保健福祉士が国家資格化されて、日本で最初に設けられたPSW養成課程です。
初代主任教授は、JHC板橋を牽引してきた寺谷隆子さん。
課程開設当時の「針のむしろ」状態のご苦労については、先に記事にしました。
二代目主任教授は、コンボ代表理事も務める大島巌さん。
「戦うPSW」養成に精力を傾け、極めて緻密な年間カリキュラムを創り上げました。
おふたりが、学部で毎年約20人のPSWの卒業生を送り出してきました。
そして、他にも、この学校には多くのPSWたちが関わってきています。
国家資格化以前の精神保健福祉担当教授だった、尾崎新さん。
先日若くして脳腫瘍で亡くなられましたが、その著作は今も変わらず刺激的です。
専門職大学院の初代精神保健福祉担当教授だった、大野和夫さん。
国家資格化を果たした元日本PSW協会理事長は、現在も三浦で地域活動を続けています。
通信教育科精神保健福祉士課程の専任教員だった、田尾有樹子さん。
巣立ち会で200名の退院促進を成し遂げ、国の検討会でも発言し続けてくれています。
同じく通信教育科の専任教員だった、大塚ゆかりさん。
今も山梨県立大学の准教授をしながら、旭川と往復して法人運営を継続しています。
いろんな人のPSWという仕事への想いが詰まって、今の大学があります。
そんなPSWの系譜を引き継いで、今僕も仕事できていることは、とても幸せなことです。
僕たちは現場で、ともすれば自分のことで精一杯になります。
体験は個人に止まり、経験の伝承と言うことに、無頓着になりがちです。
でも、いろいろな変革は、ひとりでは成し遂げられません。
他者に少しでも伝えて行くということが、とても大事になります。
自分の体験を、経験知として伝えて行くこと。
次の世代に、クライエントから学んだことを伝えて行くこと。
その言葉が教育であると同時に、現場を変えていく力になるはずです。
PSW総体の経験の蓄積が、職種としての価値を形成し、魂として伝えられていきます。
PSWの魂を注入されて、それぞれ現場に出て、奮闘している卒業生たち。
現場で悩み傷つきながら、新しい経験知を獲得してくれているはずです。
今度、そんな卒業生たちに集まってもらって、勉強会を行うことになりました。
多くのPSWが関与しているであろう「地域移行・定着支援」がテーマです。
学内関係者に止まらず、広く学外の方にもオープンで開催する勉強会です。
テーマにご興味があれば、どうぞお申し込みの上ご参加下さい。
※画像は、夕暮れのキャンパス中庭風景。
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日本社会事業大学社会福祉学部精神保健福祉士課程
修了者第5回勉強会【シンポジウム・講演会】のご案内
日本社会事業大学精神保健福祉士課程10周年記念会以来、しばらくお休みしていた精神保健福祉士課程修了者勉強会を、下記の通り再開したいと思います。
この勉強会は、社大・精神保健福祉士課程を卒業された皆さまの情報交換の場として、また精神保健福祉士課程在校生と卒業生との交流の場として、2007年5月に第1回勉強会を行って以来4回開催し、精神保健福祉士課程10周年記念会に発展したものです。
今回の勉強会では、こんにち大きな課題になっている「地域移行支援」をテーマに、社大精神保健福祉士課程修了者、あるいは資格化以前にご卒業された社大卒業生で精神保健福祉の場で活躍されている皆さんに実践報告をして頂き、相互の経験を交流して、さまざまなネットワークを広める契機にして頂ければと考えております。
2008年度から専門職大学院准教授に着任された古屋龍太先生には、このテーマに関連した記念講演をお願いしています。
多くの卒業生の皆さん、在校生の皆さんにお集まり頂き、有意義な交流ができますことを願っております。
皆さまのご参加をこころよりお待ちしております。
日本社会事業大学社会福祉学部
精神保健福祉士課程主任 大島 巌
■日時: 2011年2月19日土曜日、午後2時~5時30分(勉強会)
受付開始:午後1時30分
勉強会の終了後、懇親会(午後6時~8時)を開催します
■場所: 日本社会事業大学教学A棟A202教室(勉強会)+厚生棟2階喫茶ルーム(懇親会)
■内容:
テーマ「地域移行・定着支援それぞれの試み」
14:00-14:30 記念講演
「精神障害者地域移行・地域定着支援事業の現状と課題」
古屋龍太(日本社会事業大学専門職大学院、准教授)
14:40-17:00シンポジウム
ワークショップ「地域移行・定着支援それぞれの試み」
【シンポジスト・話題提供者】
関原 育(NPO法人ウィズ福祉会施設長、東京PSW協会会長、社大卒)【依頼中】
豊子有純(NPO法人多摩在宅支援センター円地域活動支援センター連、PSW課程12期)
新井美子(武蔵野中央病院、PSW課程8期)
大島 巌(日本社会事業大学、教授)
道明章乃(社大社会事業研究所共同研究員、PSW課程1期)
【コメンテータ】
寺谷隆子(日本社会事業大学精神保健福祉士課程初代主任)
大石信弘(静岡市:精神保健福祉士・社会福祉士事務所「静岡まちとも」、社大卒)
17:00-17:30 総合討論(含、今後の勉強会の持ち方など)
18:00-20:00 懇親会
■参加費: 勉強会(無料)、懇親会(3000円)
■連絡先:
〒204-8555 東京都清瀬市竹丘3-1-30
日本社会事業大学社会福祉学部
大島研究室:道明章乃(PSW課程第1期、社大社会事業研究所共同研究員)
Email:psw.jcsw@gmail.com、電話 & Fax:042-496-3126
参加希望者は2月10日迄にメールあるいはファクシミリにてお申し込み下さい。
外耳炎を初体験中でーす。
2月の予定はまだ分かりませんが、時間が合えば是非とも、参加させていただけたら、嬉しいです。
祝子さんの今の仕事に、ぴったりのテーマではありますね。
お時間取れるようでしたら、ぜひお出かけ下さい。
シンポジストはみなさん社大卒の人たちですが、あちこちの取り組みや実践は幅広く聞けると思います。