裁判は弁護士の為にあるのか
裁判に臨む時には、必ず弁護士があたっているように見られる。それが当たり前の如く
裁判になれば弁護士に依頼する。弁護士とは裁判の当事者の代理として存在し言論と文章で
闘うのである。
何故、国民の権利である裁判を自分で望まずに代理人をつけるのか。これは裁判に関する
難しい知識がないためである。しかし相手から訴えられるにしろ、訴えるにしろその内容が
解っておれば、自ら裁判に臨むのは可能性が高いのである。初めての人が多いから、経験が
ないから弁護士に頼むことになっているのですが。裁判所の窓口(受附)に行って裁判に臨む
要領を聞けばいいのです。訴えるのであれば、訴訟の書き方、様式を教えてもらって、それ
に沿って訴える内容を文字にして提出すればいいのです。
制度として決まっていることは、
➀個人であれば本人
➁組織団体であればその代表者
➂相手側(裁判所)から届いた書類には、必ず反論の文章を書いて、裁判所に送付する
④法廷の案内があった時には、必ず当事者が出席すること。
以上の要点を抑えて於けば、代理人を頼まなくとも可能である。
裁判の結果が心配になってくると思いますが、内容・案件にもよるが、自らが望む方が有
利になるケ-スが多い、何故ならなば、相手側は必ず弁護士を代理人として依頼します。そ
の依頼する費用は多額に及び、一審で捲けても控訴まですれば、相手は弁護士費用から和解
に応じてきます。
これらの事は、言葉の空論ではありません。実際に経験して思惑通りの成果が得られました。
裁判は一生の間に一度も無い方がいいのですが、運悪くといいますか、そのような状況になっ
ても決して慌てず、自ら自身で臨むことをまず検討すべきだと思います。
裁判所に相談に行くと必ず、代理人に依頼したらどうですかと、言います。教えるのが面倒
だからです。裁判に臨めるのは国民の権利であり、裁判所はその手続きを教える義務があるの
ですから、簡単な内容のものは自らで臨むことをお勧め致します。