冬になるとリビングで使っている石油ストーブの芯を自分で交換してみた。
左側にある黄色と白色の物体が替芯。
ストーブのキャビネットはタップネジ4本を外すと引き抜けた。右側に給油タンクの受け口と、赤色の給油サイン金具が見える。給油タンク内の灯油が減って軽くなってくると赤色のサインが小窓まで上昇して知らせてくれる仕組みになっている。真ん中にある金色の円筒は対震自動消火装置。
芯案内筒を外して給油タンクの受け口の上に置いている。点火ヒーターのリード
芯をはずすには芯と芯押えを時計回りの方向に回しながら持ち上げるとパイプから抜けた。芯にある3か所のフックと、芯押えにある4か所のツメで芯が固定されているので、新しい芯はフックを芯押えの所定の穴に入れ、あとは芯押えのツメで芯を固定すれば良い。説明書には芯の高さや芯の点火ポイントになる切込の位置の調整をするように書かれていたが、フック位置を合わせただけであとの調整はする必要がなかった。
ストーブはC社製で、ホームセンターなどで販売されているが、その中でも安い部類のストーブで、デザインが変わらずに毎年冬が近づくと棚に並んでいる定番中の定番みたいなヤツだ。
我が家では同じストーブが2台あるが、リビングで使っているヤツは既に10年近く経過して、燃焼中にひどい臭いのすることが時々ある。数年前に替え芯を買っていたのだが、面倒なので今まで替えていなかった。
替え芯には説明書が付いているのだが、開いてみるとA3サイズでしかも表裏両面に手順が延々と書かれていて、一瞬ゾッとした。一通り読んでみたが、手強そうだった。
中学生の時に一度だけ芯を交換したことがあって、すこぶる簡単だった記憶がある。今更ながらうまく交換できるか少し不安になった。
先ずはストーブから給油タンクと燃焼筒を外した。
左側にある黄色と白色の物体が替芯。
ストーブのキャビネットはタップネジ4本を外すと引き抜けた。右側に給油タンクの受け口と、赤色の給油サイン金具が見える。給油タンク内の灯油が減って軽くなってくると赤色のサインが小窓まで上昇して知らせてくれる仕組みになっている。真ん中にある金色の円筒は対震自動消火装置。
芯案内筒を外して給油タンクの受け口の上に置いている。点火ヒーターのリード
線が本体と繋がっているのでこれ以上離しては置けない。芯の上部は真っ黒で長い間使っていることがわかる。
芯をはずすには芯と芯押えを時計回りの方向に回しながら持ち上げるとパイプから抜けた。芯にある3か所のフックと、芯押えにある4か所のツメで芯が固定されているので、新しい芯はフックを芯押えの所定の穴に入れ、あとは芯押えのツメで芯を固定すれば良い。説明書には芯の高さや芯の点火ポイントになる切込の位置の調整をするように書かれていたが、フック位置を合わせただけであとの調整はする必要がなかった。
芯を上下させるギヤとラックの噛み合わせも難無く簡単に出来た。このストーブは構造的にも、また部品の精度も完成されている感じがする。電池式の点火ヒーターがあるだけで電気は使わず、もちろん電子部品も無いのでメンテナンスが簡単な上に、今までに故障の経験も無い。
キャビネットを取り付けて組み立てが完了し、点火してみるまでのトータル作業時間は約50分かかったが、次回は15分くらいで出来る自信がある。
ホームセンターでこのストーブを探したら1万円以下(税別)であり、替芯は2千数百円で売っていた。経済的で長く使える製品だと思う。
我が家では子供が独立するまでは石油ファンヒーターを使っていたが、夫婦二人だけの今はこの石油ストーブが中心で、時々エアコン暖房を追加する。ただエアコンや石油ファンヒーターは室内が乾燥しすぎてしまうのが嫌だ。
石油ストーブの上にはヤカンを置いて室内を加湿し、沸いたお湯はお茶や調理に使えるのがありがたい。それに万が一停電になっても使えるのも心強い。
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