昨年の8月17日の午前0時、藤井フミヤさんがSNSに、虹の画像 をアップされました。
その日は、チェッカーズのドラムを担当されていたクロベエ(徳永善也)さんの命日でした。虹の画像は、彼がコンサートでボーカルを務めていた曲(SUNNY DAY)にちなんだものと思われます。彼の明るいキャラクターを表している曲です。
クロベエさんは藤井フミヤさんの弟・ナオユキさんと同学年であり、チェッカーズメンバーにとって弟分のような存在でした。明るいムードメーカーであり、周囲を笑顔にする才能を持っていた彼。しかし40歳という若さで舌ガンにより亡くなり、多くの人々に衝撃と悲しみを与えました。
チェッカーズ再結成の噂が根強く語られる中、藤井フミヤさんは再結成についてこう語っています。「7人揃った状態が『チェッカーズ』であり、クロベエが天国に行ってしまった今、再結成はあり得ない」。この言葉には、クロベエさんがチェッカーズにとってかけがえのない存在だった事がにじみでています。
藤井フミヤさんの虹の画像には、クロベエさんへの変わらぬ愛が込められていました。ファンにとっても、この投稿は特別なものだったと思います。「チェッカーズ」というバンドを愛し、彼らの音楽に青春を捧げた人々にとって、クロベエさんの存在は今でも色あせることなく輝いています。