初夏だ。空には雲一つない。最高の天気だよ。
今日は、ブログで知り合った自転車友達のBさん、IWAさん、断腸さんと4人で走ることになった。
中央線高尾駅のバスターミナルは、高尾山や景信山など周辺の山々へ出かける登山客でにぎわっていたよ。
9時過ぎ、我々4人は駅を出発して、車の多い国道20号を走っていく。京王線の高尾山口の先にある梅ノ木平併用林道への入り口を目指す。
山は初夏の日差しを浴びて、まぶしいくらいの緑だ。
先頭を行くのは、いつも道案内を買って出てくれるBさん、その後ろが髭の断腸さんだよ。IWAさんはみみ爺の後ろを走っているんだ。たぶん最年長のみみ爺を気遣ってくれているんだと思うとうれしいね。
国道20号をそれ、案内川に架かる橋を渡ると、懐石料理で有名な「うかい竹亭」だ。
とても雰囲気のある超高級そうな「うかい竹亭」の前を過ぎ、しばらくは榎窪川沿いの気持ちのいい道を進む。沢の水音が心地いい。日差しは強いが風は涼しい。
ほどなく、いよいよ道はダートに変わり、どんどん山の中へと入っていく。空気が急に変わった気がしたよ。冷たくひんやりとした感触だ。山の空気はおいしいね。
ゲートがある。ここからが梅ノ木平併用林道だね。どんな道だろうかね。はたして自転車で上れるのだろうか。
コース
<高尾駅→三沢峠→城山湖→津久井湖北側の道(県道515号)→桂橋→道志道→伏馬田の道→綱子→奥牧野の木の吊橋→上野原駅>
ゲートを抜け、少し上ると東屋があった。まだほとんど上っていないが、とりあえずここで一休み。東屋があると何となく休みたくなる。
三沢峠までは“関東ふれあいの道”のうち「湖のみち」というのだね。
さあ、再び出発だよ。かなり石ころの多い走りにくいダートだ。
突然、目の前を行くIWAさんの自転車からシューッという音がした。
「わかりやすいパンクだね」
と、言ったのはひげの断腸さん。空気の抜ける音がそれほど大きかったのだ。
「時間はたっぷりあるので、ゆっくり直してください」
と言っても、IWAさんはやはり焦っている様子だ。大汗をかきながら必死にタイヤと格闘していた。みんなに迷惑をかけている、とそんなふうに思っているのか、大変気にしているみたいだったよ。気にしなくていいのに、そのことがかえって気の毒になってしまうね。パンクは、誰の自転車にも起こり得るんだから。
IWAさんのパンク修理が無事終わって、出発。
道は次第に勾配を増してきたよ。
さほど時間もかからずに三沢峠についた。
樹木の間から城山湖の明るく静かな湖面が眺められ、思わずペダルを止めた。みみ爺が急に自転車を止めたので、すぐ後ろを走っていた断腸さんを驚かせてしまったようだ。ごめんなさい。
城山湖まではガタガタ道の下り急勾配だ。自転車のどこかでネジが弛みそうだよ。
城山湖だよ。とても静かな湖だ。ダムは城山ダムというのではなく、本沢ダムというんだね。城山ダムとは、これから行く津久井湖にあるダムなんだ。間違えやすいね。
この湖は人造湖なんだ。
景色をゆっくり楽しんだ後、津久井湖へ下っていく。
城山発電所・発電総合制御所の前にあったよ。この大きな弁は、発電機に送る水の量を調節するものなんだろう。
どんどん下っていく。下りはやっぱり気持ちがいい。
津久井湖の三井大橋だ。丹沢山塊が遠くにかすんでいるよ。いい景色だなあ。
「房総とは距離感が違うね」
「山が高いね」
そんな会話を交わしているBさんたちは、もっぱら房総半島を走り回っているのだ。
慈眼寺観世音の小さなお堂があった。武相卯歳観音霊場の38番目になる。調べたところでは、武蔵国と相模国にかけて開かれた霊場で、12年に一度卯歳に御開帳を行うので、卯歳観音と呼ばれているそうだよ。
このお堂でお昼をいただくことにした。
境内には力石があり、
「IWAさんなら持ち上げられますね」
などと冗談を言ったりした。IWAさんは何といっても若いし体格がいい。
お地蔵様もひっそりと並んでいたよ。ちょっと目立たないが、ここはなかなかいいところだね。
お堂の中を覗いてみた。観音像は閉ざされた扉の向こうにあるのだろう。
境内からも三井大橋や津久井の街並みが眺められる。
津久井湖北側の県道515号・三井相模湖線は名手橋の近く、東光寺のあるところから赤馬というところまで完全に通行止めになっている区間がある。今日はそこを行く。
名手橋を左手に眺め、東光寺の先を右へ入っていくと道はすぐに行き止まりになったよ。足場パイプをがっちりと井桁状に組んだ柵で完全にふさがれていたんだ。だが、さいわい右手の隅に進入できる空間があった。
みみ爺一人だけだったらたぶん気味悪さに怖気づいて、そそくさと引き返していたかもしれない。しかし、今日は猛者が三人も控えているので心強い。どんどん先へ進んでいったよ。
道は荒れに荒れていて、崩落個所は数限りなく、次々行く手に現れる。足元の地面には枯れた落ち葉が分厚い布団のように堆積しており、その中には大小の折れた木の枝や、右手の崖から崩れ落ちた石ころや岩のかけらが隠れている。かと思えば草に覆われて道筋がよく見えないところもある。
たまに景色の眺められるところに出るとホッとする。
道はほとんどが崖っぷちにある。
左手からザーザーいう力強い水音が聞こえるあたりは、おそらく沼本ダムの上になるのだろう。この辺りは特に荒れ方がひどく、倒木を乗り越えたり、ガードレールを埋め尽くすほどの崩落土砂の上を自転車を引きずりあげて通ったりと、完全に廃道と化している道を行く。
写真の個所は、だいたいカメラを構える余裕のある場所で、実際はものすごい道だよ。
しかし、こんなにいい場所にある道が、このまま廃道となって失われていくのはちょっと悲しい。何とか残せないものだろうかね。
突然、水の落ちる音が聞こえてきた。思いがけず滝が落ちている場所に出たよ。
ここでとにかく一休みだ。この滝の水を飲んだのはBさんただ一人。
「うまいから飲んでみなよ」
しかしみんな無視。Bさんは勇気がある。ちょっとまねできない。飲んでみたいがちょっと怖い。
沼本ダムから上流は相模川だね。
道幅は狭いが前半より走りやすいようだよ。
やがて現れた頑丈な足場パイプの柵を二つ越えると、ようやく赤馬に着いた。アスファルトの道はなんて走りやすいんだろう。
桂橋へ向かうBさん、断腸さん。
桂橋の先のトンネルを迂回する道をBさんが選んで進んでいくと、思いがけず諏訪神社の小さな鳥居があった。太いしめ縄が架かって、色あせた鳥居だ。
寸沢嵐を道志道へ向かう。
山がきれいだよ。ほんとにいい天気だね。
道志川に架かる弁天橋からの眺めだよ。今日は日差しが夏のようだ。水遊びをする子供たちは楽しそうだね。
芝生の広場の先に城山隧道がわずかに見える。これは道志川の水を横浜まで送るため1914年に設けられた水を通すための隧道で、延長4358メートルもあるそうだよ。当時としては日本で2番目の長さだったそうだ。
こちらは横浜水道青山沈殿池だよ。水は、大きく五つに分けられた池を長い時間をかけてゆっくりと流れ、水中の濁りを沈殿させるそうだ。その後先ほどの城山隧道へ流れていく。
道志道だ。国道だがそれほど車は多くない。きれいな山並みを眺めながら、緩い勾配を上っていく。
縄文遺跡のある梶ヶ原から道志道をそれ、伏馬田の道へ向かう。この道は道志川北側にある山の南斜面をたどる明るい道だよ。
亀見橋からの道志川だ。
伏馬田の集落への上りだ。けっこうな勾配が長く続くよ。
途中、こんな石像の置いてあるところがあったよ。山の中に、何とも色っぽい。
博学の断腸さんは、
「青面金剛だ」
と、即座に答える。
後で調べたら、青面金剛とは、もとは流行病を流行らせる悪鬼だったが、のちに改心して病魔を駆逐する善神になったという。
どうやらこのあたりが上りのピークだろうか。ここで一休みだ。
このあたりには伏馬田城跡へ登る登山道の入り口があるらしいよ。
すでに時刻は4時を回っている。日が少し西に傾いた。
県道76号の菅井というところまで下っていく。
県道の菅井隧道、天神隧道を抜け、綱子の集落へ下る道に入るとすぐ、今度はちょっといい感じの綱子隧道が現れたよ。
さらに下ると綱子の集落だ。
綱子の集落からは綱子川に沿って下っていく。下り坂を走りながら撮った写真で、ひどくピンボケだが、針葉樹の落ち葉に埋まったとても素敵な道だよ。
ここは2013年の5月、巌道峠を訪ねた帰りに通ったことがあるんだ。その時もこんな感じだったよ。
道を下りきったところに、秋山川に架かる吊橋がある。これは木製の吊橋なんだよ。
下を覗くときれいな秋山川の流れが…しかしちょっと怖い。
みみ爺が写真を撮っている間、みんなは橋のたもとで待っていてくれたよ。
さあ、上野原へ。日がだいぶ傾き、影がのびたね。
桂川の桂川橋だ。上野原駅はもうすぐだ。
自転車を輪行袋にしまった後、みんなで北口にある「一福食堂」に入り、レバニラ炒め、豚キムチ、唐揚げ、冷ややっこなど頼んで、冷たいビールでお疲れさん。
そして最後にラーメン。どの料理もとてもおいしかったよ。
とっぷり日が暮れて7時半だ。下りの電車が来たよ。
Bさん、IWAさん、断腸さん、お疲れ様でした。
そしてみみ爺もお疲れさん。ほんとに楽しい一日だったね。
*なお、同行して頂いたBさんもこの日のブログを書いています。
“百尺竿頭/B”で検索してみてください。
今日は、ブログで知り合った自転車友達のBさん、IWAさん、断腸さんと4人で走ることになった。
中央線高尾駅のバスターミナルは、高尾山や景信山など周辺の山々へ出かける登山客でにぎわっていたよ。
9時過ぎ、我々4人は駅を出発して、車の多い国道20号を走っていく。京王線の高尾山口の先にある梅ノ木平併用林道への入り口を目指す。
山は初夏の日差しを浴びて、まぶしいくらいの緑だ。
先頭を行くのは、いつも道案内を買って出てくれるBさん、その後ろが髭の断腸さんだよ。IWAさんはみみ爺の後ろを走っているんだ。たぶん最年長のみみ爺を気遣ってくれているんだと思うとうれしいね。
国道20号をそれ、案内川に架かる橋を渡ると、懐石料理で有名な「うかい竹亭」だ。
とても雰囲気のある超高級そうな「うかい竹亭」の前を過ぎ、しばらくは榎窪川沿いの気持ちのいい道を進む。沢の水音が心地いい。日差しは強いが風は涼しい。
ほどなく、いよいよ道はダートに変わり、どんどん山の中へと入っていく。空気が急に変わった気がしたよ。冷たくひんやりとした感触だ。山の空気はおいしいね。
ゲートがある。ここからが梅ノ木平併用林道だね。どんな道だろうかね。はたして自転車で上れるのだろうか。
コース
<高尾駅→三沢峠→城山湖→津久井湖北側の道(県道515号)→桂橋→道志道→伏馬田の道→綱子→奥牧野の木の吊橋→上野原駅>
ゲートを抜け、少し上ると東屋があった。まだほとんど上っていないが、とりあえずここで一休み。東屋があると何となく休みたくなる。
三沢峠までは“関東ふれあいの道”のうち「湖のみち」というのだね。
さあ、再び出発だよ。かなり石ころの多い走りにくいダートだ。
突然、目の前を行くIWAさんの自転車からシューッという音がした。
「わかりやすいパンクだね」
と、言ったのはひげの断腸さん。空気の抜ける音がそれほど大きかったのだ。
「時間はたっぷりあるので、ゆっくり直してください」
と言っても、IWAさんはやはり焦っている様子だ。大汗をかきながら必死にタイヤと格闘していた。みんなに迷惑をかけている、とそんなふうに思っているのか、大変気にしているみたいだったよ。気にしなくていいのに、そのことがかえって気の毒になってしまうね。パンクは、誰の自転車にも起こり得るんだから。
IWAさんのパンク修理が無事終わって、出発。
道は次第に勾配を増してきたよ。
さほど時間もかからずに三沢峠についた。
樹木の間から城山湖の明るく静かな湖面が眺められ、思わずペダルを止めた。みみ爺が急に自転車を止めたので、すぐ後ろを走っていた断腸さんを驚かせてしまったようだ。ごめんなさい。
城山湖まではガタガタ道の下り急勾配だ。自転車のどこかでネジが弛みそうだよ。
城山湖だよ。とても静かな湖だ。ダムは城山ダムというのではなく、本沢ダムというんだね。城山ダムとは、これから行く津久井湖にあるダムなんだ。間違えやすいね。
この湖は人造湖なんだ。
景色をゆっくり楽しんだ後、津久井湖へ下っていく。
城山発電所・発電総合制御所の前にあったよ。この大きな弁は、発電機に送る水の量を調節するものなんだろう。
どんどん下っていく。下りはやっぱり気持ちがいい。
津久井湖の三井大橋だ。丹沢山塊が遠くにかすんでいるよ。いい景色だなあ。
「房総とは距離感が違うね」
「山が高いね」
そんな会話を交わしているBさんたちは、もっぱら房総半島を走り回っているのだ。
慈眼寺観世音の小さなお堂があった。武相卯歳観音霊場の38番目になる。調べたところでは、武蔵国と相模国にかけて開かれた霊場で、12年に一度卯歳に御開帳を行うので、卯歳観音と呼ばれているそうだよ。
このお堂でお昼をいただくことにした。
境内には力石があり、
「IWAさんなら持ち上げられますね」
などと冗談を言ったりした。IWAさんは何といっても若いし体格がいい。
お地蔵様もひっそりと並んでいたよ。ちょっと目立たないが、ここはなかなかいいところだね。
お堂の中を覗いてみた。観音像は閉ざされた扉の向こうにあるのだろう。
境内からも三井大橋や津久井の街並みが眺められる。
津久井湖北側の県道515号・三井相模湖線は名手橋の近く、東光寺のあるところから赤馬というところまで完全に通行止めになっている区間がある。今日はそこを行く。
名手橋を左手に眺め、東光寺の先を右へ入っていくと道はすぐに行き止まりになったよ。足場パイプをがっちりと井桁状に組んだ柵で完全にふさがれていたんだ。だが、さいわい右手の隅に進入できる空間があった。
みみ爺一人だけだったらたぶん気味悪さに怖気づいて、そそくさと引き返していたかもしれない。しかし、今日は猛者が三人も控えているので心強い。どんどん先へ進んでいったよ。
道は荒れに荒れていて、崩落個所は数限りなく、次々行く手に現れる。足元の地面には枯れた落ち葉が分厚い布団のように堆積しており、その中には大小の折れた木の枝や、右手の崖から崩れ落ちた石ころや岩のかけらが隠れている。かと思えば草に覆われて道筋がよく見えないところもある。
たまに景色の眺められるところに出るとホッとする。
道はほとんどが崖っぷちにある。
左手からザーザーいう力強い水音が聞こえるあたりは、おそらく沼本ダムの上になるのだろう。この辺りは特に荒れ方がひどく、倒木を乗り越えたり、ガードレールを埋め尽くすほどの崩落土砂の上を自転車を引きずりあげて通ったりと、完全に廃道と化している道を行く。
写真の個所は、だいたいカメラを構える余裕のある場所で、実際はものすごい道だよ。
しかし、こんなにいい場所にある道が、このまま廃道となって失われていくのはちょっと悲しい。何とか残せないものだろうかね。
突然、水の落ちる音が聞こえてきた。思いがけず滝が落ちている場所に出たよ。
ここでとにかく一休みだ。この滝の水を飲んだのはBさんただ一人。
「うまいから飲んでみなよ」
しかしみんな無視。Bさんは勇気がある。ちょっとまねできない。飲んでみたいがちょっと怖い。
沼本ダムから上流は相模川だね。
道幅は狭いが前半より走りやすいようだよ。
やがて現れた頑丈な足場パイプの柵を二つ越えると、ようやく赤馬に着いた。アスファルトの道はなんて走りやすいんだろう。
桂橋へ向かうBさん、断腸さん。
桂橋の先のトンネルを迂回する道をBさんが選んで進んでいくと、思いがけず諏訪神社の小さな鳥居があった。太いしめ縄が架かって、色あせた鳥居だ。
寸沢嵐を道志道へ向かう。
山がきれいだよ。ほんとにいい天気だね。
道志川に架かる弁天橋からの眺めだよ。今日は日差しが夏のようだ。水遊びをする子供たちは楽しそうだね。
芝生の広場の先に城山隧道がわずかに見える。これは道志川の水を横浜まで送るため1914年に設けられた水を通すための隧道で、延長4358メートルもあるそうだよ。当時としては日本で2番目の長さだったそうだ。
こちらは横浜水道青山沈殿池だよ。水は、大きく五つに分けられた池を長い時間をかけてゆっくりと流れ、水中の濁りを沈殿させるそうだ。その後先ほどの城山隧道へ流れていく。
道志道だ。国道だがそれほど車は多くない。きれいな山並みを眺めながら、緩い勾配を上っていく。
縄文遺跡のある梶ヶ原から道志道をそれ、伏馬田の道へ向かう。この道は道志川北側にある山の南斜面をたどる明るい道だよ。
亀見橋からの道志川だ。
伏馬田の集落への上りだ。けっこうな勾配が長く続くよ。
途中、こんな石像の置いてあるところがあったよ。山の中に、何とも色っぽい。
博学の断腸さんは、
「青面金剛だ」
と、即座に答える。
後で調べたら、青面金剛とは、もとは流行病を流行らせる悪鬼だったが、のちに改心して病魔を駆逐する善神になったという。
どうやらこのあたりが上りのピークだろうか。ここで一休みだ。
このあたりには伏馬田城跡へ登る登山道の入り口があるらしいよ。
すでに時刻は4時を回っている。日が少し西に傾いた。
県道76号の菅井というところまで下っていく。
県道の菅井隧道、天神隧道を抜け、綱子の集落へ下る道に入るとすぐ、今度はちょっといい感じの綱子隧道が現れたよ。
さらに下ると綱子の集落だ。
綱子の集落からは綱子川に沿って下っていく。下り坂を走りながら撮った写真で、ひどくピンボケだが、針葉樹の落ち葉に埋まったとても素敵な道だよ。
ここは2013年の5月、巌道峠を訪ねた帰りに通ったことがあるんだ。その時もこんな感じだったよ。
道を下りきったところに、秋山川に架かる吊橋がある。これは木製の吊橋なんだよ。
下を覗くときれいな秋山川の流れが…しかしちょっと怖い。
みみ爺が写真を撮っている間、みんなは橋のたもとで待っていてくれたよ。
さあ、上野原へ。日がだいぶ傾き、影がのびたね。
桂川の桂川橋だ。上野原駅はもうすぐだ。
自転車を輪行袋にしまった後、みんなで北口にある「一福食堂」に入り、レバニラ炒め、豚キムチ、唐揚げ、冷ややっこなど頼んで、冷たいビールでお疲れさん。
そして最後にラーメン。どの料理もとてもおいしかったよ。
とっぷり日が暮れて7時半だ。下りの電車が来たよ。
Bさん、IWAさん、断腸さん、お疲れ様でした。
そしてみみ爺もお疲れさん。ほんとに楽しい一日だったね。
*なお、同行して頂いたBさんもこの日のブログを書いています。
“百尺竿頭/B”で検索してみてください。