まるで冬が来たような、この秋一番の寒い朝だったよ。
天気がいいのでまたいつものように手賀沼へ行った。
手賀沼に近い大津川は空の色を映して青い。その水面に2羽の白鳥が晩秋の日差しを浴びているよ。
手賀沼のサイクリングロードからの対岸の景色だ。
筑波山が遠くに霞んでいる。空を映した水面が、もう冷たい冬の色をしている。
青空をバックにきれいな黄葉だね。
手賀沼を離れ、下手賀沼のほうへ。
アップダウンのある森の中や民家の横を走る楽しい道だよ。
ここは興福院という古刹だ。
いつも閉ざされている本堂の前には六地蔵が並んでいる。
そして本堂正面右手に立つ立派な十一面観音。
この寺の本尊はこの観音像と同じ十一面観音ということだけれど、普段は厨子が開かれず、拝むことができない。なんでも高さ90センチほどの彩色した立像らしい。見られる時があるならぜひ見てみたいね。
本堂の横には古い墓が立ち並んでいるよ。
手賀城址だ。あたりは畑になっている。
興福院から少し東へ行ったところに、旧手賀教会堂の建物があったよ。立派な茅葺屋根だ。
この教会堂は現存する教会としては首都圏で最古のものだそうだ。しかし、案内板が無ければ、一軒のただの農家として通り過ぎてしまうよ。江戸時代の茅葺屋根の民家を改築し、ギリシャ正教会堂として明治14年(1881年)に設置されたのだという。
坂を下り、また坂を上ると…
現在の手賀教会堂がある。
こちらには、山下りんという明治時代の女流画家によって描かれた聖画(イコンというらしい)が保存されている。
ふたたび坂を上り…
T字路を右へ行くと、大木の根元に道祖神があった。静かな三叉路の真ん中だよ。
道祖神の三叉路の近くに、宝寿院という寺があるよ。
境内には、ここにも古い墓が並んでいる。
赤子を抱いた観音様だね。子育て観音。
こちらは十九夜講中とある。如意輪観音だね。
これは青面金剛だ。
森の中の急勾配のとっつきに小さな観音堂がある。目立たないところにある粗末なお堂だ。森の中でひっそりとしている。
お堂の中には金色の観音坐像が祀られていたよ。
お堂の周囲には石仏や墓があった。如意輪観音を刻んだ石仏がいくつも見られた。
つぎは県道282号を横断して短い急な坂を上ったところにある地蔵堂だよ。
ここにも如意輪観音のような石仏が幾体もあった。どこへ行っても必ず如意輪観音の刻まれた石仏がある。一帯で十九夜講が盛んに行われていたことを物語っているんだね。きっと、子を産み育てなければならない女性たちにとって受難な時代だったのだろう。
県道282号を東へ進み、下手賀沼の東のはずれにある橋を渡る。
下手賀沼南岸の道を今度は西へ向かい、途中から南へこの坂を上っていく。この辺は白井市平塚というところだよ。
ひっそりと静まり返った鳥見神社だ。
道を挟んだ反対側に延命寺という寺がある。白井七福神、大黒天という赤い旗が並んだ先に朱塗りの山門がある。
水は出ていないが、恐ろしげな龍のいる手水舎。
大きな梵鐘を下げた鐘楼。
本堂正面には大きな木が並ぶ。
こちらは観音堂だよ。十一面観音が祀られているらしい。
本堂左手奥に立ち並ぶ五輪塔。歴代住職の墓。
十九夜塔の二つの如意輪観音像だ。
六本の腕を持ったこちらの如意輪観音は白井市指定の有形民俗文化財。
こちらは腕が2本のみの像。
帰途、青空に赤白の送電線鉄塔の姿が鮮やかだった。
そして、山茶花が見事に咲いている。
いろいろな発見があった。楽しい半日を過ごしたね。
天気がいいのでまたいつものように手賀沼へ行った。
手賀沼に近い大津川は空の色を映して青い。その水面に2羽の白鳥が晩秋の日差しを浴びているよ。
手賀沼のサイクリングロードからの対岸の景色だ。
筑波山が遠くに霞んでいる。空を映した水面が、もう冷たい冬の色をしている。
青空をバックにきれいな黄葉だね。
手賀沼を離れ、下手賀沼のほうへ。
アップダウンのある森の中や民家の横を走る楽しい道だよ。
ここは興福院という古刹だ。
いつも閉ざされている本堂の前には六地蔵が並んでいる。
そして本堂正面右手に立つ立派な十一面観音。
この寺の本尊はこの観音像と同じ十一面観音ということだけれど、普段は厨子が開かれず、拝むことができない。なんでも高さ90センチほどの彩色した立像らしい。見られる時があるならぜひ見てみたいね。
本堂の横には古い墓が立ち並んでいるよ。
手賀城址だ。あたりは畑になっている。
興福院から少し東へ行ったところに、旧手賀教会堂の建物があったよ。立派な茅葺屋根だ。
この教会堂は現存する教会としては首都圏で最古のものだそうだ。しかし、案内板が無ければ、一軒のただの農家として通り過ぎてしまうよ。江戸時代の茅葺屋根の民家を改築し、ギリシャ正教会堂として明治14年(1881年)に設置されたのだという。
坂を下り、また坂を上ると…
現在の手賀教会堂がある。
こちらには、山下りんという明治時代の女流画家によって描かれた聖画(イコンというらしい)が保存されている。
ふたたび坂を上り…
T字路を右へ行くと、大木の根元に道祖神があった。静かな三叉路の真ん中だよ。
道祖神の三叉路の近くに、宝寿院という寺があるよ。
境内には、ここにも古い墓が並んでいる。
赤子を抱いた観音様だね。子育て観音。
こちらは十九夜講中とある。如意輪観音だね。
これは青面金剛だ。
森の中の急勾配のとっつきに小さな観音堂がある。目立たないところにある粗末なお堂だ。森の中でひっそりとしている。
お堂の中には金色の観音坐像が祀られていたよ。
お堂の周囲には石仏や墓があった。如意輪観音を刻んだ石仏がいくつも見られた。
つぎは県道282号を横断して短い急な坂を上ったところにある地蔵堂だよ。
ここにも如意輪観音のような石仏が幾体もあった。どこへ行っても必ず如意輪観音の刻まれた石仏がある。一帯で十九夜講が盛んに行われていたことを物語っているんだね。きっと、子を産み育てなければならない女性たちにとって受難な時代だったのだろう。
県道282号を東へ進み、下手賀沼の東のはずれにある橋を渡る。
下手賀沼南岸の道を今度は西へ向かい、途中から南へこの坂を上っていく。この辺は白井市平塚というところだよ。
ひっそりと静まり返った鳥見神社だ。
道を挟んだ反対側に延命寺という寺がある。白井七福神、大黒天という赤い旗が並んだ先に朱塗りの山門がある。
水は出ていないが、恐ろしげな龍のいる手水舎。
大きな梵鐘を下げた鐘楼。
本堂正面には大きな木が並ぶ。
こちらは観音堂だよ。十一面観音が祀られているらしい。
本堂左手奥に立ち並ぶ五輪塔。歴代住職の墓。
十九夜塔の二つの如意輪観音像だ。
六本の腕を持ったこちらの如意輪観音は白井市指定の有形民俗文化財。
こちらは腕が2本のみの像。
帰途、青空に赤白の送電線鉄塔の姿が鮮やかだった。
そして、山茶花が見事に咲いている。
いろいろな発見があった。楽しい半日を過ごしたね。