殺人的な猛暑が一段落したよ。久しぶりに涼しい空気の中、手賀沼へ向かった。ペダルが軽い。

大津川沿いの土手道から手賀沼の自転車道へ出たが、少し走ると通行止めになってしまったんだ。なんでも、トライアスロンの大会を行っている最中だという。手賀曙橋まで通ることができないそうだ。仕方なく、自転車道と平行に走る一般道を行くことにしたよ。
「満天の湯」を過ぎてしばらく行ったところから南側の丘陵地帯へ入っていったんだ。
不意に大きな銀杏の木が目の前に現れたよ。

ここは柳戸観音谷にある弘誓院福満寺という、江戸時代初期建立の真言宗の古刹だ。下総観音霊場33番の第33番札所になっている。


入り口にある手水鉢は、今から250年以上も前、1765年に商人たちに寄贈されたものだそうだ。それが今も現役で使われている。真っ白いタオルがかけられているのも印象的だ。

赤い太鼓橋と弁天池。

そして弁財天だよ。

これは足の指先まできれいに彫られた丸彫りの如意輪観音像だ。

地蔵堂だね。そして中には延命地蔵尊が祀られているよ。


地蔵堂の隣には不動明王。

本堂手前右手の聖観音像。

ちなみに、この寺のご本尊は木彫りの聖観音坐像で、60年にたった一度の御開帳という秘仏なのだそうだよ。

本堂正面の階段を上がった回廊の右手に、朽ちかけたような木彫りの仏像があった。どういった仏像なのかよくわからないが、なんとなくかわいらしい。

境内にそびえる巨大な2本の銀杏は、いずれも樹齢500年以上で、幹まわりが4メートルを超えている。柏市指定の文化財(天然記念物)となっているそうだ。
本堂南側のものが雄樹だよ。

西側のものが雌樹だ。

雌樹には乳柱が発生していて、母乳の少ない婦人がこれを削り煎じて飲むと乳に恵まれるという言い伝えがあるそうだ。

鐘楼はこの石段の上の高台にあった。


思いがけなく立派な寺に出会って気分がよくなったよ。
県道282号を渡り、この細い道を下る。

金色の稲穂が広がる。

秋の気配を感じさせる空の色と雲だ。
このまま涼しくなってくれればいいんだけれど、また暑さが戻ってくるらしいよ。


大津川沿いの土手道から手賀沼の自転車道へ出たが、少し走ると通行止めになってしまったんだ。なんでも、トライアスロンの大会を行っている最中だという。手賀曙橋まで通ることができないそうだ。仕方なく、自転車道と平行に走る一般道を行くことにしたよ。
「満天の湯」を過ぎてしばらく行ったところから南側の丘陵地帯へ入っていったんだ。
不意に大きな銀杏の木が目の前に現れたよ。

ここは柳戸観音谷にある弘誓院福満寺という、江戸時代初期建立の真言宗の古刹だ。下総観音霊場33番の第33番札所になっている。


入り口にある手水鉢は、今から250年以上も前、1765年に商人たちに寄贈されたものだそうだ。それが今も現役で使われている。真っ白いタオルがかけられているのも印象的だ。

赤い太鼓橋と弁天池。

そして弁財天だよ。

これは足の指先まできれいに彫られた丸彫りの如意輪観音像だ。

地蔵堂だね。そして中には延命地蔵尊が祀られているよ。


地蔵堂の隣には不動明王。

本堂手前右手の聖観音像。

ちなみに、この寺のご本尊は木彫りの聖観音坐像で、60年にたった一度の御開帳という秘仏なのだそうだよ。

本堂正面の階段を上がった回廊の右手に、朽ちかけたような木彫りの仏像があった。どういった仏像なのかよくわからないが、なんとなくかわいらしい。

境内にそびえる巨大な2本の銀杏は、いずれも樹齢500年以上で、幹まわりが4メートルを超えている。柏市指定の文化財(天然記念物)となっているそうだ。
本堂南側のものが雄樹だよ。

西側のものが雌樹だ。

雌樹には乳柱が発生していて、母乳の少ない婦人がこれを削り煎じて飲むと乳に恵まれるという言い伝えがあるそうだ。

鐘楼はこの石段の上の高台にあった。


思いがけなく立派な寺に出会って気分がよくなったよ。
県道282号を渡り、この細い道を下る。

金色の稲穂が広がる。

秋の気配を感じさせる空の色と雲だ。
このまま涼しくなってくれればいいんだけれど、また暑さが戻ってくるらしいよ。
