Randonneur旅日記

おじいちゃんの自転車一人旅
輪行サイクリングと
のんびりポタリング

房総半島の谷津道と秋元牧場           2017年7月8日土曜日

2017-07-13 11:25:05 | サイクリング・自転車旅
 湿度の高い暑い日が続いている。今日も暑くなるだろうな。
 自転車仲間のBさん、IWAさんと3人で、房総半島の谷津道を走ったんだ。道案内はもちろん、房総に詳しいBさんだよ。
 朝7時、道の駅八千代を出発。



 谷津道には街中では味わえない自然があり、また、車も少なく自転車で走るにはとても快適だ。楽しみだね。
 印旛沼へ続く新川沿いの谷津道だよ。まだ比較的新しい道だ。土曜日ということもあって、この時間はほとんど車が通らない。朝の風がとても気持ちがいい。



 県道263号の阿宗橋を過ぎると、谷津道もこんな風に変わった。いいねえ。



 花畑だ。その先にはラベンダー畑が見える。


 
 丘の上に、ユーカリが丘の建物が頭を出しているよ。



 手繰川沿いの谷津道だ。田んぼの緑がとてもきれいだね。



 総武本線の物井駅を過ぎ、谷津道は鹿島川沿いに移った。どこまで行っても谷津道の田んぼはきれいだね。



 県道53号・千葉川上八街線を横切るとこんな風景が現れたよ。雰囲気のある道だ。





 坂を下ると、ふたたびきれいな谷津田の風景だ。



 鹿島川沿いから離れ、県道129号・東金街道を横切って、野呂町というあたりのちょっとした上りだ。暑い日の上りはつらいね。



 きれいな新しい道だね。外房線土気駅が近い、八幡橋だ。



 これは県道132号沿いの谷津田の風景だ。



 県道128号をしばらく走って、県道をそれるとこんな道だ。車が来なくていいね。
 それにしても、ひざを痛めているはずのBさん、上り坂でもやけに速い。なんでも最近ジムに通って鍛えているらしい。その成果だろうか。



 秋元牧場の小道にはアジサイの花がきれいに咲いていたよ。





 そば畑に囲まれた「ながら長生庵」の屋根が見えてきたよ。冷房の効いた涼しいところで冷えた天せいろでも食べよう。





 そばの後は、IWAさんのすすめでちょっと足を伸ばして展望台へ行ってみたよ。谷津田と、そのはるかかなたの九十九里が一望できる。絶景の展望台だね。



 長生庵の屋根とそばの畑だ。



「まるで北海道のような風景ですね」
 と、IWAさん。



 ふたたび谷津道だ。気温はかなり上昇しているようだね。とても暑い。





 小湊鉄道の無人駅・上総川間だよ。乗降客の姿はなかった。こんな小さな無人駅に出会うと、なぜか旅情を感じてしまう。



 コトン、コトンと静かな車輪の音を残してゆっくりと遠ざかっていく。



 暑い、暑いと呪文のように唱えながらペダルをこいでいく。



 知る人ぞ知る上総久保の大銀杏だよ。いつか黄葉した姿を見てみたいね。
 IWAさんの説明によると、鉄道マニアの間では電車とコラボした写真を撮るのがいいらしい。



 あまりに暑いので、誰が言うともなく、この無人駅のホーム待合所で休むことにしたんだ。
 休み始めたら体がいかりを下ろしたようになってしまった。動くのが面倒になり、すっかりくつろぎ始めた。
 田んぼの風景もなんだかとても暑そうに見える。



 おや、トロッコ列車がやってきたよ。それほど多くはないが乗っていた乗客たちはみなカメラを構えている。不甲斐なく休んでいるわれわれの姿が写されてしまう。…いやいや、そんな心配は要らない。素敵な無人駅という被写体の邪魔になっているだけだろうから。



 暑さに負けて、すっかりペダルをこぐ意欲も気力も失せてしまった。
 全員意見一致で、ここから輪行で帰ることにした。トホホ。



 まだ午後2時前だが、こんなに早い時間に帰途につくというのも、それはそれでのんびりとしていていいもんだ。実に楽しい。
 1時間待ってやっと上り電車が来たよ。



 それにしても谷津道というのはいいね。自然があり変化があり冒険がある。谷津道をつないでつないで走っていると飽きることがないよ。
 谷津道を案内していただいたBさんありがとう。IWAさんお疲れ様でした。今日は今年一番の暑さだったようです。