Randonneur旅日記

おじいちゃんの自転車一人旅
輪行サイクリングと
のんびりポタリング

ハブとBBのベアリングをステンレス球に換えてみた    2016年2月26日 金曜日

2016-02-29 14:53:17 | 自転車いじり
 RADACのフロントとリアのハブをグリスアップする際に、ベアリング球を全てステンレスのものに換えたんだ。
 ハブは玉当りの調節が一発で決まるほど楽だったし、軸を指で回して見るととても軽く滑らかに回ったよ。もちろんガタもない。やはりベアリングの精度の違いだろうかね。

 
 さて、BBのほうはどうだろうか。ステンレス球に換えることで、果たして違いが出てくるだろうか。
 ベアリング球が並んでいるだけのハブとは違い、こちらはリテ―ナ―がついているよ。
          


 球の大きさはリアのハブと同じ1/4インチだ。思った通りリテ―ナ―はだいぶ傷んでいたね。一つ一つベアリング球を調べてみると、やはり小さなキズや虫食いが見つかる。
          


 自転車店をいくつか回ってみたが、1/4インチ9球のリテ―ナ―を置いている店が見つからなかった。3/16インチ球のほうはどこにでもあったが。…リテ―ナ―なしで玉数を増やして組もうかとも考えたが、さいわい東急ハンズで買うことができたよ。
          


 新しいステンレス球はひかり方が違う。
          


 ちょっともったいないけれど、リテ―ナ―からベアリング球を全て指で押し出す。こちら側から押し出すんだ。反対側から押し出すとリテ―ナ―が曲がってしまう。
          


 リテ―ナ―だけになったところへ、ステンレス球を一つ一つ押し込む。こんどはこちら側から。
          


 ステンレス球のリテ―ナ―ができあがったよ。なんだかワクワクするね。
          


 こちらは、球を換える前のリテ―ナ―だよ。
          


 さあ、これをたっぷりのグリスでBBに組み込むんだ。リテ―ナ―の向きを間違えないようにっと。
          

                         


 右ワンを付けて軸を通した。
          


 左ワンを付けた。
          


 玉当り調節も思った通り楽だった。ヌルット回ってガタがない。ハブほどではないが指で軽く回るよ。タンゲのカ―トリッジBBも軽く回るが、それに負けないくらいだよ。カップ&コーン式はやっぱりいいなあ。なんだかすごくうれしい。早速走ってみよう。ウシシ。
          

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5 コメント

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Unknown ()
2016-03-01 08:48:11
2 ヶ月ぶりのブログの更新ですね。
もう、房州では河津桜も満開を向かえ、菜の花との見事なコラボレーション。
おんもへ出たかったみーちゃんも、BBを取り替えたりして準備万端。 土筆や木蓮が、早くおいでよ待ちきれずに花を咲かせ丈を長くして、みーちゃんこと、みみさんを待ってますよ。
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Unknown (みみ爺)
2016-03-01 14:51:20
 Bさんたちが、「房州勝浦、官軍塚の桜」へ行っていた同じ日に、今年になって初めて輪行で出かけてきましたよ。Bさんたちが去年走った保田見林道をどうしても走ってみたくて。
 私は、上総湊から戸面原ダムを通り、大山千枚田、佐久間ダムと走って志駒川沿いに下り、保田見林道へ入りました。
 保田見林道を最後に持ってきたのはとても後悔しましたよ。アップダウンをだいぶ走ってきた爺さまの足には、さらにきついアップダウンの保田見林道は地獄の責め苦のようでした。もちろん地獄はまだ知りませんがね。
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Unknown (IWA)
2016-03-01 17:04:24
ご無沙汰しています。ハブとBBのベアリングを交換してグリスアップされるとはすごいですね。私は恐ろしくてさわれません。また、保田見林道に一人で行かれたのですか? あそこは厳しいですね。急に天候が悪化したり、パンク等万一のトラブルを考えると一人では躊躇してしまいます。今年はテントとシュラフを積んで走ってみようかと思っています。ゆくゆくは四国八十八か所を自転車にテントを積んで廻ってみようかと思っています。またよろしくお願いいたします。
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IWAさん、こちらこそご無沙汰してます (みみ爺)
2016-03-01 21:33:38
 四国八十八か所めぐりとは、みみ爺にはとても考えられない壮大な計画ですねえ。若いことは羨ましい限りです。私は、今年の5月で67歳になります。いつも、「ああ、もう先がない」とこぼすと、家内に「まだ67じゃないか、って考えなさい」とたしなめられます。なるべくそう考えるようにはしているんですが、ついついネガティブになってしまいます。IWAさんの計画がいつか実現することを祈っています。
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グローバル雲伯鉄の道 (元鉄鋼商事関係)
2024-12-03 02:19:40
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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