私の住んでいる団地では、月に1度、日曜朝9時から公園清掃がある。
近所の奥様連中は、「もう、朝起きて何もせず飛び出したのよぉ。朝ご飯すら食べられなくて・・・。」と言っているが、どういう訳か、化粧だけは完璧だ。
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私の住んでいる団地では、月に1度、日曜朝9時から公園清掃がある。
近所の奥様連中は、「もう、朝起きて何もせず飛び出したのよぉ。朝ご飯すら食べられなくて・・・。」と言っているが、どういう訳か、化粧だけは完璧だ。
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リサイクルショップに服を売りに行き、査定完了するまで店内をブラブラしてた。
子供服コーナーにかわいい幼女とお母さんが一組。とある靴を見つけ、幼女はつたない喋り方で「あ!○○のくっく!」と興奮してた。
お母さんは「そうだね、○○と同じ靴だね」と優しく返し、周りはほんわか。
幼女は「○○とオナニくっく!」「オナニ!」と連呼し始めた。
多分「同じ」という言葉だろう。お母さんは「シィー!」と言ったが幼女は止まらない。
「ママもオナニしよ!」「シィー!」「兄ちゃもオナニしてた!」「シ…」「みんなオナニする!オナニ!オナニ!くっくくっくオナニィィ!!」
お母さんは顔を真っ赤にして幼女を抱き逃走。駐車場からも「オナニィィ!」の声が響いた。
買取額は50円だった。
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塀の子
えー、ごくお古いおはなしで・・・・。
さるお旗本のお屋敷がナ、こう、となり合わせにございまして、この両家の下男と下女が、いつしか割りない仲となりました。
只今と違いまして、”不義はお家のご法度(はっと)”なんてことをいって、大変やかましい時代でございますから、逢瀬をたのしむなんてえことは容易じゃァない。
いろいろ考えたあげく、両家の境ンところに塀がある。その塀にナ、手頃な節穴がありますから、男のほうがコレを通して、双方その品物を接触し合っては楽しみにしている。
くわしくいえば、野郎のほうが、いきり立った長いのを、その穴からヌーッと出す。こっちのほうで、女のほうが自分の穴で、そいつをスポーッとうけとめるという・・・・。まァ、生活の知恵ですナ。
いつの時代でもそうですが、使用人てえものは、主人の用事なんぞで、そうそう自分の思い通りにはゆかないもので・・・・。
あるとき、打ち合わせの時刻にナ、突然お姫さまが、お庭の散歩に来合わせる。下女はびっくりして、あとへ下がりましたが、そんなことァ知らない下男は、いつものように、張り切った品物ォつん出して、今や遅しと待ちかまえる。
下女はアッと思ったが、もっとおどろいたのはお姫さまです。なンしろ、深窓育ちで、男のそんなものは、見たこともない。
「これ、あそこに生えている、あの異様なものは、なんじゃな?」
「ハ、ハイ、あれは・・・・」
こりゃァ、正直にいう勇気は出ませんから、くるしまぎれに、
「キノコの一種でございまして・・・・」
「キノコの一種? して名前は?」
「ハイ、木に生えるのはキノコでございますが、あれは塀に生えておりますゆえ、ヘイノコと申します」
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花ぬすびと
ある未亡人の家に押しいった賊が、よくよく、その女を見ると、なかなか捨てがたい風情なので、ムラムラッとなり、行きがけのだちんとばかり、失礼して、立ちさろうとすると、未亡人が、
「泥棒・・・・」と一声。
賊はふりかえって、
「なんだ!」
「こんど、いつきてくださる」
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殿さま、家来をひそかに呼び、
「おれは、くだんのやりかたを知らぬが」
と、おおせければ、
家来 「では、ご指南もうしあげましょう」
「そんなら教えてくれ」
家来 「さようならば御前は恐れながら、物かげよりごらんあそばしませ」
と、屏風を立て、その陰に殿おすわりあり、屏風のこちらにて、十四,五なるお腰元を呼びだし、御意なりと言い聞かせて、殿に見えるようにいたせど、まだはじめてのことゆえ、思うようにならず、たびたび指につばをつける。
・・・殿つくづくごらんあって、
「なにもかも知れたが、ときどきひろって食うものはなんじゃ」
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子供「桃太郎ってどこから生まれたの?」
母「モモとモモの間からよ」
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山小屋で遭難した男女の会話
「私たちもうダメね、食料もつきてしまったわ」
「まだ、ソーセージと赤貝があるじゃないか」
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むかし、山ざとにくらしているおじいさんが、
「生きているうちに、一度、京のまちをけんぶつしたいもんじゃ」
と、おもっていました。
家のひとたちはそれをしって、おじいさんを、京都へのたびに出してやることにしました。
「いいかい、おじいさん。京のまちは、家のつくりがどこもにていますからね。宿を出るときには、ちゃんと、めじるしをつけていきなされや。そうせんと、宿にかえりつけんでな」
「わかった、わかった。しんぱいいらんわい」
おじいさんは、のんびりとたびをして、京のまちの宿につきました。
さっそく、宿のおかみさんに、
「この近くで、けんぶつするようなところはないかのう?」
と、たずねると、
「新しい、きれいな橋がかかりまして、たいそうなひょうばんでございますえ。おきゃくさんも、ごらんになられませ」
とのこと。
おじいさん、橋のけんぶつに出かけることにしました。
「そうそう、めじるしをわすれてはいかんな。えーと、何かめじるしになるものは」
外に出てながめると、宿屋のにわ先に、大きな犬が一ぴき、ねています。
「よし、あの犬をめじるしにすればよい。にわ先に、大きな犬がねそべっている宿屋。これをおぼえておけば、まちがいなくもどれる」
おじいさんは、橋をけんぶつしました。
赤いらんかんのみごとな橋。
さすがは京のまちです。
ついつい感心しているうちに、日がくれてきました。
「さて、宿屋にもどって、ばんごはんをいただこう」
おじいさんは、たしかこのあたりと、けんとうをつけて、帰ってきました。
ところが、にわさきで犬のねそべっている宿屋が、どうしてもわかりません。
犬は、どこかへ遊びにいってしまったのでしょう。
「おーい、どこじゃ」
夜どおしさがしても、みつかりません。
とうとう、夜があけてしまいました
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夕立屋
ある道具屋の主人が、ぶつぶつ言いながら店先のほこりをたたいていました。
「毎日毎日、こう日照り(ひでり→雨が何日もふらないこと)が続いては、風の吹くたびに大事な売り物にほこりがかかってかなわんわ」
するとちょうどそこヘ、水売りがやって来ました。
「夕立(ゆうだち→夕方、急に曇って来て激しく降る大粒の雨)ー。夕立ー」
これはちょうどよいと、主人は水売りを呼び止めました。
「おい、夕立屋」
「へえ、これはご主人。いつもごひいき、ありがとうございます」
「そっちのかどから、こっちのかどまで、たっぷりと降らせてくれ。いくらだ?」
「えーと。それなら五十文(→千五百円ほど)に、おまけいたします」
「そうか。まけろとはいわんから、たっぷり降らせてくれ」
「へえ、かしこまりました」
その時、娘が出てきて言いました。
「わたしにも、三文(九十円ほど)ほどくださいな」
「へえ、おじょうさま。しかし三文ばかりの夕立。なんになされます」
すると娘は、きれいに花を咲かせた小さな鉢(はち)をさし出して言いました。
「この桜草(さくらそう→多年草のかわいい植物)にやります」
♪ちゃんちゃん
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【 夜回り 】
裏町の六軒長屋のどんづまりに、貧乏浪人が住んでいた。
冬になって、夜番のじいさんが火の用心をふれて回るが、奥のほうまでは
億劫がってたってこない。
浪人は、それが癇に障って、毎晩いらいらしていたが、今夜こそつかまえて
講じこんでやろうと、刀を引き寄せて待っていると、案の定二、三軒先で
引っ返すらしい。
そこで、裸足で飛び出して、怒鳴った。
「やい、この不届き者。なぜ、わしの家に来んのだ。いかに痩せ浪人でも
火事ぐらいは出せるのだぞ!」
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【 かごや 】
「吉原土手まで、いくらで行ってくれる」
「二百文ください」
「よし、早くかごを持って来い」
客はすぐ かごに乗って 「急ぐんだからな、とっとと突っ走ってくれ」
「ですが、道が悪いんで、そんなに早くやれませんよ。三枚なら早いんですが」
「三枚とは何だ」 「三人で、かつぐんです」
「三人なら早いか」 「そりゃ、早いですよ」
「よし、それなら わしがおりて、三人でかつごう」
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【 彼岸 】
「お彼岸たぁ なんのこったろう?」
「彼岸か、それなら 今朝 棚の上で見たよ」
「棚の上で? へぇ どんな恰好だったよ」
「まぁ、一口に言えば ネズミだな」
「ネズミ? まさか」
「そうだよ、俺がぶちころそうとしたら ばあさんが彼岸だから よせと言ったもの」
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番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)
ここはあの有名な、番町(ばんちょう)、青山播磨(あおやまはりま)の古屋敷(ふるやしき)です。
古井戸(ふるいど)から美人のお菊(きく)の幽霊(ゆうれい)が現れるというので、毎晩毎晩、大変なにぎわいです。
そのうちに、夜泣きそばに、だんご屋、おでん屋までが店を出すというしまつ。
さて、ある晩の事。
見物人(けんぶつにん)は、今か今かと幽霊が出るのを待っていました。
じこくは、草木もねむるうしみつ時です。
どこからか青い火が出てきたかと思うと、井戸の中からスーーッと、お菊の幽霊が現れました。
「いよう、お菊さーん」
「待ってました」
「しっ。静かに、静かに、静かに・・・」
みんなは耳をそばだてて、お菊の声を待ちました。
「・・・一まい、・・・二まい、・・・三まい」
いつものようにお菊の幽霊が、細い震える声で皿を数え始めました。
みんなはガタガタと震えながらも、お菊の美しい声に聞きほれていると、いつもは九まいで終わるはずの声が、
「・・・十まい、・・・十一まい、・・・十二まい」
と、続いて、やがて、
「・・・十八まい。」
と、そこまで数えてから、スーッと井戸へ消えようとします。
見物人は、あわててお菊の幽霊に声をかけました。
「ちょっと、お菊さん。待ってくれ」
「今晩は、いつもより、数える数が多くないか?」
「おまけですかい?」
するとお菊の幽霊は、さびしく笑って言いました。
「実はかぜ気味なので、明日の分まで数えました」
♪ちゃんちゃん
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幽霊(ゆうれい)の命もこれっきり
夕涼みに来た若者たちが、集まって話していました。
「何でも西寺(さいじ→京都)の墓地から、幽霊(ゆうれい)が出るんだってな」
「おお、そうよ。みんな怖がって、近頃は人っ子一人、通らぬそうだ」
すると、力自慢の男が言いました。
「幽霊ごときで情けない。おれが行って、退治してくれるわ」
「退治って、大丈夫か?」
「大丈夫。任せておけ」
男はポンと胸をたたくと、お酒を一杯ひっかけて出かけました。
墓地についた男は大きな墓石(はかいし)のかげで、幽霊が出るのを今か今かと待ちました。
するとうわさ通り、夜中になると、
♪ ヒューッ、ドロドロドロドロー
と、墓石のすき間から幽霊が出てきて、ふらふらと墓地のはずれの方へ出かけていきます。
「いまだ!」
男は用意してきたねん土を取り出すと、幽霊が出てきた墓石のすき間に押し詰めて、また墓石のかげに隠れました。
しばらくして幽霊は戻ってきましたが、墓石のすき間がなくなっているので墓に戻ることが出来ません。
♪ヒューッ、ドロドロドロドロー
♪ヒューッ、ドロドロドロドロー
幽霊は何度もためしましたが、どうしても墓に戻ることが出来ません。
やがて一番どりが鳴き始めると、幽霊はへなへなとしゃがみ込んで言いました。
「ああ、わたしの命も、もうこれっきりだ」
♪ちゃんちゃん
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ひとえの幽霊(ゆうれい)
いつも負けるくせにばくち(→かけごと)の好きな男が今日も負けて、ふんどし一つの丸裸で帰ってきました。
「へっくしょん! ああ、寒くてしょうがねえ。何か、着る物はねえか?」
それを聞いて、奥さんが涙を浮かべて言いました。
「あるもんですか! 家の物はみんな、お前さんがばくちですってしまったんですよ!」
「まあ、そう言うな。それよりおめえ・・・」
男は奥さんの着ている物をながめました。
そまつですが、うらのついた合わせの着物を着ています。
「おい、その着物をほどいて、うらとおもての二枚にしろ。そして一枚を、おれにくれ」
男に言われて、奥さんはしぶしぶ合わせの着物をほどくと、男にうらを渡しました。
「お前さん、お願いだよ。もうばくちは、やめておくれよ。この寒いのにひとえの着物では、本当に死んでしまうよ。もし死んだら、幽霊(ゆうれい)になって化けて出てやるからね」
おかみさんは、うらめしそうに言いました。
それから間もなく、おかみさんは本当にこごえ死んで、男のまくら元に化けて出ました。
「うらほしやあー」
「着物の、うらほしやー」
♪ちゃんちゃん
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